日々の生活に必要になるお金の流れを把握するために、家計簿をつけているという方もいらっしゃることでしょう。

しかしなかには、家計簿をつけることに意味を見いだせず、

「なぜ家計簿をつけないといけないのか?」

「家計簿をつけなくても問題ないのでは?」

という疑問を感じている方もいるようです。

なぜ家計簿をつけるのか、家計簿をつける意味とは。

筆者がやっている「無理をしない家計簿術」と合わせてご紹介します。

続けられる家計簿

どうして家計簿をつけるのか

家計簿をつける意味とは。

そこには2つの理由が存在します。

理由その1 「お金の流れが把握できる」

お金の流れを把握することは、家計を管理する上でも、節約をする上でも必要不可欠なことです。

収入を把握し、毎月何にいくら支払っているかを確認することまでをワンセットにまずは始めてみるといいでしょう。

【収入の分類の例】

・ 給料

・ 児童手当

・ 臨時収入

【出費の分類の例】

・ 住居費

・ 食費

・ 日用品

・ 水道光熱費

・ 被服費

・ 通信費

・ 医療費

・ 保険

・ 教育費

・ 交際費

・ こづかい

・ その他

これらの項目をノートや市販の家計簿、パソコンのエクセルなどで記録していきます。

収入の合計 - 支出の合計 = 月間収支

で、赤字黒字かが数字ではっきりと理解できます。

漠然とした感覚ではなく、数字として目で見て把握することで、貯蓄や節約に対する戦略を練ることが可能になります。

理由その2 「家計の見直しができる」

1. 何に、どれだけのお金を使っているか把握する

2. 使った金額は適切かどうかを考える

家計簿をつけたら、次はこの2つに取り掛かってみましょう。

適切かどうか分かれば、次の「節約」のステップに移ります。

節約する場合、1番に着手したい項目は「住居費」、「通信費」、「保険」などの「固定費」です。

節約と聞くと、食費や娯楽などにかかるお金に注目をしがちですが、根本的に固定費を見直すことが優先事項です。

固定費は無駄が多くなりやすい上に、少し見直すだけで支払う金額を減らしやすいからです。

筆者がおすすめする「無理をしない家計簿」

家計簿をつけることが継続できない最大の理由は、家計簿をつけることへの「手間」ではないでしょうか。

・収支を合わせる

・計算をする

・分類がよくわからない

他にもあげるときりがないと思われますが、この程度の手間であれば、比較的簡単にクリアできます。

家計簿をつけるときは、細かいことに気を取られず、おおざっぱにざっくりでも問題がないからです。

プラスマイナスの帳尻を合わせることも大切ですが、継続することと、わかりやすいことが1番大切なことではないでしょうか。

筆者のできるだけ手を抜いて簡素化した「続けられる家計簿」公開

筆者はパソコンの「Googleスプレッドシート」に家計簿を作りました。

Googleスプレッドシート

自動計算する仕組みを作り、支出だけを把握できる日計表を自作したのです。

日計表

これが筆者の家計簿の日計のページ(タブ)です。

計算を自動化するための処理(関数)はしてありますが、

たったこれだけの項目で「なににいくら使った」が一目瞭然です。

「面倒くさい」をなくすために、食費は食材などに分けず、あえてまとめることで手間と時間を省いています。

衣服を購入することがめったにないのであれば、衣服の項目を外し、使ったときだけ「特別費」や「その他」の項目を作り、入力すれば簡素化していけるでしょう。

月計

こちらは月計の項目の部分です。

これらの項目に加え、「貯蓄」と「特別費(突発的な出費や税金など)」を大分類とし、できるだけわかりやすく分類しました。

誰かに見せるわけではありませんので、ご自身がわかればそれでいいのです。

ざっくりとした家計簿でありながらも、きちんと収支が見える状態を作ることが第一歩です。

形よりも「続ける」が大切

筆者はパソコンで家計簿をつけていますが、手書きでも、市販されている家計簿でも、お小遣い帳でも構いません

とにかく自分が続けやすいスタイルをみつけ、最低でも3カ月頑張ってみてください。

3か月の記録を見れば、

どこにムダがあり、何にお金をかけすぎているかが見えてきます。

ただし先にもお話したように、最初のうちは1円単位まで収支を合わせるようなことはしなくても大丈夫です。

まずは継続して、家庭のお金の流れを把握しましょう。

節約やムダを省くことはそこからです。

何もせず大ざっぱに管理することと、家計簿をつけて大ざっぱに管理することは大きく異なります。

少しずつの積み重ねをおこない、家計をコントロールできるようになりましょう。(執筆者:櫻宮陽)