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究極の無駄使い「収納グッズに片付ける」 そこにあるもの、把握して使ってますか?

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究極の無駄使い「収納グッズに片付ける」 そこにあるもの、把握して使ってますか?

人間には、コンプレックスを買い物で解消しようとする傾向があるそうです。

健康や美しさを手に入れるために健康グッズや美容グッズを次々と買ったり、収入に見合わない高価なブランド物を買い集めたりするという行動も、コンプレックスが深く関係しているかもしれません。

片づけが苦手な人にとっては、「部屋が散らかっている」ということが潜在的なコンプレックスになっている場合があります。

そのコンプレックスを解消するためには、部屋を片付ける必要があるのですが、片付けではなく「収納グッズを買う」という行動でコンプレックスを解消しようとしてしまいます。

「これがあれば今度こそ部屋が片付く」

と思って収納グッズを購入し、使いこなせないまま次の収納グッズを買ってしまうということはないでしょうか。

もしそうであれば、「収納グッズを減らすこと」が節約体質へと自分を変化させるための重要なポイントになります。

散らかった部屋と節約の関係

節約できない人は片付けもできない

節約できない体質が改善できない人の中には、片づけが苦手な人が少なくありません。

片づけが苦手だと、ものを減らさずに収納グッズを増やし、収納グッズにものをただ詰め込むような片づけ方になりやすいです。

ものをうまく管理できないことから、買ったものをどこかにしまったまま忘れてしまったり、同じものをいくつも買ってしまったりします。

まだある食材のことを忘れてまた同じ食材を買ってきてしまい、食費のムダ遣いを重ねてしまうのもこれと同じ原理です。

「収納」ではなく「処分」で対処する

どうやって片づけていけばいいかわからない場合は、「収納する」ではなく「処分する」という方向で考えます。

部屋の散らかり具合は、頭の中の情報の散らかり具合を表したものと考えることができます。

不要なものを処分しながら部屋を丁寧に片づけていけば、頭の中で散らかっている情報が整理され、持ち物の管理がしやすくなるはずです。

持ち物の管理がしやすくなれば、ムダ遣いを重ねるリスクを減らせます

では、どうしたら丁寧に片づけることができるのでしょうか。

1. 片づけが苦手な自分を受け入れる

片づけが得意な人と苦手な人では、収納グッズの使いこなしが違います

人には必ず得意不得意があるので、片づけが得意な人と苦手な自分を比較して同じになろうと無理するのではなく、片づけが苦手な自分を受け入れてそれなりの対処をしたほうがうまくいきます

2. 収納グッズで自分の目をごまかさない

収納グッズが「散らかったものをとりあえず隠してくれるアイテム」になっているならば、まず処分すべきは収納グッズそのものです。

「買ってもしまう場所がない」

という状況に自分を追い込むことによって、本当に必要なものだけを厳選して買うこと自然とできるようになります。

何かを収納したまま何年も開けていないような収納ケースがあるならばば、中身を全部出して大胆に仕分けを行い、収納ケースの数を減らしてみましょう。

いつか使うかもしれない」という思いがよぎったら、「そう思いながらずっと使わなかった」という現実を受け入れて処分してください。

小物入れから大きな収納ボックスまで、収納してあるものを全部取り出して絶対に必要なものだけを厳選してください。

いつか使うで収納しない

「捨てるのはもったいない」が部屋を散らかす原因に

「まだ使えるものを捨てるのはもったいない」と思うことが、部屋にものをため込んでしまう原因になります。

節約に本腰を入れるなら、「使わないものを買うのはもったいない」という考え方に切りかえましょう。

着ない洋服はどんなにもったいなくても処分し、着ている洋服を残します。

使っていない化粧品は全部捨てて、新しい化粧品を開封する前に今使っている化粧品をしっかりと使いきります。

そのようにして不要なものをどんどん減らしていけば、収納グッズにお金をかけなくても部屋は片づきます

我が家の場合

しまいこんであった洋服と収納ケースをまとめて処分してからというもの、かなり慎重に洋服を選ぶようになりました。

今はものを減らすことのほうがおもしろいと感じているので、大掃除のたびに古い収納グッズを処分しています。

こうなると、やたらともの増やしたくなくなるので、特に苦もなく節約できています。

自己改革には痛みが伴う

自己改革には痛みが伴う

片付けと節約を苦手とする人が新たな気持ちで節約生活をスタートさせるためには、持ち物を管理する力を自分で育てなおすつもりで不要なものをそぎ落とす必要があります。

まだ使えるものを処分には心の痛みが伴いますが、キレイな部屋と節約体質が手に入るころには、やってよかったなと思えます。(執筆者:木山 由貴)

《木山 由貴》
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木山 由貴

木山 由貴

音楽とネコ大好き40代主婦ときどきフリーライター。「気になることはとりあえずやってみる」の精神で毎日楽しく暮らしています。節約するところはビシッと節約、使うべきときは大胆に使うので生活満足度は高め。「みんながやってるから」より「自分はどうしたいか」を優先するマイウェイな性格。 寄稿者にメッセージを送る

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