メルカリを使用する際に
と心配になったことはないでしょうか。
また、
と考えたことはないでしょうか。
この記事では、メルカリの手数料に関する基本的知識と手数料を抑えるテクニック、そしてメルカリをお得に使うテクニックを紹介します。
メルカリヘビーユーザーの筆者の実話もありますので、ぜひともご覧ください。
目次
メルカリの手数料を知る
まずは、手数料とそれを抑えるテクニックを見ていきましょう。
販売手数料
メルカリで商品を売った際、販売手数料として10％が差し引かれます。
そのため、1,000円の商品を売った時には、900円が売上金として反映されます。
実際にメルカリで出品する時には価格を入力することで自動的に算出されるため、画面上で実際にいくらの売上金が入るのかを把握するようにしましょう。
なお、販売手数料は購入者に負担させることはできません。
販売手数料を抑えるテクニック
メルカリを通常利用する場合には、販売手数料を抑える裏技はありません。
しかし、不定期でキャンペーンを行っていることがあり、そこでは販売手数料が実質ゼロになることもあります。
例えば、2019年11月15日～12月1日に開催された「メルカリ超！出品祭」では、売った商品の販売手数料が期間中1,000ポイントを上限として全額ポイント還元されました。
1万円を超える高額商品で売れる見込みが高く値崩れしないような場合には、このような機会を待って販売するのがよいでしょう。
筆者は、レアCDや流通の少ないかばん等、値崩れしづらい高額商品はこのようなキャンペーンを待って販売するようにしています。
実際に、8,000円でCDを売った際には800円の販売手数料を抑えることができました。
振込手数料
メルカリの売上金をあなたの口座に振り込む場合には、手数料がかかります。
通常の振込手数料であれば200円、お急ぎ振込であれば400円です。
振込申請をする際に「お急ぎ振込を利用する」か「お急ぎ振込を利用しない」のいずれかを選択しなければなりませんが、「お急ぎ振込を利用する」を選択すると別途手数料が200円加わって合計手数料が400円になります。
なお、メルカリでは振込スケジュールが決められています。
通常振込の場合には、例えば、11月12日～18日に申請したものは、11月22日に振り込まれるようになっています。
お急ぎ振込では、最短で翌日の振込です。
お急ぎ振込を使用しないようにスケジュールを管理するようにしましょう。
振込手数料を抑えるテクニック
メルカリの売上金は、メルカリが提供するスマホ決済サービス「メルペイ」に移行できます。
「メルペイ」は、ペイペイやラインペイと同様にコンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店など全国80万箇所以上のお店で利用できるQRコード決済サービスです。
売上金の移行は無料で行えるため、メルペイ対応のお店を利用することが多い場合には積極的にメルペイを使うのがおすすめです。
また、通常であれば
になります。
これによって売上金がまとまった金額になった時に一括で現金化できるため、余計な振込手数料を払わなくて済みます。
決済手数料
メルカリでは、商品購入時にコンビニ支払いやキャリア決済を用いる場合には、100円の決済手数料がかかります。
また、「メルペイスマート払い」という後払いを使用すると、決済時に300円の手数料がかかります。
この「メルペイスマート払い」とは、金欠となっている際にも支払いができるように、購入代金を翌月にまとめて払うシステムです。
メルカリ内での買い物だけでなく、ネットでの買い物、お店でのメルペイ払いでも利用できます。
なお、メルペイの残高払いにしている場合には手数料は無料です。
決済手数料を抑えるテクニック
クレジットカード払いとメルペイ残高払いの場合には、決済手数料が無料です。
メルカリを購入のみで使うようなユーザーであっても、クレジットカードの使用によほどの抵抗がない限りは、クレジットカード払いを選択するとよいでしょう。
筆者は
にしています。
売上金で商品購入することで、振込手数料と決済手数料を二重で抑えることができるのです。
また、メルカリを定期的に使うユーザーであれば、この方法を用いれば売上金が180日の有効期限を超えることはめったにないでしょう。
その他の手数料
メルカリで用いられる手数料としては、販売・振込・決済手数料が主要な手数料です。
メルカリライトユーザーであれば、まずはこの3つをおさえておけば間違いないでしょう。
他にも手数料はあるため、簡単に紹介します。
集荷手数料
らくらくメルカリ便と呼ばれるメルカリとヤマト運輸が連携した配送サービスで、宛名書き不要・全国一律の送料・匿名配送などが特徴です。
