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【関東近郊の工場・施設見学】人気商品の背景を楽しくリーズナブルに学ぼう! おみやげありの施設も多数

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【関東近郊の工場・施設見学】人気商品の背景を楽しくリーズナブルに学ぼう! おみやげありの施設も多数

普段なにげなく使っている商品には、当然それが作られた工程や歴史があります。

「工場・施設見学」は、製造ラインや商品が作られてきた歴史などを一般に公開して楽しんでもらおうという取り組みです。

何よりものメリットは無料、もしくは非常にリーズナブルな料金で参加できるということ。

見学だけでなく、試飲や試食、おみやげがもらえる施設も少なくありません。

今回は関東近郊のオススメな見学施設をご紹介します。

目次

オープン前から予約が殺到! 新宿中村屋「中華まんミュージアム」(埼玉県入間市)

新宿中村屋の中華まんミュージアム

≪画像元:中華まんミュージアム

2019年1月にオープンした新宿中村屋が運営する「中華まんミュージアム」。

オープン前から注目されていた施設で、なかなか予約が取りにくい人気のスポットとなっています。

アンパンマンでおなじみのやなせたかしさんが描いたキャラクター「ニック」と「アン」が中華まんの秘密を教えてくれるシアター、工場見学、展示やタッチモニター式のゲーム、ほかほかの肉まんの試食などが楽しめます。

案内時間:10時30分~、14時30分~(1日2回)
所要時間:約90分
休館日:水曜日、木曜日、年末年始、夏期工場休業期間(5/1~8月中旬予定)
入場料:無料
案内人数:各回20名(最少遂行人数2名)
注意事項:完全予約制となっていますので、事前にWEBから申し込みを行ってください。
予約は先着順で、見学実施日60日前から受け付けています。

無料バイキングや足湯まで楽しめる「こんにゃくパーク」(群馬県甘楽郡)

群馬県の「こんにゃくパーク」

≪画像元:こんにゃくパーク

世界遺産に登録された富岡製糸場からほど近い場所にある、こんにゃくが主役のテーマパークです。

迫力ある工場見学、さまざまなこんにゃくメニューが味わえる無料バイキング、新鮮な地元の野菜や果物が並ぶフーズマーケット、足の疲れを癒してくれる4種類5か所の足湯も人気です。

また有料ではありますが、こんにゃくの詰め放題や手作りこんにゃく体験なども楽しめるようになっています。

開園時間:9時~18時(最終受付は17時)
工場見学ゾーン → 土日は機械の稼働が休みのため、映像やパネルのみの案内となります。
入場料:無料
詰め放題:こんにゃくの詰め放題 500円
手作り体験:手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験コース 大人800円 子ども400円
こんにゃくカラーマジック体験コース 大人500円 子ども250円
手作りこんにゃく体験コース 大人1,000円 子ども500円
注意事項:いずれの手作り体験も小学校1年生以上が対象、前日までの予約が必要です。

3つの見学コースが用意されている「味の素 川崎工場」(神奈川県川崎市)

川崎の「味の素 川崎工場」

≪画像元:AJINOMOTO

京浜急行「京急川崎駅」から大師線に乗り「鈴木町駅」で下車、徒歩1分の場所にあるアクセスの良い施設「味の素 川崎工場」。

味の素商品の製造工程が見学できる以下の3つのコースが用意されています。

(1) 工場見学、かつお節削り体験、「ほんだし」を使ったおにぎりの試食ができる「ほんだし」コース

(2) 製造工程をリアルなジオラマで紹介、包装工場の見学や瓶封入体験、うま味体験が用意されている「味の素」コース

(3) 工場見学、うま味体験、そして調理や試食にもチャレンジできる「Cook Do」コース

見学実施日:月~土曜日(年末年始、工場の指定休日を除く)
所要時間:各コースとも約90分
対象年齢:「ほんだし」コースは年齢制限なし、「味の素」コースは小学生以上、「Cook Do」コースは小学5年生以上となっています。
入館料:無料
注意事項:見学には事前予約が必要です。
受け付けは見学希望日の2か月前の1日から希望日の4日前までで、WEB上で空いている日程や時間帯を確認できます。
また1階のみ(シアターを除く)の見学であれば、予約がなくても入場可能です。

子どもも大人も楽しめる「カップヌードルミュージアム横浜」(神奈川県横浜市)

横浜のカップヌードルミュージアム

≪画像元:カップヌードルミュージアム横浜

「創造的思考=クリエイティブシンキング」をコンセプトに誕生したカップヌードルミュージアム。

小麦粉からチキンラーメンを手作りする工房「チキンラーメンファクトリー」や、世界でひとつだけのオリジナルカップヌードルを作ることができる「マイカップヌードルファクトリー」、自分自身が麺となりカップヌードルの製麺から出荷までを体感できるアスレチック施設「カップヌードルパーク」などが楽しめます。

