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【台風シーズン】「面格子」で家や家族を守る 10万円以下で飛来物被害と子どもの落下を防ぐ「柵」を紹介

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【台風シーズン】「面格子」で家や家族を守る 10万円以下で飛来物被害と子どもの落下を防ぐ「柵」を紹介

年々、台風は強くなっています。

筆者の住んでいる地域では、昔は台風がきてもさほど被害がありませんでした。

しかし最近は、台風がくるたびに大きな木が倒れていたり、シャッターが道路に落ちていたりしています。

台風はある程度「やってくるタイミング」が予測できるため、風や雨が強くなるときには丈夫で安全な場所にある建物の中にいることが大切です。

10万以下で 飛来物被害と 子どもの落下を防ぐ 「面格子」を付ける

面格子とは

しかし、自宅にいても心配なことはあります。

例えば、台風の強い風によって飛んでくる飛来物です。

飛来物が窓ガラスに直撃すれば窓ガラスは割れてしまいます。

ケガはなかったとしても、窓ガラスの修理代などは想定外の出費です。

火災保険から修理代が出ることもありますが、契約によっては「損害が20万円以上の場合のみ補償」のように損害の大きさによっては自費で修理代を支払う必要があります

どこから飛んできたかもわからない飛来物に自宅をきずつけられたうえ、修理代まで支払わなければならないなんて理不尽な話です。

しかし、年々強さを増していく台風に対処するためには、被害を受けてから修理代を請求する相手をみつけるよりも、最初から被害額を小さく抑える工夫を自分でしておくほうが手間もお金もかからないのかもしれません。

台風の飛来物から窓ガラスを守るためには、雨戸やシャッターが有効と考える人もいるかもしれません。

しかし、マンションに雨戸はありません。

シャッターは、強風であおられてしまうとそれ自体が飛来物になってしまう可能性もあります。

そこでおすすめするものが面格子です。

面格子とは、マンションの通路に面した窓に設置されている柵のようなものです。

本来は、目隠しや防犯目的で設置するものですが、最近は台風から家を守る手段としても注目されています。

面格子は、窓ガラスの外側に設置するため、飛来物と窓ガラスが直接ぶつかることを防ぎます。

縦格子ならば、視界も良好です。強い風を受けても格子状のため抵抗が少なく、シャッターのように舞い上がる心配もありません

雨戸のように設置場所を作る必要もなく、簡単に後付けができます

また、小さな子どもがいる場合は面格子を設置することで子どもの転落防止にもなります

子どもの転落防止で設置するときには、子どもの頭が入らない幅の縦格子がいいでしょう。

横格子やひし形の格子は、子どもから見れば「はしご」のようになってしまい逆効果です。

面格子を設置する費用

窓ガラスが割れてしまった場合、修理代はガラスの種類や大きさや厚さによって変わります。

一般的な窓ガラスならば、窓ガラス代と修理代等をあわせて1万円~3万円程度でしょう。

面格子も材質や大きさによって値段は変わります。

一般的なマンションの窓のサイズが、約縦110cm × 横125cmで、このサイズの窓に面格子を設置する費用の相場は約7万円(税抜き)です。

そして横180cm × 縦145cmのもう少し大きな窓に面格子を設置する費用の相場は約8万円(税抜き)です。

安く設置するコツ

費用には、面格子代と設置費用を含みます。

窓の大きさが変わっても、あまり値段が変わらないように感じる原因は費用の内訳にあります。

例えば、8万円の内訳をみると、面格子代は3万5,000円で設置費が3万3,000円、養生代その他の費用が1万2,000円です。

費用総額の56%は窓の大きさに関係がなく、設置や養生にかかる共通の費用になります

つまり、面格子を安く設置するコツは、安い面格子を探すよりも設置費が安い業者を探すことです。

インターネットで検索すると面格子を設置する業者はたくさんありますが、複数の業者から見積もりをとり、安さと信頼度のバランスがとれている業者を選ぶことが大切でしょう。

面格子を設置するときの注意点

面格子は、家を建てた後でも取り付けが可能です。

一戸建ての窓はもちろん、集合住宅の窓にも後付けができます。

しかし、集合住宅に面格子を設置するときには注意点があります。

集合住宅の場合、窓の外は共有部分です。

室内の専有部分に面格子を設置するならば問題ありませんが、専有部分に設置をするならば事前に管理会社に問い合わせをする必要があります

管理会社にもよりますが「子どもの落下防止のため」などやむを得ない理由があり、共有部分を傷つけない設置方法ならば許可されることが多いでしょう。

転居するときには、面格子ははずして元通りにします

また、インターネットで検索すると、安い面格子がたくさん出てくるでしょう。

中には「数万円も設置費を払うくらいなら、自分で設置しよう」と思う人もいるかもしれません。

しかし、面格子の設置はドライバー1本で簡単にできるものではありません。

窓枠に数か所部品を固定する必要があるため、専門業者に依頼したほうがいいでしょう。

被害額を小さく抑える工夫をしましょう

過ごす時間が長い場所に設置しよう

面格子は、寝室やリビングなど「過ごす時間が長い場所」に設置するだけでもいいでしょう。

台風で風が強いとき「窓ガラスが割れないかな」、「木が倒れてこないかな」と心配して過ごす時間はとても長く不安です。

面格子は、大きな窓でも10万円以内で設置が可能です

10万円で子どもの転落と飛来物の被害を防ぐことができるならば「安い買い物」といえるのではないでしょうか。(執筆者:式部 順子)

《式部 順子》
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式部 順子

執筆者:美大卒 式部 順子 式部 順子

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。 寄稿者にメッセージを送る

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