金融庁が「95歳まで生きるには、夫婦2人で約2,000万円が必要」と試算したこともあり、資産運用に興味を持つ方が増えているようです。

老後資金としては、「つみたてNISA」や「iDeCo」の活用が一般的ですが、企業から商品をもらったり、サービスを受けたりできる「株主優待」も、資産運用の方法として人気があります。

株主優待を得るには、権利確定日と呼ばれるあらかじめ決められた日に、株を保有している必要があります。

権利確定日は株の銘柄によって異なりますが、9月は、1年のうち2番目に株主優待の権利が確定する銘柄が多い月です。

そこで今回は、9月に権利が確定するものの中から、初めて株を購入する方にも検討しやすい「5万円以下」で買える、筆者お気に入りの銘柄をご紹介します。

9月権利確定銘柄「5万円以下」の5社

1. 山喜(3598)

紳士用のシャツなどを販売している山喜

≪画像元:山喜株式会社

優待獲得株数:100株以上
権利確定月:3月、9月
優待獲得最低額:2万1,100円
優待内容:年2,000円~相当の買い物券など

紳士用のシャツなどを販売している山喜は、100株の保有で、商品購入に使える1,000円相当の買い物券が年2回もらえます。

400株以上取得すると、買い物券が2,500円分になり、さらに2,500円相当のオーダーシャツ割引券ももらえるので、お得度が増します

買い物券は直営店だけでなく、ショッピングサイトでも利用可能なので使い勝手が良いです。

わが家では夫の仕事用のシャツを買ったり、ネクタイや靴下などの小物を買ったりするときに利用しています。

2. RIZAPグループ(2928)

減量ジムでおなじみのRIZAPグループ

≪画像元:RIZAPグループ

優待獲得株数:100株以上
権利確定月:3月、9月
優待獲得最低額: 2万6,900円
優待内容:カタログ掲載商品と交換できるポイント(年4,000ポイント~)付与

減量ジムでおなじみのRIZAPグループ。

100株保有することで、年2回、株主優待ポイントが2,000ポイントもらえます。

ポイントに応じて、RIZAPの各種商品が選べるカタログの中から、好きなものを選べます

カタログの商品は、ジムの割引、ゴルフ用品、栄養食品、スキンケア用品、ファッション小物など幅広く、毎回優待カタログが届くのを楽しみにしています。

なお、最大3年間ポイントを積み立てることができるので、数年待って多くのポイントが必要になる高額商品をねらうこともできます

筆者は前回の優待で、積み立てていたポイントを使い、ミニトースターと発酵フードメーカーをいただきました。

購入するとどちらも5,000円ほどする品なので、家計の節約にとても役立っています。

3. ビーアールホールディングス(1726)

橋梁工事を中心に手がけている建設会社

優待獲得株数:100株以上
権利確定月:3月、9月
優待獲得最低額:3万3,700円
優待内容:クオカード(年1,000円相当~)

橋梁工事を中心に手がけている建設会社、ビーアールホールディングス。

100株保有すると、年2回、オリジナルクオカード500円分がもらえます。優待利回りは3%ほどと、クオカード優待銘柄の中でも高水準です。

クオカードはコンビニエンスストアや書店などで広く使えるので、無駄にならない点もうれしいです。

ただし株主優待がもらえるのは保有期間1年以上の株主のみなので、長期保有を前提とした購入がおすすめです。

4. はせがわ(8230)

仏壇・仏具の小売専門店

≪画像元:はせがわ

優待獲得株数:100株以上
権利確定月:9月
優待獲得最低額:3万9,600円
優待内容:カタログ掲載商品(1,000~1,500円相当)

仏壇・仏具の小売専門店、はせがわ。

100株保有すると、カタログギフトの中から好きな商品を選択してもらえます。

商品は、主にはせがわの創業の地である福岡を中心とした、九州にゆかりのある企業の商品や地域特産品です。

商品は1,000円~1,500円ほどのもので、ドレッシングのピエトロや、ラーメン、お菓子などから選べます

筆者と夫は九州出身ということもあり、優待で地元の特産品をいただけるので、家族で毎回楽しみにしています。

なお、こちらの銘柄も優待獲得には1年以上の継続保有が必要です。

5. ヤマダ電機(9831)

ヤマダ電機の株主優待

≪画像元:ヤマダ電機

優待獲得株数:100株以上
権利確定月:3月、9月
優待獲得最低額:4万7,900円
優待内容:優待割引券(年3,000円~)

家電量販店最大手のヤマダ電機。

100株保有すると、500円分の優待割引券を1年で6枚もらえます。

合計1,000円(税込)以上につき、1,000円ごとに1枚(500円)の優待券が利用可能です。

食料品や日用品の購入にも利用できるので、とても使いやすい優待です。

なお、1年以上保有すると追加で年4枚、2年以上保有すると追加で年5枚優待券がもらえるので、長期保有が圧倒的にお得です

9月の優待銘柄獲得はお早目に!

株主優待銘柄は、権利確定日が近づくと優待目当てで購入する人が多くなり、株価が上昇する傾向があります。

そのため、9月になってから購入するのではなく、7~8月中の購入を検討するのがおすすめです。

株主優待を始めてみたいという方は、まずは5万円以下で購入できる銘柄から探してみてください

※株価などの数値やその他の情報は記事執筆時点のものです。購入時には情報が異なる場合もあるため、ご自身でご確認の上、自己責任での投資をお願いいたします。(執筆者:AFP、2級FP技能士 青海 光)