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【不動産オーナー加入必須】「施設賠償責任保険」はコスパ良し 年間保険料1,000円~数千円で補償額1億円

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【不動産オーナー加入必須】「施設賠償責任保険」はコスパ良し 年間保険料1,000円~数千円で補償額1億円

不動産に関する保険と聞くと、火災保険や地震保険はみなさん聞き馴染みがあるかと思いますが「施設賠償責任保険」もあります。

賃貸経営に大ダメージを与える程の損害を補填でき、保険料も安いため、必須と言えるほど加入を強くおすすめしたい保険です。

私も全物件で加入しています。

今回は施設賠償責任保険についてご紹介していきます。

施設賠償責任保険とは?

ガラスが割れる

施設賠償責任保険とは、建物や設備の欠陥や不備により、他人にケガや他人の物を壊してしまった場合の損害賠償額を補償してくれる保険のことを言います。

似た名前の保険で個人賠償責任保険がありますが、こちらは「個人」が他人に損害を与えた場合の保険ですが、施設賠償責任保険は建物や設備などの「施設」が損害を与えた場合の保険といった違いがあります。

例えばですが、階段や廊下の手すりなどが錆びていたり不具合により崩れてしまい入居者が大怪我をした、亡くなってしまった…といったケースが発生したとしましょう。

物件の所有者であるオーナーは損害賠償の義務が発生しますが、生命の危機にまで発展してしまった事故の場合、賠償額は数千万円~1億円を超える賠償命令が出ることもあります。

所有している物件を全て売却したとしても、なかなか払いきれる額ではありません。

こういったリスクを回避するために活用したいのが施設賠償責任保険です。

支払いの対象となる事故例

≪画像元:三井住友海上(pdf)≫

保険料がとても安い

施設賠償責任保険の加入方法としては、

・ 火災保険の特約として加入する

・ 施設賠償責任保険単独で加入する

の2つが考えられます。

建物面積や保険会社ごとの補償内容にもよりますが、1棟アパートであれば補償額を1億円に設定した場合でも、1年間の保険料は1,000円~数千円程度と安い保険料で加入することが可能です。

さらに希望があれば補償額を5億円程度まで引き上げることもできます

また、保険金で支払われるのは損害賠償金だけでなく、

・訴訟費用、弁護士費用

・求償権の保全等さらなる損害を防ぐために掛かった費用

・事故発生時の応急手当等の費用

なども含まれており、安価な費用で、他人へ損害を与えてしまった際の様々なリスクに備えることができるコストパフォーマンスの良い保険です。

万一のために定期点検と修繕、保険への加入を

保険だけでなく、普段から安全のために定期的な物件の点検や修繕も大切です。

しかし、それでも万が一の不測の事態が発生することを完璧に防ぐことはできません。

ぜひ施設賠償責任保険に未加入のオーナーは、すぐにでも加入を検討してみてください。(執筆者:菊池 悠介)

《菊池 悠介》
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菊池 悠介

菊池 悠介

不動産賃貸業(不動産投資)とインターネットビジネスを中心とした会社を経営しています。元不動産売買仲介会社の営業マンとして6年程勤務していましたので、実務や知識・裏話など幅広くお話していきたいです。専門用語も多い分野ですので「誰にでもわかりやすく」を心がけて執筆していきます。 ≪保有資格≫宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、賃貸不動産経営管理士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、日商簿記2級 寄稿者にメッセージを送る

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