お子様が大きくなってくるにつれて、気になってくるのは学習習慣です。
子ども向けドリルを書店で買ってはみたものの好みのタイプではなかったようで、全くやってくれなかった、年齢が合わなかったのか今ひとつ活かしきれなかった、などといった経験のある方もいらっしゃるでしょう。
「たくさん買って無駄にしたくないし…」
という時に、100円ショップのドリルがぴったりです。
100円ショップには、幼児~小学校低学年向けのドリルなども販売しているところが多くあります。
書店で売られている一般的なドリルは1冊70ページ程度で500~1,000円程度ですが、100円ショップの商品は1冊30ページ程度と頁数が少ないのがおすすめポイントです。

目次
ダイソーのドリルの種類

近隣の店舗で確認したところ、3歳向け、4歳向け、5歳向け、6歳向けと年齢ごとに分けられていました。
「ちえやめいろ」といったスタンダードなものが基本です。
加えて年齢に合わせて「かず」、「ひらがな」、「とけいのよみかた」といった科目も販売されていました。
年齢ごとに細かく分けられているところ、科目の多さに特徴があると言えそうです。
セリアのドリルの種類

続いてセリアの調査です。
同じく近隣の店舗で確認したところ、幼児向けドリルは、「めいろ」、「ちえ」、「かたかなとぬりえ」をはじめとする「おけいこシリーズ」というシリーズのものが5種ありました。
幼児向けの「おけいこシリーズ」には年齢ごとの区別はないようすです。
こちらは文具製造卸販売の株式会社日本パール加工の製品でした。
「めいろ」の中身を比較
さて気になる中身について、わかりやすく幼児向けの「めいろ」で比較してみましょう。

ダイソーの「めいろだいすき」
問題ページが57ページあり、ほとんどが見開きのめいろになっているので、問題数は約29問です。
対象年齢が5歳のものをチェックしてみたところ、難易度は比較的優しめです。
印刷はフルカラーで、4歳になった息子でも難なく解けました。

セリアのおけいこシリーズの「めいろ(うみのなかまとたんけん)」
32ページですが、1ページ1題の問題が多く、27題掲載されています。
問題数には大差ありませんでした。
こちらは1色刷りです。
あまりカラフルだと気が散ってしまうタイプのお子様におすすめです。
対象年齢の記載はありませんでしたが難易度が少し高めですので、6歳程度でも楽しめそうです。
めいろが好きなお子さまならば、集中して取り組む練習ができそうです。
同タイプのめいろのドリルで一般的に書店で売られているものを確認したところ、どれも70ページ程度で600~800円程でした。
100円ショップのものはかなりお得感があります。
それぞれの特徴を活かした使い方
比較の結果、楽しくカラフルなタイプが好きなお子様にはダイソー、集中して学習したいお子様にはセリアがおすすめと言えます。
また、年齢による学習の進み具合をチェックするには、ダイソーの年齢別を試してみるのがよいでしょう。
100円ショップ2社のドリルの特徴をうまく活用してください。
両方買っても書店で買うよりまだ安い
1冊500~1,000円とけっこうな金額をかけたにも拘らず、タイプが合わずに真っ白なドリルが山積みというのは、お財布にも心にも優しくありません。
書店でドリルを多数購入する前に、お得なこの2つのドリルをぜひ試してみてください。
なんといっても両方買って試したところで、書店で1冊買うよりもまだ安いです。
なお、情報は2019年12月現在のもので、内容等が変更になっている場合があります。
店舗によっても取り扱い内容が異なります。
お求めの際には事前に確認されることをおすすめします。(執筆者:新木 みのる)