先週は、前週の押す雰囲気から流れが変わり、底入れ感を出して週後半に反発の雰囲気で週末入りとなりました。

前週に勢いよく25日線を割り込んだものの、上向きの25日線に対して一気に下離れを加速させることなく、数日のもみ合いをするも、25日線の向きを緩めは出来ましたが、変えるに至らないうちに上に飛び出して週末となっています。

さらに先週は、週明けの月曜日を除いて火曜日以降、陽線が4日間たち、底堅さを出しての25日線奪回となり、上げそうな雰囲気を作りました。

そして、今回の押す場面も10月3日4日でいったん底入れし、その後小さくですが反発し、10月8日にネックラインを作りました。

その後押し、10月3日4日の安値を割り込むか注目したものの、10月9日10日で割り込まず、2番底形成で翌日25日線と10月8日のネックラインとなる高値に到達。

さらには上の節目と見ていた、10月2日から3日かけて空けた窓を埋めて突破という、飛び道具的な反発をして週末入りとなり、押し終焉の反発示唆となる週末となりました。

かさなる抵抗線を窓空け陽線で一気に突破は、トレンドを作る可能性があるので、この後の動きに注目となります。

そして米国の動きでは、米中協議の部分合意により大きく反発、多少上げ幅縮小するも、大きく反発の可能性を示しています。

ただ、週明け月曜日が祭日という事で、素直に反発となるか微妙ではあるものの、9月の高値、さらには4月の高値を意識する所までの上げは充分にある雰囲気となっています。

反発となるか

そして、日経先物のチャートを見ると、確定していない金曜の16時30分始値のローソク足は、陽線を立てて上髭を作っており、その上髭の頂点となる高値は9月の高値2万2100円を上抜けて、2万2240円となり4月の高値2万2370円に迫った状態です。

ただ、上髭を引いて2万2040円で引けているので、上抜けには多少余地は残してはいます。

しかし、勢いは充分に見えるので、上抜けの可能性も踏まえた対応は必要になりそうです。

いつもの事ですが、この中期的な上抜け突破などを確認する際に、週足や月足を見るのですが、先物の週足を見ていて上昇フラック形成で、先週先週で移動平均線が収束し、上放れで切り下がる上値抵抗線を突破し始めた雰囲気が出ているので、今後の動き、視野を広げて注意深く見る必要がありそうです。

そしてこの週末の反発は、上記にも記載していますが、米中協議の好転の先取りから始まり、部分的な合意が反発の要因となっていると見受けられます。

この連休中にさらなる好材料も出る可能性もありますし、逆に悪材料が飛び出してくる可能性も無きにしもあらず、ですが基本的には好感期待で週明けは始まる公算は高そうです。

その後は、半期の決算発表への思惑の動きが加速してくると考えられます。

そしてここに来ての円安から決算内容に変化が生じることも考えられ、4月の高値突破の材料になる可能性も考えられます。

そうなると上の抵抗線が非常に軽くなり、一気に昨年の高値を意識し始めることとなるので、週明け以降に4月の高値を勢いよく更新するかは大注目です。

そしてこの週末算出のSQ値2万1842.63円を週末は上値抵抗線として幻のSQとしたことで、上値が重くなるかもと考えられましたが、現状CME日経先物では、大幅に上回っていることから、SQ値を上抜けて週明けが始まる可能性は出ています。(週明けが祝日なので確定的ではない)

そうなると、当面SQ値が下値支持線となるとさらに上値追いの可能性はたかまります。

ということで、週明け以降、前週末と比べて、反対の意識、上に行くかもという考えが強くなりました。

ただ、いつものことですが、決めつけは禁物で、上に行くには4月の高値を勢いよく上抜けるという事が前提で、それまでは、上の可能性は高いと考えつつも、4月の高値と6月8月の安値のBOX内での推移がメインシナリオであることに変わりはありません。

現状分析

5日線

現状分析

先週は下向きから始まるも、週中から向きを変え上向きとして週末入りとなりました。

そして25日線を割り込んでデットクロスとなるも、上向きの25日線とのデットクロスですので、だましと想定します。

そして位置は、下に乖離して週明け始まり、翌日に上に飛び出し、週中は5日線に触れながら上を推移し、週末には上に乖離して週末入りとなり、さらなる上値追いをしやすい環境で週末入りとなっています。

25日線

角度が緩くなる雰囲気を出しましたが、しっかりとした上向きを維持したまま一週間を経過しました。

位置は、週初め下に乖離して始まり、一回上抜けチャレンジするも叩かれ、週末に再チャレンジで一気に触り、窓空け陽線で上抜けて、再上昇が始まる雰囲気を作っています。

75日線

変わらず上向きを維持し上を推移する状況です。

トレンドライン

上には9月20日の高値の横軸と、すぐ上に4月24日の高値の横軸が上値抵抗線となっております。ここを突破すると、強く意識するのは昨年の10月の高値の横軸となります。

下に関しては、25日線とこの週末に空けた窓が目先意識されます。

そして今回のミニダブルボトムのネックライン10月8日の高値の横軸が気になります。

切上がりのラインとしては、8月26日と10月10日の安値を結んだラインも気にしつつ、長期の移動平均線が収斂しているので、そのあたりの抵抗線となると考えます。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

先週基準線をサポートラインとして反発し、転換線を上抜けて、週末の形状では完全系の強い形となっています。

遅行線も今回の押しで雲をサポートに反発という形で、後から見たらわかりやすい押しだったと見受けられる形状となっています。

ボリンジャーバンド

バンドの収束が加速しています。

このままセクシーボリンジャーを作るか注目しつつ、横向きに変えてBOX示唆に代わるか注目です。

そして今回の押しで上向きの-1σを意識する所まで沿いましたが、触れることなく反発です。週明け+2σとの位置がどのようになるか注目で、上抜けるとなると上への意識が高くなると考えます。

スローストキャスト

緩やかに2本のラインが上げており、50%を超えてきていることで下値追いの可能性は、いったん終焉となったと取れる形状です。

この後、しっかり上まで上げるか注目しつつ、デットクロスの位置とデットクロス後の動きで上値追いと見るかBOX内での動きと見るかの見極めです。

総合判断

総合判断

今回の押しは一旦終わりで、BOX上限内で上げがおさまるか? 上抜け上値追いとなるか? の見極めポイントまで来ていると判断します。

来週に上抜けずとなるとやはりBOXの可能性が高くなりますがどうなるでしょうか?

この週末、東海近畿、関東、東北を巻き込む今年最大級の台風が来ております。筆者も自宅にて過ごしています。

読者の皆様に被害がでないことを願いつつ過ごしたいと思います。皆様も、株の事も大事ですが、命を守る行動をお願いいたします。

では、穏やかに過ごせることを願っています。(執筆者:城 晶子)