※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

洋服大好きで意志の弱い筆者が年間3万円以上の節約 悪習慣を断つ4つのステップ

節約・ポイ活 節約・ポイ活
洋服大好きで意志の弱い筆者が年間3万円以上の節約 悪習慣を断つ4つのステップ

私の悪しき習慣

私には以下3つの無駄使いの習慣がありました。

・ ネットで服を買う

・ 出勤前にコンビニで飲み物やお菓子を買う

・ お金がないからと代わりにクレジットカードを使う

ただ、直そうと何度思っても結局はまた買ってしまうの繰り返しで失敗してばかりで、「意志が弱い自分は節約ができない」、そう思っていました

意志が弱いから無駄使いをしてしまうのではなく、習慣化している中に無駄使いが組み込まれてしまっている

そこまでは考えられるのですが、意志だけではどうにもなりません

そこで、今回は私が実践しているラクに節約体質になる方法を伝授したいと思います。

1. 急に大きく変えようとしない

電卓とバツマークを持つ主婦

すぐに成果を出そうと短期的に大きく変えようとするのはNGです

始めのうちはうまくいくのですが長くは続きません

そうすると、自分に自信がなくなり「この習慣は直せない」と固定化されてしまうことがあります。

まずは1番直したいもの、1番簡単に直せそうなもの、どれか1つにフォーカスして取り組みます

私の場合、1番浪費金額の多かった服の購入をやめることを選びました。

2. 行動を分析する

行動を起こすまでの状況について自己分析していきます

これは次のステップに進むための大事な作業になりますので、しっかり自分と向き合い考えることが大切です

自己分析の方法は次の通りです。

(1) 買い物など行動を起こすまでのパターンを思い出す

(2) なぜそれを買いたいのか・行いたいのか考える

(3) (2)に対してなぜそうしたいのか、なぜを繰り返す

私が服を買ってしまう理由

服の購入理由について、始めは「好きだから」、「安いし気に入ったから」しか出てきませんでしたが、掘り下げると次のようなことがわかりました。

私が服を欲しかった理由はストレスが原因だったのです

服が好き・安いし気に入ったから欲しい

(なぜ服が好きなの? なぜ服が欲しいの?)

服を変えると自分が変われる気がする

(なぜ自分を変えたいの?)

気持ちがリフレッシュできる

(なぜリフレッシュしたいの?)

自分の時間がなく仕事・家事・育児と毎日忙しい(ストレス)

行動を分析することによって、たとえば、

家計簿をつけられないという方 → 手がすぐ届くところに家計簿を置いていないので取り出すのが億劫

などのように、いろいろな理由が見つかることでしょう。

3. 行動のきっかけを見つける

買い物のきっかけについて考える主婦

行動分析で購買原因が確認できたら、次のステップとしてトリガー(trigger)を見つけていきます

トリガーとは行動のきっかけとなることです。

私が服を買うきっかけ

私の場合は服の購入時に次のトリガーがありました。

・ 就寝時や通勤中のネットサーフィン

・ メルマガ登録によるメール通知

・ アプリ通知

特に、ファッションブログやInstagramが大好きで暇さえあれば見ていました。

電車に乗るとすぐさまネットを開くことが習慣化されていて、お気に入りのブログやインスタグラマーの新着チェックをしないと一日が始まらない状態でした。

また、スーパーセールやお買い物マラソンなど購買意欲をそそるイベントの通知をたくさん受け取っていました

ショップの購入履歴やカードの使用状況を参考にする

当時のショップの購入履歴やカード履歴を見ると、2014年には楽天の購入履歴だけでも52件ありました。

神戸レタスやtitivateといった安くておしゃれな服の購入や靴の購入履歴が目立ち、平均すると1か月4回・週1回以上も買い物していたという計算になります。

さらに、カード履歴を確認すると私には以下の傾向がありました。

・ 服の購入はほぼネット通販を利用している

・ 購入時間は夜の時間帯(21時~24時)が80%以上

・ 色違いを複数購入している

ショップやカードの履歴から、購入日時や買ったものを見ると振り返りやすいでしょう。

4. きっかけを変える

行動のきっかけがわかったら、それを捨てるか新しい行動に変えていきます

私が変えたこと

たとえば、私の場合は以下のように変えました。

・ 就寝時にスマホは見ないようにiPhoneをおやすみモードにする

・ 電車では服の整理や読書などを楽しむようにする

・ ショップのメルマガは全て解除

・ アプリは必要なものだけ通知がくるように設定変更

・ Instagramのアプリを消す勇気がなかったので一時的にログアウト

・ ブログは簡単に探せないようページ・閲覧履歴・お気に入りを削除

新しい習慣を作るには「報酬」が必要

習慣は、

トリガー(きっかけ) → ルーティーン(行動) → リワード(報酬)

を繰り返すことで身につきます。

新しい習慣を作る場合も、必ず「報酬」を設けるようにしました

手持ちの服でコーディネートを作ることを習慣に

洋服のコーディネート

たとえば、私は服が大好きなので、手持ちの服でコーディネートをいくつか作る事にしました

始めはブログチェックをしたくて仕方なかったのですが、楽しいことはすぐにあらたな習慣になりました

手持ちの服をXZ(クローゼット)というアプリにつめ込み、数日先のコーディネートを作ります。

クローゼットというアプリを使う

≪画像元:Googleプレイ

コーディネートに合うバッグや小物、ヘアスタイルなどを探したり組み合わせるのは自分がすてきに変わっていくようでとても楽しい作業でした。

XZ(クローゼット)では手持ちの服のコーディネートパターンを簡単に探すことができ、さらに機能改善されて手持ちの服で気温に合わせていくつかコーディネートを自動で作ってくれます。

新しい発見があるのもとても魅力でした。

また、自分の服を客観的にみることで、イメージに合わないスタイルやカラーの服を処分するきっかけにもつながったのです。

「報酬」をうまく使おう

「報酬」の作り方としては、

・ 家計簿をつけられない方: 目につくところに家計簿を置き、家計簿のあとは必ずチョコを1つ食べる

・ 毎朝コーヒーを買う習慣がある方: 店舗の前を通らない通勤経路にして、自宅で入れたおいしいコーヒーをお気に入りのマイボトルに入れて飲む

などがあげられます。

毎日同じ時間に行動を起こしたい場合はリマインダー機能を使うのもよいアイディアです。

節約に向き・不向きはない

習慣を変えたことで購入頻度が減り、比例して使う金額も減っていきました

・ 服代が年間3万円以上

・ 飲み物・お菓子代が年間4万円以上

他の悪習慣も改善したので、浮いたお金はもっとあるかもしれません。

習慣を味方につけることで、いつの間にか大きく変われます。

節約に向き・不向きはありません

習慣の改善は今からでもはじめられます。新しい習慣、今すぐはじめてみませんか。(執筆者:神春 廣)

《神春 廣》
この記事は役に立ちましたか?
+1

関連タグ

神春 廣

神春 廣

エンジニア歴10年以上の二児の母。結婚・出産を機に節約を心がけるようになり、プチミニマリストとしてシンプルライフを実践中!どうやれば簡単に賢い選択ができるのか、ストレスをためない節約を目指して日々試行錯誤しています。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集