2019年10月には消費税が10%に増税されましたが、自動車に関しては自動車取得税が廃止され環境割が導入されたことで、燃費性能によっては実質減税になった車種も多くありました

「新年は新車に乗りたいな」と初売りに目が行きますが、「新車を買うなら決算期がいいよ」と聞いたことはありませんか。

自動車業界のほとんどのメーカーやディーラーは3月が決算期なので一番割引を引き出しやすくなるというのです。

福袋や成約特典に惑わされず、車両や付属品の価格をしっかり割り引いてもらうための交渉ポイントをまとめてみました。

新車購入の交渉ポイント

「3月に買いに行く」だけではだめ

3月に割引率が高くなるのは、ディーラーが決算期に販売台数を伸ばし、メーカーと取り決めた年度台数を達成したいからです。

そのため、大幅値引きを受けようとするなら「購入車が3月末までに販売台数としてカウントされる」ことが肝になってきます。

登録してナンバーをつけるには1週間程度かかるので、遅くとも3月20日ごろまでには決定しなければなりません。

特殊なボディカラーなどを選んで納車に時間がかかると値引きが適用されない場合もありますので注意してください。

3月上旬からの商談でも構いませんが、1月くらいから検討を始めて2月から交渉に入っても早すぎることはありません

検討の際には、

他社競合車種の検討も忘れずに、価格や性能を引き合いにだし、「迷っている」雰囲気を出すのも手

です。

見積もりは何パターンか出してもらう

見積もりは「下取り車」や「オプションや付属品」の有無で何パターンか出してもらいましょう

下取り価格は買取専門店と交渉するための目安としてとっておき、オプションや付属品のほうは最終的に値引き価格が落ち着きそうなときに「もう1つこれをつけてくれたら決めるのに」と物でねだってみましょう。

アクセサリー類の原価は値引きよりも安くすむことが多いので応じてくれやすいです。

営業マンは値切り交渉をされることに慣れていますので、「言い過ぎかな?」と心配せずにとりあえず希望は伝えていきます。

ただ、粘り過ぎて疲弊するのはお互いに損なので「ここまで来たら買う」というラインを心の中に持っておくとよいでしょう。

ディーラーの下取り価格をもって買取専門店の門をたたく

ディーラーよりも 買取専門店へ

買取はディーラーよりも買取専門店のほうが高値をつけてくれることが多いと言えます。

ディーラーの営業マンの中には、割引額を大きくする代わりに買取額を低くしてバランスをとる方もいるので、提示額を鵜呑みにせずに他と比較することが大切です。

査定の際は、

買取専門店3社程度に同時に見積りに来てもらい、その場で競争してもらう

と満足のいく価格を引き出しやすくなります。

ディーラーの見積りで出してもらった金額をもとに「ディーラーではこの額がでていますので、これより下では売りません」と言うと、その価格より上で競ってもらえます

筆者の場合は、7年落ちの軽自動車をディーラー下取り価格から12万円ほど高く買ってもらえました

なお、高値をつけたい場合は「即決」が肝心です。

「新車が納車されてから売ります」と言うと買取価格が下がります

「その日その場で売ってもいい」という状態で査定してもらうと、価格に反映してもらえます

納車までの間、自動車がない不便さをがまんできる方はぜひトライしてください。

10万円を稼ぐのは大変ですが10万円値引いてもらうのはスグかも

適切な時期を選んで交渉すれば、大幅値引きは高確率で引き出せます

また、2020年9月30日までは自動車取得税の代わり導入された環境性能割が1%減税されています

少しでも安く購入したい方は、適用期間内に検討をされることをおすすめします。(執筆者:那波 りよ)