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独身女性が検討すべき「2つの保険」 公的制度でカバーできない医療費以外の負担に備える!

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独身女性が検討すべき「2つの保険」 公的制度でカバーできない医療費以外の負担に備える!

生命保険で備えるべき保障は、家族構成や経済状況などによって異なります。

では、独身女性が検討すべき保険とは、具体的にどういったものなのでしょうか。

また、生命保険に加入する場合、その保障額はどのように決めればよいのでしょうか。

1. まず検討すべきは「医療保険」

独身女性が検討すべき保険として、まず挙げられるのは「医療保険」です。

病気やケガにより入院をしたり手術を受けたりすると、医療費を負担しなければなりません。

また、1人暮らしで家族が近くにいない場合、洗濯の手配や備品の購入なども自分でする必要があるため、医療費以外の負担もあります。

お金のことを心配せず安心して治療を受けるためにも、医療保険の保障は必要十分な内容にしておきましょう。

病院と入院のイメージ

保障内容はどのように決めればよいのか

生命保険文化センターが2019年に実施した「生活保障に関する調査」によると、

直近の入院時の自己負担費用の平均:
20万8,000円

1日あたりの自己負担額の平均:
2万3,300円

という結果でした。

日本には高額療養費制度があるため、医療費については収入に応じて決められた上限額を負担すれば足ります。

ただし、食費や差額ベッド代などについてはこの制度の対象外ですので、医療保険の入院給付日額は、最低でも1万円前後で設定しておくことをおすすめします。

近年は以前に比べて入院日数が短期化しているため、手術のない短期の入院では、わずかな保険金しか給付されないケースもあります。

そのような場合に備え、

・入院一時金特約を付加する

・その後の通院治療まで保障される通院特約を付加する


といったことも検討してみるとよいでしょう。

2. 療養中の生活費を補填「就労不能保険」

独身女性が検討すべき保険として、働けなくなった場合に備える保険も挙げられます。

例えば、病気療養のため長期休暇を余儀なくされる場合、医療費については医療保険でカバーできますが、自宅療養中の生活費まで補填することは難しいでしょう。

そこで検討したいのが、「就労不能保険」です。

これは、病気などによって働けなくなった場合に約定の保険金が毎月給付されるもので、長期療養に伴う経済的リスクにしっかり備えられるのです。

特に個人事業主やフリーランスは、会社員とは異なり傷病手当金の支給を受けることができませんので、自身の生活を守るためにも、真剣に検討してみることをおすすめします。

まずは必要な保障を整理する

生命保険は、いざという時に自分の体や生活を守ってくれる、大切なパートナーです。

これまで保険について真剣に考えたことがなかった方は、自分が現在どんな保険に加入しているのか、自分にはどんな保障が必要なのか、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。(執筆者:曽我部 三代)

《曽我部 三代》
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曽我部 三代

曽我部 三代

保険業界に強い、ファイナンシャルプランナーです。保険の代理店経営に携わり、損害保険・生命保険ともに扱っています。多くの顧客を抱え、丁寧なカウンセリングのもと、保険を含めたお金に関するアドバイスをさせていただいています。2013年からは、フリーライターとしても活躍中。日々の経験を活かし、皆様のお役に立つ情報をご提供できればと考えています。 寄稿者にメッセージを送る

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