料金はサイズによって一律とお得な内容になっていますが、その中には実質の手数料が含まれていることを理解しておきましょう。
筆者は自宅近くに郵便局があるためにらくらくメルカリ便を利用したことがありません。
あなたの自宅が郵便局などに行く手間や経費との兼ね合いで、らくらくメルカリ便を使用するかどうかを検討しましょう。
組戻し手数料
売上金を現金化するときに用いる口座を誤って入力してしまった際には、振り込み直しを依頼できます。
このとき、組戻し手数料として630円が必要です。
基本的には口座番号を入力する際には何度も確認し、可能であれば家族等の信頼できる人に二重チェックをしてもらうようにしましょう。
組戻しは誤って振り込まれた人と連絡が取れない場合などには戻ってこないことがあるため、できるだけ起こさないようにしましょう。
ライセンス料
ライセンス料とは知的財産権に付随して発生する料金のことで、メルカリにおいては2つの場合が該当します。
2. 小山宙哉の「宇宙兄弟」の二次創作物
の2つです。
この2つは専門カテゴリー「Ingress」、「宇宙兄弟」のそれぞれのカテゴリーで出品しなければなりません。
このカテゴリーで売れた場合には、通常の10％の販売手数料に加え、ライセンス料としてさらに10％が課されるようになっています。
ちなみに、これらは出品ガイドラインの利用規約に厳格に定められているため、該当する商品を売る時には必ず確認するようにしましょう。
メルカリで売上アップを狙えるテクニック
メルカリではどのような商品でも出品すればよいというわけではありません。
メルカリで出品する際に知っておきたい得するテクニックを紹介します。
売上ラインを考える
少額商品をたくさん売ったところで、たくさんの配送費用・梱包費用・手間がかかってしまうだけです。
そのため、
ようにしましょう。
筆者の場合、基本的には800円以上の売上金額が見込める場合にしか、出品しないようにしています。
近所に郵便局がないなどの場合であれば、1,000円や1,500円に設定するのがよいでしょう。
時間や労力に見合った取引をするのが肝心です。
このライン以下になってしまう商品はメルカリ以外の方法で処理するようにしましょう。
梱包コストを考える
売れた商品はプチプチなどに梱包しますが、大型商品や変わった形の商品であれば梱包コストが莫大になってしまいます。
梱包にかかる大変さや時間はもちろん、プチプチや段ボール購入などが経費として圧迫することがあります。
実際、筆者は高額商品が売れたものの、その商品が大きすぎたために梱包に500円以上使ってしまったことがあります。
家電や家具などを処分しようと考えている場合には、誰かに譲るなどの方法で引き取りに来てもらう方が結局はコスパが高くなることがあります。
配送コストを考える
梱包コストがかかるような商品では、配送コストが高くなることも考えられます。
例えば、大きな家具のような場合には数千円の配送コストがかかってしまいます。
梱包コスト・配送コストを掛け合わせて、メルカリに出品するか否かを考えましょう。
また、小さな商品だと思っていたのに、いざ郵便局に持っていくと送料が高かったという場合があります。
筆者はメルカリを開始したころに、箱入りの人形を800円で売ることができましたが、送料に400円かかってしまったことがありました。
イメージで送料を考えず、必ずメルカリ便や郵便局の送料をチェックするようにしましょう。
信頼を考える
メルカリでは商品を売り買いした相手からあなたが評価されます。
この評価は多くのユーザーが確認するところなので、できるだけ「良い」評価を受けられるようにしましょう。
梱包を丁寧にする、メルカリ上でのやりとりを丁寧にするといったことが肝要です。
面倒ではありますが、長期的にメルカリを利用したいと考えているのであれば必須です。
ボディブローのようにじわじわと後から効果を発揮してくるからです。
また、
ようにしましょう。
初めて商品コメント欄を見た人に「なぜコメント削除しているの？何だか不安…」という感覚を抱かせてしまうからです。
嫌なコメントがあったとしても、丁寧に返信していれば、それを見た他のユーザーがあなたを信頼できるユーザーだと評価してくれます。
ちなみに、あまりにも嫌なコメントをするようなユーザーはブロックしましょう。
手数料・テクニックを抑えて売上も評価もアップ
メルカリでかかる手数料とその抑え方、さらにはメルカリをお得に使うテクニックについて紹介しました。
売上、評価をアップさせるには、これらをしっかり押さえておきましょう。（執筆者：喜多 一馬）
