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小学校の「卒服」を安くおさえるコツ 節約重視では悲しい思い出になるので要注意

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小学校の「卒服」を安くおさえるコツ 節約重視では悲しい思い出になるので要注意

卒業シーズン

卒服を節約したい

子ども服売場には、卒業式で子どもが着る「卒服」が並びます。

女子はブレザーにプリーツスカート、男子はスーツが一般的です。

相場は上下セットで安いもので1万円程度のものから、ブランドになると10万円程度まであります。

ただでさえ新入準備でお金がかかるのに、卒業式1日のためにたくさんのお金は使いたくありません。

今回は、小学校卒業式の子ども服代をできるだけ安くおさえるコツを紹介します。

コツ1:1月下旬~2月中旬はメルカリも要チェック

「子ども用品を安く手に入れるならばメルカリが1番」と思っている人は多いのではないでしょうか。

たしかにメルカリでは、多くの子ども服が数百円単位で取引されています。

しかし卒服は例外です。

出品されているほとんどの卒服は使用頻度が1回程度のため、定価よりも多少安い値段で取引されています。

子どもに人気のあるナルミヤグループのブランドならばメルカリでも「上下で1万円以上が当たり前」でしょう。

男子ならばブレザーとパンツとシャツ、そしてネクタイの4点を定価でそろえれば約5万円が相場です。

ブレザーとパンツが1万円でそろえばかなりお得です。

ただ、メルカリの卒服はライバルがたくさんいます。

状態がよく、値段も手ごろな商品はあっという間に「SOLD」です。

メルカリで卒服を手に入れようと思う人は、1月下旬からこまめにチェックして、めぼしいものがあったときには、あまり値切らずに早く購入をおススメします。

コツ2:卒服の節約は入学式から始まっている

卒服を1番安くおさえるコツは入学式のときに着た服を使いまわすことです。

「6年間で大きく成長するのだから入学式の服は使えるわけがない」

と思う人も多いでしょう。

しかし、入学するときに卒業まで見越して、横幅が大きいブレザーを買っておけば卒業式でも十分に使えます。

実際に筆者は、入学式のときに子ども服ブランド「ファミリア」で大きめのブレザーを購入し、購入した店で袖詰めをして入学式に着せました。

そして6年後、横幅は多少ピッチリでしたが袖を最大に出すことで卒業式でも着せられました。

袖の長さの直しは、詰めと出しでそれぞれ約1,500円でした。

ブレザーの袖には「飾りボタン」がいくつかついていることがあります。

街中の服リフォーム店に持ち込むと、袖口のボタンの移動は別料金になる可能性があり、リフォーム代が高くなることがあります。

ブランドものを購入した場合は、購入したブランドに直しを依頼したほうがきれいで安く直せると思います。

コツ3:卒服に中学校の制服の一部を使う

中学の制服をリメイク

小学校の卒業式は地域によって異なりますが、おおむね3月20日ごろです。

そして、中学校の制服は、卒業式の数日前に届くことが多いようなので、中学校の制服を卒業式に使えます。

地域によっては、中学校の制服をそのまま小学校の卒業式で着ることもありますが、そのような習慣がない地域ではそのまま制服を着ることは抵抗があるかもしれません。

そんなときには、中学校の制服の一部を卒服に取り入れて子ども服代を節約しましょう。

例えば、制服のパンツは紺色もしくは黒色でシンプルなデザインです。

ブレザーをグレーやカーディガンにかえれば立派な卒服になります。

女子ならば、逆に制服のブレザーにチェックのスカートをあわせてもかわいいでしょう。

胸元にスカートの柄にあわせたリボンをつければ一層卒服らしくなります。

中学校の制服の一部を卒服に使うときには、制服の生地と全く違う色や柄のものと組み合わせることがポイントです。

紺色に紺色、黒色に黒色をあわせると、微妙な色の違いが違和感を生みます。

紺色にグレー、黒色に赤のチェックのように全く印象が異なる生地をあわせることで制服の雰囲気を消せます

コツ4:サイズがみつからない場合はネットオーダーや福袋

小学校卒業の年齢になると、体型の個人差はとても大きくなります。

130サイズの子ども服が着られる人もいれば、子どもサイズを卒業している人もいます。

小さいサイズの人は比較的合うサイズがみつけられるのですが、体が大きい人は合うサイズがなかなかみつからないことがあります。

とくに体格がいい場合は、横にあわせると丈が長すぎたり、大人用を着てみるとバランスが悪かったりします。

なかなか合うサイズやデザインがみつからない場合は、思い切ってオーダーメイドの卒服を作ってみてはいかがでしょうか。

オーダーメイドのスーツといえば10万円以上のイメージがありますが、最近はネットで簡単に安く注文ができ、布代と仕立代込3万円台でオーダーができます。

オーダーメイドスーツ

≪画像元:オーダースーツSADA≫

また、百貨店の中には「スーツの布地と仕立券」の福袋を3万円台で販売しているところもあります。

ブランドものを購入すると思えば、3万円台で合うサイズが手に入ることはお得ではないでしょうか。

伊勢丹と三越は12月中旬からスーツの福袋販売をしますが、3万円台の福袋はすぐに完売です。

福袋を買い逃した人は、ネットオーダーがいいと思いますが、オーダーでスーツを作ってもらう場合は注文から納品までに約1か月かかります。

日数に余裕をもってオーダーするようにしましょう。

節約重視で考えない

卒業式で着た服は、写真の中だけでなく心の中にも思い出として長く残るものです。

出費を抑えながらも、子どもが心地よく卒業式に参加できる卒服をみつけてあげましょう。(執筆者:式部 順子)

《式部 順子》
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式部 順子

執筆者:美大卒 式部 順子 式部 順子

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。 寄稿者にメッセージを送る

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