【NHK受信料】衛星契約と地上契約で年1万円の差 「正しい契約」になっているか確認してみよう

NHKの受信料は、衛星契約と地上契約で実は年間1万円も違います

もし、

「引っ越したとき、わけもわからず契約して、そのまま料金だけ支払っている」

という状態なら、契約間違いがあるかもしれません

「本当は地上契約で良いのに衛星契約を結んでいる」という契約間違いがあれば、年間1万円以上多くの受信料を払っていることになります。

受信料の支払いは義務ですが、契約内容を見直せば、節約できる可能性もあります

NHKの受信料体系

NHKの受信料は、契約の内容によって費用体系が異なります。

NHK放送受信料額

≪画像元:NHK

NHKの受信料は、地上契約か衛星契約か、支払いの方法や支払い回数によって変わってきます

地上契約か衛星契約かは受信環境によって決まるため、くわしくは後述します。

支払い方法や回数の見直しでも節約はできる

支払いの方法や回数の見直しなら、誰でも簡単にできますよ。

・ 振込用紙での支払いからクレジットカードや口座振替に切り替える

・ 2か月ごとの支払いから半年払いや年払いに切り替える

これだけで、合法的に5%以上受信料を節約できます

受信料の負担を少しでも減らしたい方は、支払い方法や回数を見直してみましょう。

地上契約か衛星契約かは各家庭の受信環境によって決まる

では、受信料が年間1万円も違う地上契約と衛星契約は、どうやって決まるのでしょうか。

契約間違いが起こるのはどのようなケースなのでしょうか。

地上契約と衛星契約の定義

まず、NHKの受信環境の定義を見てみましょう。

地上系によるテレビジョン放送のみを受信できるテレビジョン受信機を設置(使用できる状態におくことをいう。以下同じ。)した者は地上契約、衛星系によるテレビジョン放送を受信できるテレビジョン受信機を設置した者は衛星契約を締結しなければならない。

(引用元:NHK 日本放送協会放送受信規約 第1条2項より抜粋)

つまり、

・ 衛星放送を受信できる環境にあり

・ 常に放送を受信できるテレビを設置している

のなら、実際の視聴にかかわらず衛星契約を結ばなければいけないということです。

戸建ての場合

戸建ての場合は、パラボラアンテナの設置があるか、ケーブルテレビ、光回線のフレッツテレビがあれば衛星放送を受信できます

マンションの場合

マンションの場合はマンションの状況によって異なりますが、よほど古いマンションでなければ、BS視聴環境が整っているところが多いのではないでしょうか。

衛星放送の視聴にはBSチューナー内蔵テレビが必要ですが、最近のテレビには、ほとんどすべてにBSチューナーが内蔵されています。

そのため、比較的新しいマンションなら自動的に衛星契約になる方が多いでしょう。

契約間違いがあるケース

NHK契約間違いの原因は?

受信環境を確認せずに契約している場合が多い

NHKの受信料は、戸建てやマンションの受信環境によって異なります。

ただ、実際のNHKの受信料契約は、各家庭の受信環境をよく確認せずに契約をしていることが多いので、注意が必要です。

筆者の周りでも、

・ 戸建てに住んでいて、衛星放送を受信できるアンテナやケーブルはないのに、衛星契約で受信料を支払っていた

・ 新築マンションで、衛星放送を受信できるにもかかわらず、地上契約で受信料を支払っていた

という、間違った契約をしている知人がいました。

なぜこのような契約が生じてしまったのかと言うと、「NHKの集金スタッフが自宅にきて、よくわからないまま契約した」ことが原因です

筆者自身も、新婚時代に集金スタッフが自宅にきてNHKの受信契約をしたとき、地上契約と衛星契約の確認は「テレビで衛星放送を見られますか?」という質問だけでした。

その当時も、「利用者の申告ベースで契約を決めるなんて、案外簡単だな」と驚いたものです。

NHKには「契約間違い」を防ぐ仕組みがない

NHKの集金スタッフは、外部の委託業者が集金業務を代行していることが多く、その報酬は出来高制とも言われています。

契約を取れなければ給与になりませんし、利用者の中には受信料の支払いを強く拒否する方もいるため、利用者の細かい受信環境までその都度確認していられない、という現状があるのでしょう。

残念ながら、現在のNHKには上記の「契約間違い」を防ぐ仕組みがありません

そのため、利用者自身がしっかりと契約について理解しておかなければ、思わぬところで受信料を多く払いすぎてしまうこともあるのです。

契約間違いを防ぐためにも、受信環境をしっかり確認し、適切な契約を結ぶことが大切です。

受信環境に適した契約か確認しよう

NHKの受信料には支払い義務がありますが、すべての家庭で「受信環境と契約内容の一致」が確認されているわけではありません

一度契約を結べばその内容でずっと受信料を払わなければいけないので、もし間違った契約をしてしまえば損してしまう方もいます。

これからNHK受信料契約する方も、すでに受信料を支払っている方も、受信料制度についてしっかり理解し、各家庭の受信環境に適した契約を結んでください。(執筆者:服部 椿)

この記事を書いた人

服部 椿 服部 椿(はっとり つばき)»筆者の記事一覧 (47)

とある金融系企業で10年間勤務する中でFP資格を取得。お金の情報を提供するメディアを運営するかたわら、コンテンツ企画・編集・執筆まで幅広く経験。執筆の楽しさに目覚め、フリーライターとして独立。「世の中の役立つ情報を整理し、知識や知恵をプラスしてわかりやすく記事にすること」をモットーにして、家計、節約/貯蓄/投資/教育/子育て/住宅ローン/保険など幅広い記事を執筆。
【寄稿者にメッセージを送る】

今、あなたにおススメの記事
本サイトの更新情報をfacebook・Twitter・RSSでチェックしましょう