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【野菜高騰】特売日に100円で長期保存「乾物」「水煮」 おすすめとそうでないもの&レシピアイディア

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【野菜高騰】特売日に100円で長期保存「乾物」「水煮」 おすすめとそうでないもの&レシピアイディア
「今月は葉物野菜が高いなぁ…」

「野菜が高くて食費にジワジワ影響してる…」

「野菜高騰」の文字は、1年の中で1回はニュースで目にします。

この文字を見るたびに家計を預かっている方は「またか…」と残念な気持ちになることと思います。

野菜は日々の献立の中で欠かせない食材の1つですが、そのような時は乾物や水煮を代用してみるのはいかがでしょうか。

今回は、野菜高騰のピンチを上手に乗り切る乾物や水煮の上手な使い方を紹介します。

特売日に100円で長期保存「乾物」「水煮」おすすめとそうでないもの

乾物や水煮を使うメリット

乾物や水煮は、コスパもよく長期保存もできるといったよいことがたくさんあります。

メリット1:年間を通じて財布に優しい

乾物や水煮の最大のメリットは、年間を通して価格が安定しているということです。

台風の多い年や冷夏で日照時間が足りないといった気象条件や災害時においても乾物や水煮が高騰することはありません。

しかも、乾物や水煮は1袋あたりの値段も100~300円程度なので財布にも優しいのです。

特売の日には100円を切ることもありますので節約にはもってこいの食材です。

メリット2:長時保存できるので腐らせる心配がない

野菜高騰が気になる時につい目が行ってしまうのが「見切り品」のコーナーですが、見切り品にはデメリットがあります

1~2日で使い切らないと腐ってしまう可能性が高いということです。

せっかくお金を払って買ったのに食材を腐らせてしまったら、お金を捨てたようなものです。

それでは悲しいですよね。

一方で、乾物や水煮は長期保存が可能なので、食材を腐らせる確率が極めて低いのがよいところです。

私は特にズボラな人間なので、いろいろ買ってしまうと冷蔵庫に入れた食材を忘れてしまう傾向にあるのですが、乾物や水煮であれば多少忘れていても大丈夫なのでとても助かります。

4人家族で月3万円以下の食費実現におすすめの乾物・水煮

切干大根

家族4人で月3万円以下の食費を実現する「おすすめの乾物・水煮」と「おすすめしない乾物・水煮」をそれぞれ紹介します。

おすすめの乾物・水煮

意外な使い方ができるのもおすすめのポイントです。

(1) 切り干し大根

食卓にあるとほっこりする切り干し大根の煮物は、まさにお袋の味の定番和食です。

また、切り干し大根は次のような使い方もできます。

・ 酸味があり、箸休めにピッタリな「はりはり漬け」

・ 戻してキノコ類と一緒に衣を付けて揚げる「旨みたっぷりのかき揚げ」

どちらも定番の味とは少し違いますが、切り干し大根の新しい食感と強い旨みで乙な味です。

(2) 大豆の水煮

蒟蒻や人参、昆布と一緒に炊いた五目豆も和食の定番です。

「ずっと甘辛味では飽きてしまう」と言う方もいらっしゃいます。

そのような方におすすめしたいのが「洋食」に水煮大豆を使うことです。

たとえば以下のような使い方ができます。

・ ツナと水煮大豆、ニンジンをマヨネーズで和えて「簡単ビーンズサラダ」

・ ひき肉と一緒にカレー粉で炒めて「ビーンズドライカレー」

水煮大豆だからといって和食にこだわる必要はありません。

定番以外の使い方でレパートリーも増えて飽きずに続けられます。

おすすめしない乾物・水煮

一方で、あまりおすすめできない乾物や水煮もあります。

(1) 乾燥わかめ

湯通し塩蔵わかめ

乾物の中で最も身近にある食材が「乾燥わかめ」だと思うのですが、私は数年前から買わなくなりました。

「え? 乾燥わかめ便利なのに」と言われる方は多いと思います。

乾燥わかめを買わなくなった理由は次の通りです。

・ できれば国産の安い食材を買いたい。

・ 3か月程度保存できれば問題ない。


安い乾燥わかめのほとんどは「中国産」です。

私は生で口にするものは、できれば国産にしたいと思っているのですが、国産の乾燥わかめは値段はそれなりに高いので節約には向きません。

また、お味噌汁や酢の物の具材として頻繁に食べるので、1年以上の長期保存の必要性がないと気付いたことも大きな理由です。

今は、乾燥わかめではなく「塩蔵わかめ」を買っています。

塩蔵わかめというのは、生わかめと違っていったん茹でて塩を揉み込み保存がきくようにしたもので、3か月程冷蔵保存できるのです。

カットわかめほどはもちませんが、乾燥わかめよりも肉厚な食感で煮物や味噌汁に入れてもわかめの風味がよく残ります。

(2) 根菜の水煮

泥を落としてキレイに洗ったり、皮をむいたり、下茹でしたりと何かと面倒な根菜の下ごしらえが既にされているのが「根菜の水煮」です。

便利なのかもしれませんが、私の場合はあまり使いません。

理由は、根菜の水煮は長期保存をするためにクエン酸やビタミンCなど酸味のある保存料を使っているようで、その味が「すっぱくて、おいしくない」と感じました。

長期保存するために必要な成分であることは分かるのですが、「おいしくない」というのは食費節約の大敵だと思っているので、買わなくなりました。

乾物と水煮で異常気象も怖くない

乾物や水煮をよく買うようになったのは、結婚式の資金を貯めはじめた頃でした。

その当時、キャベツが1玉400円近くもするほど野菜が高騰していました。

当然、他の葉物野菜も300円代で食費節約の大ピンチを迎え、その苦しい戦いの救世主となったのが、乾物や水煮でした。

それまであまり使ったことのない食材でしたので四苦八苦しましたが、今ではなんとか人並みに料理できるようになりました。

最近では異常気象などにより1年の間で数回は高騰することもあるので、今ではあの時に取り入れてよかったと思っています。

「今日は野菜が高いな…」と感じた際には、乾物や水煮のコーナーもふらりとのぞいてみてください。(執筆者:片岡 みのり)

《片岡 みのり》
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片岡 みのり

片岡 みのり

首都圏で二児を育てながらライター活動をしています。節約を始めたきっかけは、入籍したのに「結婚式をするお金が全くなかったこと」。1年間、主人の給与を全額貯金し、自らの当時の14万円の給与から都内の10万円の家賃を払い、残りの4万円で家計をやりくりする生活をやり遂げ、無事に軽井沢で小さな式を挙げることができました。その経験から、節約は「未来の笑顔のためにする」のが大切だと考えています。 寄稿者にメッセージを送る

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