また、日清食品創業者の安藤百福の生涯を紹介する「百福シアター」、世界各国様々な麺を味わえるフードアトラクション「NOODLES BAZAAR」、オリジナルグッズや限定商品が手に入るミュージアムショップなど、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるバラエティに富んだ施設となっています。

開館時間:10時から18時(入館は17時まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
入館料:大人(大学生以上)500円、高校生以下は無料
アトラクション利用料
チキンラーメンファクトリー 小学生300円/中学生以上500円
マイカップヌードルファクトリー 1食300円
カップヌードルパーク 1回(30分間)300円  
NOODLES BAZAAR 1食300円(ハーフサイズ)、ミニチキンラーメン1食150円、各国のデザート300円、各国のジュース200円、ドリンクバー200円

JALの歴史も学べる「JAL工場見学 SKY MUSEUM」(東京都大田区羽田空港)

JALの工場見学 SKY MUSEUM

≪画像元:JAPAN AIRLINES≫

整備中の航空機が間近で見られる格納庫の見学はもちろんですが、子どもから大人まで楽しめる体験型ミュージアムとしても大人気の「JAL SKY MUSEUM」。

映像や画像で航空機について学ぶ航空教室、整備士・運航乗務員・客室乗務員などの仕事紹介や制服を着用して記念撮影もできる展示エリア、整備中の航空機や滑走路に離着陸する航空機の見学、また機体整備などの説明もしてもらえる格納庫見学などがあります。

アーカイブスエリアではJALグループの歴代航空機の1/50サイズのモデルプレーンが螺旋状に展示されているコーナーもあり、歴代の制服や年表も見ることができます。

施設内には売店があり、JALのオリジナルグッズも販売されています。

開催日・時間:毎日(年末年始を除く)
10:00~11:40、11:30~13:10、13:00~14:40、14:30~16:10、16:00~17:40
所要時間:約100分間
見学可能人数:1名~100名
見学対象者:小学生以上(小学生は成人(20歳以上)の同行者が必要)
見学料金:無料
注意事項:見学には事前の予約が必要です。
予約の受け付けは見学日の6か月前からで、インターネットからの申し込みとなります。

格納庫のスケールに圧倒される「ANA 機体工場見学」(東京都大田区羽田空港)

ANAの機体工場見学

≪画像元:ANA

ANAでも工場見学が実施されています。

ANAグループが使用している飛行機や整備についての説明やビデオ上映、そしてヘルメットを着用し格納庫の中を見学できます。

玄関ロビーの売店では、ANAのグッズも販売されています。

格納庫に足を踏み入れた瞬間から始まる迫力ある光景は、子どもも大人もテンション上がること間違いなしです。

見学開催日:月曜日~金曜日(土日祝日・年末年始は実施されていません)
見学時間:第1回9:30~11:00、第2回11:00~12:30、第3回13:30~15:00、第4回15:00~16:30
所要時間:約90分
見学可能人数:1名~80名
見学対象者:小学生以上(小学生の場合は成人の引率が必要)
見学料金:無料
注意事項:見学には事前の予約が必要です。
予約の受け付けはインターネットが見学日の6か月前から、電話の場合は5か月前から申し込むことができます。

飛行機が大好きな人も、そうでない人も、その迫力には圧倒される飛行場の工場見学。

普段はなかなか見ることができない角度から、飛行機の姿を楽しめます。

無料ということもあって大人気の施設なのですが、予約がいっぱいでも急なキャンセルで空きができるケースもあります。

こまめに予約状況を確認しておくといいでしょう。

最新技術を駆使した体験型施設「パナソニックセンター」(東京都江東区有明)

江東区のパナソニックセンター

≪画像元:パナソニック≫

発売される前の商品や、最先端の技術を駆使した製品などを展示するパナソニックのショールームです。

オリンピック・パラリンピックの新競技をパナソニックのAV機器ソリューションとコンテンツを融合させた迫力・躍動感のある体感型の展示ゾーン、最高級の音響システムを体験できる「テクニクスリスニングルーム」、迫力満点の大画面ディスプレイで人気のゲームを楽しめる「ニンテンドーゲームフロント」、そして理数の魅力と触れ合うための体感型ミュージアム「リスーピア」など、子どもだけでなく大人も十分楽しめる内容となっています。

開館時間:10時~18時(リスーピア3階の入場は17時まで)
休館日:月曜日、年末年始(都合により営業時間の変更や臨時休館有り)
入館料:無料
※リスーピア3階ディスカバリーフィールドのみ大人500円(高校生以下無料)
特別企画展やキッズスクールなどの各種イベントも随時開催されているため、HPもこまめにチェックしてみるといいでしょう。

まだまだあります! 関東近郊のオススメ工場・施設見学

遊んでいる女の子

ほかにも関東近郊には楽しく学べる工場・施設見学がたくさん開催されています。

「ロッテの工場見学」(埼玉県さいたま市・狭山市)

