年末は出費がかさむため、お正月はお財布の紐がかたくなりがちです。
しかし、「初売り」、「福袋」には心惹かれるという人も多いことでしょう。
そこで今回は、初売りや福袋で損をしないために役立つお得のコツについて解説します。

目次
初売りで損してしまう人の特徴
初売りで損をしてしまう人には
・ 視覚的な情報だけで行動してしまう
・ 思い込みで失敗が多い
といった特徴があります。
初売りだからといって、すべての商品がお買い得とは限りません。
節約を心がけている人であれば、冷静に普段の販売価格と照らし合わせて購入を検討することでしょう。
しかし、「お正月」、「初売り」というお店の雰囲気にのまれて、冷静な判断ができなくなってしまう人もいます。
「季節もの」や「限定」といった視覚的な情報だけで行動してしまう人は、うっかり雰囲気にのまれて無駄な買い物をしてしまうため要注意です。
また、初売りやセールを行っているお店には、対象外の商品も存在します。
「安いからとあれこれ購入したものの、お得じゃない商品が多数紛れ込んでいた」ということにならないように気をつけましょう。
コツ1:「ネタバレ福袋」で大ハズレ回避
お店によっては、在庫処分のためにあれこれと詰め込んで福袋を作っています。
サイズがバラバラだったり使い勝手が悪いアイテムが入っていることもあるでしょう。
友達と一緒に福袋を購入してシェアする方法もありますが、本当に欲しいものではないアイテムは、出番が少なくお蔵入りになる可能性大です。
もちろん、中身がわからないほうがワクワク感は増します。
しかし、お得を重視するのであれば、中身が事前にわかる「ネタバレ福袋」の購入がおすすめです。
また、お店の雰囲気にのまれやすい人は、インターネット販売を利用して当日購入を避けるのも一つの手です。
送料はかかりますが、お店までの交通費や無駄遣い抑止を考えれば、かえってお得になるかもしれません。

コツ2:お目当て商品は下調べをしておく
初売りや福袋販売の時期は、ゆっくり試着をしたり商品をチェックしたりする時間がないほど店内が混雑することもあります。
初売りで購入したいお目当ての商品がある場合は、着心地やサイズ展開などを事前に下調べしておきましょう。
また、「お目当て商品以外は購入しない」と決めておくのもおすすめです。
とくに子どもを連れての初売り参戦は、子どもがぐずったりトイレに連れて行ったりとバタバタしがちです。
サクッと初売りでお目当ての商品を購入できれば、ストレス回避にもつながります。
多くの商品は、初売りが終わっても後日購入することができるため、本当に必要かどうか考える時間を作ることで無駄遣いも防げます。
新年は冷静な判断と下調べで無駄遣いを防ごう
初売りや福袋は、上手な買い物ができればワクワクやドキドキが楽しめます。
一方で、雰囲気にのまれたり冷静さを失ったりすれば、自宅に帰ってから無駄遣いを悔やむことにまなりかねません。
初売りで損をしやすい人の特徴に当てはまる人は、初売りや福袋購入に向けて計画をしっかり立てましょう。(執筆者:成田 ミキ)