3月は上場企業の決算月が集中しており、それに伴い権利月を迎える株主優待銘柄も1年のうちで最も多い月となっています。

今回は、少し先にはなりますが、筆者おすすめの3月銘柄をピックアップしましたので、銘柄選びのご参考になれば幸いです。

株価他数値は、12月20日(金)終値時点でのYahoo!ファイナンスの株価より算出しております。

なお、株式購入の際は、最低購入金額の他に証券会社の手数料が別途かかります。

1. 高配当&充実のカタログギフト:オリックス

オリックス株主優待「ふるさと優待」

≪画像元:オリックス

「オリックス (8591)」はリース業をはじめ、不動産、生保などさまざまな事業を営む企業です。

「オリックス」では株主優待を実施しており、3月末に100株以上保有する株主に対し、カタログギフト「ふるさと優待」を進呈しています。

内容は年々豊富になっており、肉・魚介・惣菜・菓子などのグルメのほか、雑貨や洗剤などの日用品からも希望の商品を選べます

質・量ともに申し分なく、頂いた際の満足度が高いこと請け合いです。

さらに、関連施設が割引料金で利用できる「株主カード」もいただけます

2019年後半には日経平均も上昇し現在は高値圏にありますが、

配当のみでも、なおも4%台をキープしており、配当・優待両面からおすすめの銘柄

です。

オリックス (8591)

【株価】1843.5円
【最低購入金額】
18万4,350円(100株)
【PER】7.87
【PBR】0.80
【権利確定月】
3月末
【配当】76.00円/年
【配当利回り】4.12%

【株主優待】ふるさと優待、株主カードの発行

100株以上:
・ ふるさと優待(3月末)
・ 株主カードの発行(3月末・9月末)

2. 47都道府県のグルメカタログ:KDDI

KDDI Wowma!カタログギフト

≪画像元:KDDI

「KDDI (9433)」は、通信大手の企業であり、携帯キャリア「au」を展開しています。

「KDDI」では株主優待を実施しており、3月末に100株以上保有する株主に対し、自社で運営するネットモール「Wowma!」の「Wowma!商品カタログギフト」を進呈しています。

47各都道府県から各1個ずつ選りすぐりの食品が掲載されたグルメカタログで、毎回選ぶのに難儀してしまうほどの逸品がそろっています。

2019年後半に株価が上昇し配当は3%台と以前より低下しましたが、安定株の位置づけで配当と株主優待の両方の魅力を味わえるおすすめ銘柄です。

KDDI(9433)

【株価】3,287円
【最低購入金額】
32万8,700円(100株)
【PER】12.39
【PBR】1.77
【権利確定月】3月末
【配当】110.00円/年
【配当利回り】3.35%

【株主優待】「Wowma!商品カタログギフト」

100株以上・5年未満:3,000円

100株以上・5年以上:5,000円

1,000株以上・5年未満:5,000円

1,000株以上・5年以上:1万円

3. 長野県ゆかりの商品が選べる:ヤマウラ

ヤマウラ株主優待

≪画像元:ヤマウラ

「ヤマウラ (1780)」は長野県駒ケ根市に本拠を置く建築および土木建設を行う企業です。

「ヤマウラ」では株主優待を実施しており、3月末に100株以上保有する株主に対し、保有株数に応じて、地元長野県の企業の商品を進呈しています。

年々選べる商品が増加しており、2019年3月期には、味噌・菓子類・飲料・調味料などのほか、駒ケ根ロープウェイのチケットや養命酒製造のお酒など全22種類がラインアップされていて、地元ならではの商品を選ぶことができます。

なかでも、地元JAが生産する飲むヨーグルトやチーズのセットが、質の高さで優待族の間では人気を博しています。

ヤマウラ (1780)

【株価】899円
【最低購入金額】
8万9,900円(100株)
【PER】17.52  
【PBR】1.15                          
【権利確定月】3月末
【配当】5.00円/年
【配当利回り】0.56%