商品ができる過程や製造ラインを見学。できたてのお菓子の試食や嬉しいお土産付き。

参考:ロッテ 浦和工場狭山工場

「コカ・コーラの多摩工場見学」(東京都東久留米市)

コカ・コーラの歴史や工場について学べるDVDの放映、製造工程の見学、展示体験、商品の試飲などができます。

参考:コカ・コーラ ボトラーズジャパン多摩工場

「タカノフーズ水戸工場 納豆工場見学ツアー」(茨城県小美玉市)

大豆から納豆が作られパッケージされるまでの工程、試食コーナーやおかめちゃんグッズが買える直売店、納豆博物館も併設されている見どころたくさんの施設です。

参考:タカノフーズ株式会社 納豆工場見学ツアー

「キリンビールの横浜工場見学」(神奈川県横浜市)

工場見学はもちろん、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ、麦芽の試食、ホップの香り体験などビールの魅力が存分に楽しめるツアーです。

ノンアルコールやソフトドリンクも試飲できます。

参考:キリン 工場見学

「ヤマサ醤油の工場見学」(千葉県銚子市)

工場の見学のあとは、ヤマサ醤油の歴史や醤油造りの道具が展示されている「しょうゆ味わい体験館」へ。

「せんべい焼き体験コーナー」や、オリジナルグッズ・限定アイテムが販売されている売店もあります。

見学者全員に卓上しょうゆがプレゼントされます。

参考:ヤマサ醤油 工場見学

「グリコピアCHIBA・グリコピアイースト」(千葉県野田市・埼玉県北本市)

「グリコピアCHIBA」ではアイスの製造工程が見学でき、試食やアイスクリームの手作り体験「グリコキッチン」(有料)が用意されています。

また「グリコピアイースト」ではポッキーとプリッツの製造工程を見学でき、1,500点に及ぶグリコのおもちゃの展示コーナーやクイズチャレンジツアー、商品へのデコレーションができる「ミニファクトリー」(有料)なども楽しめます。

参考:グリコピアCHIBAグリコピアイースト

「崎陽軒 横浜工場の見学」(神奈川県横浜市)

シウマイや弁当の製造ラインの見学、「プチミュージアムショップ」では崎陽軒の歴史やクイズ、できたてのアツアツメニューを通常よりも安い価格で食べることができます。

また崎陽軒のキャラクター「ひょうちゃん」のグッズ販売も行っています。

参考:崎陽軒 工場見学

「森永乳業 東京多摩工場の見学」(東京都東大和市)

主に牛乳やカップ飲料、キャップ付き紙パックが生産されている工場です。

工場についての説明、製造ラインの見学、クイズや記念撮影、またオプションの体験コース「チーズ作り」「風味パネルマイスター」が無料で楽しめるようになっています。

機械の仕組みや厳しい品質管理、環境への取り組みなども学ぶことができます。

参考:森永乳業 工場見学

「キューピーの見学施設 マヨテラス」(東京都調布市)

マヨネーズにまつわるさまざまな情報や歴史、おいしさのひみつなどを楽しく紹介している施設です。

敷地内にある「キューピーショップ」には「キューピー3分クッキング」のミニギャラリーやキューピー人形のコレクションも展示されています。

オリジナルグッズやマヨテラス限定アイテムなどが手に入ります。

参考:キューピー マヨテラス

「深川ワイナリー」(東京都江東区)

ぶどうからワインができあがるまでを見学、もちろん試飲もでき、ワインバーです。

見学だけではなく実際にワインの醸造を体験、そのあとは参加者みんなでわいわい楽しく飲める時間が待っています。

ワイン好きな大人向けのスポットとなっています。

参考:深川ワイナリー

工場見学・施設見学は予約制になっていることが多いので、実施日や実施時間を確認のうえ、予約手順に沿って申し込むようにしましょう。

ここで紹介しているのは2019年8月末時点の情報ですので、必ず事前に各施設のサイトや電話などで見学内容の確認をするようにしてください。

楽しく学べてお財布にもやさしい工場見学にGO!

無料もしくはワンコイン程度で入れる施設も多い工場・施設見学。

「ものづくり」の背景や初めて知る意外な事実、そして体感して楽しめるコーナーなど、その企業ならではのユニークな工夫がたくさん見られます。

こういった見学を体験することで「もの」への意識も変化し、自分の視野や世界がそれまでより大きく広がっていくことは間違いありません。

お財布にやさしく、それでいて知識を深められるこれらの見学ツアー、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。(執筆者:藤 なつき)

《藤 なつき》
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藤 なつき

執筆者:FP2級 藤 なつき 藤 なつき

保険・マネー・健康・医療・福祉・教育・伝統工芸・伝統行事等、幅広い分野の記事を執筆。お仕事をさせて頂きながら、自分自身もたくさんの発見と新しい知識を身に付けさせてもらっていると感じる毎日。2013年FP2級取得。東京育ち、福岡在住。 寄稿者にメッセージを送る

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