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【コンビニレジ袋有料化】課題と対策 ミニサイズエコバッグ作り方の手順も解説

先日、原田義昭環境相が記者会見で表明した「レジ袋削減」に関する発言が、大きな話題となっています。

スーパーなどで商品を持って帰る際に使うプラスチック製の「レジ袋」の無料配布を禁止する法律をつくるというのです。

レジ袋削減の背景とレジ袋にかわるエコバッグについて触れてみましょう。

「海洋プラスチックごみ」が世界中で問題化

G20でプラごみへの取り組みをアピールしたい日本

法令制定を急ぐ背景に、「海洋プラスチックごみ」が世界中で問題化していることがあります。

また、欧州や日本などから積極的に廃プラスチックや古紙などの資源ごみを輸入していた中国が近年輸入禁止に踏み切ったこともあり、日本のプラごみは行き場を失っています

日本は国民1人あたりのプラ容器包装廃棄量がアメリカに次いで世界2位です。

それにもかかわらず、昨年6月に開催されたG7では「海洋プラスチックごみ憲章」にアメリカと日本が署名をせず、国際的に批判を浴びました。

今月末に日本が議長国となって開催するG20で、プラごみ削減の率先した取り組みをアピールして汚名返上したいという狙いも、今回のレジ袋に関する表明から見てとれます。

2020年度中にレジ袋無料配布を禁止に

レジ袋の無料配布を原則禁止にする法律は、2020年度中に整備することが目標とされています。

環境省が実施した調査によると、現在、全国47都道府県のすべてでレジ袋削減に関する何らかの取り組みが行われています。

レジ袋削減に関して先進的に取り組んでいる富山県では、2008年から県内全域のスーパーでレジ袋の無料配布を取りやめています。

スーパーでのレジ袋有料化は10年程前から見られるようになり、今ではかなり浸透してきました。

エコバッグを持参して買い出しに行くのは、多くの人々の間で定着してきたと言えるのではないでしょうか。

コンビニレジ袋有料化課題と対策

コンビニレジ袋有料化に際しての課題

今回の環境相の表明で注目すべき点は、以下です。

「無料配布禁止の対象は、プラ製レジ袋を使う全ての小売り事業者」

この「全て」という範囲にマイバッグの普及が厳しいのではないかと思われる小売店コンビニです。

レジ袋削減先進県の富山でさえ、無料配布とりやめの範囲はスーパーにとどまっており、コンビニではレジ袋の無料配布が他県同様なされています。

計画的に数日分の食料を買い出しに行くスーパーと違い、コンビニは基本的に「衝動買いの場所」です。

コンビニで買ったものを持ち帰る袋が有料になると、次のような問題点への対処を考えねばなりません。

1. 衝動的な買い物を控える人が多くなる。

2. お弁当やおでんなど、その形状によっては手持ちのバッグでは持ち帰りにくいものもある。

3. 食べたあとの弁当容器を捨てる際にレジ袋が必要とされている側面がある。

4. コンビニサイズのエコバッグがあまり販売されていない。

24時間営業問題でただでさえ苦境に立たされているコンビニにとって、レジ袋有料化はますます悩ましいテーマとなりそうです。

コンビニ用ミニサイズエコバッグを試作

普段から節約を意識している消費者は、コンビニの袋が有料になるとスーパー同様にエコバッグを持参しなければなりません。

ところが、前述の4.で触れた通り、いま流通しているエコバッグはスーパーでの買い物を想定したサイズがほとんどで、コンビニでの少量の買い物袋として使うには大きすぎます。

楽天やAmazonでコンビニ用のミニサイズのエコバッグを探してみましたが、ジャンルとしてまだ確立していない印象です。

売っていないなら作ってみようと思い立ち、家にあった古布で試作しました。

ミニサイズエコバッグ作り方の手順

材料:使わなくなったカフェカーテン

型紙:コンビニでもらったミニサイズのレジ袋

二つ折りした布の上にレジ袋を、持ち手が布の輪の部分(画像の水色〇印の部分)と重なるように置きます。

余り布を使ったのでサイズが合わず少々持ち手が短くなってしまいましたが、許容範囲です。

レジ袋は内側に「マチ(画像の赤い線の部分)」をとっています。

コンビニレジ袋1、2

「マチ」の分だけ側面を膨らませ、鉛筆で型どりしたら、線に沿って布を裁ちます。

裁断したら裏表にして、脇を縫い合わせていきます。

今回は念のため持ち手部分にもほつれないようジクザクミシンをかけました。

ミニエコバッグ試作ミシンがけ完成

面倒な場合は省略してもよさそうです。

縫い合わせた袋を表にかえすとこのようになります。

試作したミニエコバッグで実際に買い物

今度は、この手作りのコンビニ袋を持って、実際にコンビニへ買い物に行ってみました。

お弁当や飲み物はちゃんと入るのでしょうか。

サラダと500mlのペットボトル飲料を入れてみますと、ちゃんと入りました。

また、もう少し大きいパスタとペットボトルの組み合わせも大丈夫でした。

ミニエコバッグでコンビニで買い物

持ち歩いた感覚もレジ袋と同様の安定感があります。

万が一汚れてしまっても布製エコバッグなら洗えます

レジ袋が全面禁止されたら、コンビニ用のミニサイズのエコバッグも、世にもっと流通するのではないでしょうか。

レジ袋が要らないなら申し出る

コンビニにはスーパーのようなサッカー台(買ったものを袋に入れるためのテーブル)がないので、エコバッグを持参したらレジでさっと詰めなければなりません

そんなにたくさんの商品を買うことはないので、モタモタして後ろの列を気にするようなことはないと思います。

しかしエコバッグを持参している人はほとんどいないので、慣れるまでは少々緊張しそうです。

実際に、コンビニが配布しているレジ袋にも「ご不要な方はお申しつけください」と書いてありますので、堂々と使っても大丈夫です。

コンビニのレジ袋が有料になっても、常連客はあまり気にしないかも

普段から節約を意識している人は、そもそもふらっとコンビニには行きません。

スーパーと比較すると割高な価格設定が多いからです。

コンビニでレジ袋が有料になれば、節約家はますますコンビニから足が遠のくかもしれません。

しかし、普段からコンビニを利用している人はレジ袋の数円をさほど気にしない可能性もあります。

2020年のレジ袋全面禁止後、人々の消費はどう変わるのか、注目していきたいと思います。(執筆者:石田 彩子)

この記事を書いた人

石田 彩子 石田 彩子(いしだ あやこ)»筆者の記事一覧 (66)

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。
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