インターネットが普及してから、すべての商品の流通が変化してしまいました。

ジュエリー、アクセサリー等の業界も同じで、今では誰でも手軽にネットで購入、販売もする事ができます。

海外の商品も簡単に売買できる時代になり、ダイヤモンドもインターネットで卸売価格とまではいきませんが安く買える時代になりました。

天然のままのダイヤモンドの価値が再度見直されている

一般的にダイヤモンドや宝石でジュエリーになっていないものをルース(裸石)と呼びます。

ジュエリーにするためにはデザインや加工などさまざまな工程が必要です。

もちろん、ルースにも原石から研磨する工程、色石の場合は加熱処理やオイルや樹脂を充填する処理、真珠は調色と言って漂白した真珠に後から色を入れる作業などを施す場合があります

これらはすべて宝石をより美しく見せるための人間の知恵です。

しかしながら人は宝石を購入する時、人の手をなるべく加えていない処理をしていない天然のままの美しい宝石に対して高い価値や魅力を感じるのではないでしょうか。

天然ダイヤモンドの中にも処理を施して希少なカラーダイヤモンドにしているものや、近年は合成ダイヤモンドも多く出回ってきたことで、天然のままでよりきれいなダイヤモンドの価値が再度見直されています

ダイヤモンド投資その3

ダイヤモンドの評価基準「4C」について

日本の大手鑑定機関では特別な方法でダイヤモンドが検査されており、処理を施したものや合成ダイヤモンドに関してはほぼ判明します

ダイヤモンドには4Cという評価基準があり、それに伴って価格がおおむね決められます。

色(カラー color)、透明度(クラリティ clarity)、重さ(カラット carat)、研磨(カット cut)の4点から評価し、それぞれの頭文字から4Cと略す。(引用元:Wikipedia

しかしながら最近の若い消費者はあまり4Cに関して気にしなくなってきたように感じます。

それはジュエリーとしてダイヤモンドを身に着ける場合、一般消費者がダイヤモンドの内側をのぞいて傷などを確認したり、ダイヤモンドのカラーグレードを見比べて購入する事ができないからです。

ダイヤモンドの輝きは同じラウンドブリリアントカットであれば裸眼で見比べてもあまり違いがわかりません

多少トレーニングされた人でないとダイヤモンドのグレード判別はできません

一流ブランドや高額なジュエリーを購入しようとする人には価格の裏付けとしてグレードを気にする人も多くいらっしゃいます。

ただしこの値段はジュエリーとして販売されている商品の価格であってダイヤモンドの価値がどのように反映されているかは実はわからないのです。

ダイヤモンドを投資の対象として考える

ダイヤモンドをルース(裸石)の状態で購入する人はまだ非常に少ないです。

なぜならルースだけではジュエリーとして成り立たないからです。

しかし、ダイヤモンドを投資の対象として考える場合は、ルースで購入しダイヤモンドその物の価値を知ることが必要です。

ダイヤモンドグレーディングレポート

そしてジュエリーとして製品にするコストが必要なくなるのでより高額なダイヤモンドを購入ができます。

投資とジュエリーでは選び方に違いがある

結論を申し上げますと、投資として購入するダイヤモンドとジュエリーとして身に着けるダイヤモンドでは選び方に大きな違いがあります。

ジュエリーは身に着けて楽しむものです。

それぞれ身に着ける人の価値や予算、考え方で宝石を選べば良いと思います。

その際はジュエリーとして選ぶので着け心地や身に着けた時の雰囲気などネット上ではわからなかった事がより見えてくるので、実店舗に足を運んで選ばれることをお勧めします。

ただ投資として考えるならば、今後価値が上がっていくもの、マーケットに数が少ないもの、そしてそれなりの予算で、実物を見てから購入する事が大切です。

スペックと価格だけで判断すると危険

4Cと言われるグレーディングの他にも蛍光性やタイプなどの違いがあり、より掘り下げて検討する事項があります。

ラパポートレポート

≪画像元:ラパポートレポート

ダイヤモンド輸入商社は継続的に相応の金額のダイヤモンドを購入する事で卸売価格を設定します。

そしてダイヤモンドをなりわいにしている個人事業者や会社は品質を見極めマーケットの価格を念頭に仕入れを行います。

ですから、その卸売価格で一般の人が1個、2個などを購入することはまずできません

ダイヤモンドを投資の対象とするのであれば新車1台分ぐらいの予算をお勧めします

それぐらいの予算でないと卸売価格に近い金額では購入できません。

分散資産の1つにダイヤモンド

資産の分散としてタンス預金をするのであればダイヤモンドという持ち運びに便利な資産を考えても良いのではないかと思います。(執筆者:菅 好男)