【株主優待】3,000円相当の地場商品群の中から選択

100株以上:1商品

300株以上:2商品

1,000株以上:3商品

4. 話題のプレミアム優待倶楽部が利用できる:オイレス工業

オイレス工業プレミアム優待倶楽部

≪画像元: WILLs

「オイレス工業 (6282)」は、無給油軸受け(オイレスベアリング)で国内トップの企業です。

「オイレス工業」では株主優待を実施しており、3月末に100株以上保有する株主に対し、保有株数に応じて、特設インターネットサイト「プレミアム優待倶楽部」にて商品と交換できるポイントを進呈しています。

ポイントと商品を交換できる「プレミアム優待倶楽部」は、株主優待として導入する企業が年々増加しており、商品ラインアップもグルメ・日用品・雑貨や旅行などのイベントまで2,000種類以上と多岐にわたります。

ポイントと配当を合わせた「優待+配当利回り」も約4.7%と高く、ここ数年のなかでは現在安値圏ですが、業績改善にともない再度上昇するのか気になるところです。

オイレス工業 (6282)

【株価】1,675円
【最低購入金額】
16万7,500円(100株)
【PER】18.53  
【PBR】0.89                          
【権利確定月】3月末
【配当】50.00円/年
【配当利回り】2.99%

【株主優待】 保有株式数および保有期間に応じてポイント付与(1ポイント ≓ 1円)

特設インターネット・サイトにおいて、そのポイントと食品、電化製品、ギフト等に交換、社会貢献活動への寄付も可能です。

100株以上:
初年度:3,000ポイント
1年以上:4,000ポイント
3年以上:5,000ポイント

300株以上:
初年度:5,000ポイント
1年以上:6,000ポイント
3年以上:7,000ポイント

500株以上:
初年度:1万ポイント
1年以上:1万1,000ポイント
3年以上:1万2,000ポイント

1,000株以上:
初年度:2万ポイント
1年以上:2万1,000ポイント
3年以上:2万2,000ポイント

5. 横浜アリーナで行われる株主総会:ファンケル

ファンケル株主優待カタログ

≪画像元:FANCL「株主優待カタログ(100株)(pdf)」≫

「ファンケル (4921)」は、通販主体の化粧品メーカーであり、化粧品のほかサプリや健康食品も展開しています。

「ファンケル」では株主優待を実施しており、3月末に100株以上保有する株主に対し、保有株数に応じて、自社製品を進呈しています。

注意していただきたいのは、株主優待を頂けるのが、3月末時点で6か月以上継続保有する株主のみという条件がついている点です。

継続保有という条件はあるものの、筆者がこちらの銘柄をおすすめに挙げた理由は「株主総会」にあります。

毎年6月に横浜アリーナで開催される株主総会では、広々としたスペースで自社製品のセールや体験できたり、昨今各企業で減少傾向となっているお土産をいただくことができたり、ロケーションもあいまってさながら「フェス」のような雰囲気を体感できるのです。

さらに、開催される日時も土曜午後と、平日勤務の方や他企業の総会に出席する方にも参加しやすいスケジュールとなっている企業側の姿勢に好感がもてますね。

ファンケル (4921)

【株価】2,986円
【最低購入金額】
29万8,600円(100株)
【PER】35.13  
【PBR】5.59                          
【権利確定月】3月末
【配当】34.00円/年
【配当利回り】1.14%

【株主優待】以下(1)、(2)のいずれか1つを選択

(1) 自社製品 または 寄付参加

(2)「ファンケル銀座スクエア」ご利用券

6か月以上継続保有・100株以上:
(1) 3,000円相当
(2) 3,000円分

6か月以上継続保有・200株以上:
(1) 6,000円相当
(2) 6,000円分

株主優待のない高配当銘柄も魅力的

ところで現在、大型株のうち株主優待制度がない高配当株(3月期)として挙げられるのが、

・ ソフトバンク
・ 日本郵政
・ 双日
・ 住友商事
・ 三菱商事

などで、配当利回りは4%台後半から5%台に達します。

株投資のインカムゲインを現金のみで得たいのか、優待品で得たほうが満足度が高いのか、配当は再投資するのかなど投資スタンスにより魅力的な銘柄は異なるでしょう。

また、現在日経平均は高値圏であり、目当ての株をいつ購入するのがよいのかというのも悩みどころですね。

株価その他の情報は変更される場合があります。

ご自身でご確認のうえ自己責任で投資くださいますようお願いいたします。(執筆者:吉井 裕子)