【米国株投資】大手証券会社が手数料を大幅引き下げ 有利な条件で売買することが可能に

今回は、なぜ大手証券会社が米国株の売買手数料を大幅に引き下げてきたのか、米国株の魅力について解説していきたいと思います。

米国株の売買手数料を 大幅に引き下げ

なぜ大手証券は手数料を引き下げたのか

近年、ネット証券での株式売買手数料は非常に安くなっており、投資信託でも無手数料で買える銘柄が増えてきました。

金融庁からも手数料の透明化が促されており、各金融機関も今までのように高い手数料を取りながら頻繁に売買を促すことが難しくなってきました。

こういった中、とうとうネット証券で米国株の売買手数料が大幅に引き下げられることが発表されました。

これは、ソフトバンクのビジョンファンドが世界のユニコーン企業に投資している影響などもあり、米国株に注目する投資家が増えてきたため手数料を安くしても十分な収益を確保できるようになったからです。

しかし、ネット以外の証券会社にとって米国株の取引手数料は貴重な収入源であるため、それが大幅に引き下げられると発表された際には衝撃が走りました

手数料引き下げは個人投資家にとってチャンス

個人投資家のチャンス

米国株は、証券会社が売買価格を仕切る「店頭取引」と直接注文を発注する「委託取引」のどちらかを選択して売買することができます。

両取引とも国内株式よりも手数料は割高であり、店頭取引に関しては委託取引の倍以上の手数料を支払う必要があるため、短期的に利益を出せませんでした

しかし、今後はその手数料がほとんどかからなくなるため、今まで参入を見送っていた個人投資家にとってはチャンスとなります

過去の歴史を振り返っても、株価が急落した際に最初に値を戻すのは米国株であり、リーマンショック以降もNYダウは上昇を続けていることから、日本株以上に注目されてくるものと思われます。

店頭取引を有効に活用しよう

店頭取引」とは、前日の米国株式市場の終値もしくはアフターマーケットの終値を基に証券会社が独自に売買価格を決定する取引法です

例えば、ある株の終値が100ドルであり、売買手数料が2%だったとすると、買値102ドル、売値98ドルで売買できます。

通常、店頭取引は委託取引より手数料が割高なためあまり利用されません

しかし、この価格決定後に株価を大きく動かすニュースが入ってきた場合、価格はすでに決定されているので、より有利な条件で売買することが可能です。
 
この取引法は日本株にはないため、手数料が変わらなくなった現在では、米国株を売買する方が効率が良くなったといえます。(執筆者:白鳥 翔一)

この記事を書いた人

白鳥 翔一(しらとりしょういち)»筆者の記事一覧 (7)

大学院にて化学を専攻し、現在某証券会社にて働いている現役の証券マンです。周りに流されない独自の投資理論で営業活動をしており、そこで得た経験を生かしてライターとしても活動しています。
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