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光熱・設備費込み月4万円~で、全国の住みたい場所に「ちょっと」住んでみる 「ADDress」の魅力とデメリット

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光熱・設備費込み月4万円~で、全国の住みたい場所に「ちょっと」住んでみる 「ADDress」の魅力とデメリット

2019年4月からサービスを開始した「ADDress」は、「定額制で住み放題」という住宅のサブスクリプションサービスです。

シェアハウスと非常に似ていますが、こちらは「多拠点居住」という、少しずついろいろな場所に住む新しいスタイルです。

日本全国を放浪してもよいですし、自宅は残して旅行気分で利用するのにもリーズナブルなサービスではないでしょうか。

この記事では、新しいライフスタイルを提供する住宅のサブスクリプションサービス「ADDress」をご紹介します。

なお、本記事の情報は2019年7月17日現在のものです。

価格や条件、拠点数等は随時変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

住宅のサブスクリプションサービスADDress

≪画像元:ADDress

住みたい場所に「ちょっと」住んでみる

拠点となっているのは、空き家になった一戸建てや使われていない別荘などを整備した物件です。

1軒まるごとがADDressの拠点になっているところもあれば、シェアハウスやゲストハウスと提携して一角だけが拠点になっているところもあります。

国土交通省によると2013年時の空き屋数は全国で820万戸です。

このサービスが空き家問題解決に一石を投じるかもしれません。

・ 移転や移住を考える人が事前にその地域の雰囲気を知るために利用する

・ 移住とまではいかずとも日常を違った場所で過ごしてみたい人

・ 身軽に各地を旅行し続けたい人

にはもってこいのサービスです。

仕事の都合さえつけば移動しながら暮らし続けることも可能です。

どんなところに泊まれるの

物件は築120年の古民家からモダンな1軒家までいろいろなタイプがあり、立地も海辺や森の中などさまざまです。

露天風呂やライブラリー、コワーキングスペースがついているところもあり「住んでみたい!」と思うものばかりです。

家具家電をはじめ、設備がそろっていますので「手ぶらで行っても住める」気軽さも人気の秘密なのだといいます。

一緒の拠点に暮らす会員同士の交流もでき、単なる旅行では叶いにくい「地域とのふれあい」も「暮らす」とこによって実現します。

現在は東京、神奈川、千葉などの関東圏を始め、北海道、徳島、大分など全国に16拠点あり、2019年度中には全国に50拠点オープン予定だそうです。

露天風呂つきのところも

誰でも簡単に泊まれるのか、費用はお得なのか

ADDressの魅力は、なんといってもその価格です。

会員になれば、月契約なら1か月5万円(税別)、年間契約なら1か月4万円(税別)から全国の拠点を利用できます。

敷金や礼金も要りませんし、電気、ガス、水道などの公共料金、ネット回線料などが料金に含まれています

キッチンやバス、トイレなどは共有です。

家具や家電は備え付け、シャンプーやタオルなどは現地にあるものを利用できます。

旅行の宿泊代だと思えば非常にお得ですし、年間で契約すれば、

(4万円 × 12か月 × 消費税8%)÷ 365 = 約1,420円/日

です。

まずは会員になる必要がありますが、会員募集は常時ではありません

2019年7月17日現在はクラウドファンディング「Campfire」で募集されています。

会員登録には、賃貸借契約のための事前審査があります。

審査を通った会員だけが利用することで、ホテルや旅館とは違い不特定多数の人が拠点に出入りすることがありません

クラウドファンディングCAMPFIREで募集

≪画像元:CAMPFIRE

デメリットだと思われる点

 
拠点の予約は専用サイトで行うのですが、「多拠点居住」サービスなので、同じ物件には最長7日間までしか連泊できません

予約をしなおせば継続できるようですが、満室なら他を探す必要があります。

拠点を気に入っても、ずっと住み続けられないのはデメリットと言えるかもしれません。

また一度に予約できる日数上限は14日間なので、常に予約し続けなければならないようです。

その地域に滞在したいと思ったときに複数の拠点があればよいですが、予約が取れなくて移動を余儀なくされることがあるとしたら少々面倒です。

多様なライフスタイル、非日常体験

暮らし方も多様化している中、旅行が好きな人、好奇心旺盛な人、日常に飽きている人にはピッタリのサービスではないでしょうか。

「ADDress」で旅するように暮らしてみませんか。(執筆者:那波 りよ)

《那波 りよ》
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那波 りよ

ママフリーライター 浪費と節約の間でゆれ動きつつ、日々「コスパ」をキーワードに生きたお金の使い方を模索中。ついつい安価なものを揃えがちな生活から、「価格」ではなく「満足度」をものさしにする生活への脱皮を目指しています。娘は「これ買って」とねだるのではなく、その商品があればいかに自分が幸せな気持ちになれるかを訴えるようになりました。(苦笑) 寄稿者にメッセージを送る

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