日本のお正月といえば、おせち料理が定番です。
しかし、1日、2日とおせちを食べるとどうしても飽きてきて、余ってしまうなんてこともしばしばです。
余ったおせちをどうするか悩んだ経験のある方も多いでしょう。
ですが、余ったおせちもリメイクすれば、おいしく食べきることができます。
今回は、余ったおせちをごちそうに変える、お手軽リメイクアイデアをご紹介いたします。
目次
1. 黒豆

黒豆は手作りの場合、つい大量につくってしまいます。
ほっこりする甘さがおいしいのですが、子どもがあまり食べてくれず大量に残ってしまいがちです。
そんな甘い黒豆は、おいしいスイーツに大変身させましょう。
パウンドケーキにリメイク
ホットケーキミックスと余った黒豆を使うと、簡単に黒豆パウンドケーキができ上がります。
黒豆の甘さは各家庭によって異なるので、砂糖の量は調整しつつ作ってみてください。
和風で優しい甘さが、お茶請けにもぴったりです。
2. 紅白なます

さっぱりしていて箸休めにもなる紅白なます。
見た目も鮮やかで、おせちには欠かせない定番メニューですが、他メニューよりもシンプルなため、余ってしまうことが多いです。
そんな紅白なますは、ごはんものにアレンジして、大量に消費してしまいましょう。
ビビンバにリメイク
甘辛く味付けしたそぼろ、ほうれん草ともやしのナムル、生卵、そして余った紅白なますを添えたら、立派なビビンバのでき上がりです。
紅白なますがさっぱりしているので、がっつりいただけます。
冬休みのお昼ごはんメニューとしてもぴったりです。
3. 酢レンコン
酢レンコンはお煮しめとは別に作ります。
手間はかかるものの、紅白なますと同様、少しつまむ程度で売れ残ってしまいがちなメニューです。
酢レンコンはこのままの味で十分おいしいので、素材を生かしたリメイクをおすすめします。
ちらし寿司にリメイク

酢レンコンをご飯に混ぜ合わせ、錦糸卵やえびなど、ありあわせの食材を合わせれば、立派なちらし寿司になります。
イチから作るのは手間がかかるちらし寿司も、余った酢レンコンを使うことで手間なく簡単です。
酢レンコンだけでなく、しいたけや紅白かまぼこなど、ほかの余ったおせち食材もちらし寿司によく合います。
4. かまぼこ

紅白かまぼこは、白、赤どちらも用意するため、どうしても量が多くなってしまいます。
味が淡泊なので、かまぼこをそのまま食べて消費するのもどこか味気なく感じるものです。
大量に余ったかまぼこは、刻んで炒めごはんに活用しましょう。
チャーハンにリメイク
刻んだかまぼこは、チャーハンの具として最適です。
チャーハンがより豪華になりますし、ランチにおいしくいただけるので、ムダにすることがありません。
5. 筑前煮

筑前煮はごぼうやにんじんなど、たくさんの具材が入っっています。
おせちのなかでも人気が高いメニューではありますが、煮物系はつい大量に作ってしまうことから、最後まで余ってしまいがちです。
また、具材の残りにもバラつきがあり、人気のある具材はなくなってしまっていることもあるかもしれません。
煮汁にもいろいろな食材の栄養が染み出ているので、汁ごとリメイクできる料理にアレンジしましょう。
カレーにリメイク
余った筑前煮に、カレールーを溶かすだけで絶品和風カレーの完成です。
具材には火が通っているので、温めるだけで簡単に作れます。
筑前煮の量や汁の量に合わせて、お好みの具材やお湯の量を調整しましょう。
リメイクで飽きずに別メニューを楽しもう
おせちは作るのも手間と時間がかかりますし、買っても高いので、捨ててしまうのはもったいないです。
リメイクをすることで、簡単に別料理が作れるので、食費も節約できますし、家事の手間も省けます。
余ったおせちで困ったら、ぜひリメイクをして、ムダなくおいしくいただきましょう。(執筆者:三木 千奈)