ATMからゆうちょ銀行間で送金する場合、月1回は無料で利用できますが、2回目以降は手数料が発生します。

口座への送金が多い人にとって、1回数百円の送金手数料もトータルすると大きな出費です。

今回は、ゆうちょ銀行間での送金が多い人ほどお得な「ゆうちょダイレクト」の特徴、さらに気になるセキュリティ面について詳しく解説します。

「ゆうちょダイレクト」とは

ゆうちょダイレクトの各サービス

≪画像元:ゆうちょ銀行

「ゆうちょダイレクト」は、ゆうちょの口座を持っている方であれば誰でも利用できます。

パソコン、スマートフォンからゆうちょ銀行を使えるサービスで、ネットバンキングのようにネット上で振込み、残高確認などができます

窓口・ATM・ゆうちょダイレクトの送金手数料を比較

ゆうちょ銀行間で送金する場合、送金手段によって手数料が変わります

1回だけ送金する場合には、最寄りのATMを利用すれば手数料は無料ですが、2回目以降は1回につき125円かかります

送金手段と手数料

月に5回送金する人の場合、手数料の合計は

窓口:730円
ATM:500円
ゆうちょダイレクト:0円

です。

ゆうちょダイレクトへの登録を済ませておけば、窓口やATMを利用するよりもお得に送金できます。

「ゆうちょダイレクト」はこのような人におすすめ

ゆうちょダイレクトは、家族への仕送りや習い事の月謝支払いなど、ゆうちょ銀行間での送金が多い人におすすめです。

筆者は、子どもの習い事にかかる月謝がゆうちょ銀行への振り込みとなっているため、月に3回送金します。

以前は月3回まで手数料が無料でしたが、2回目以降から手数料が発生すると知って、ゆうちょダイレクトの利用を始めました。

ATMで振り込みを続けていたとすれば、1年間にかかった手数料は3,000円です。

郵便局内にある封筒付き申込書に記入して投函しただけ

で、3,000円お得になりました。

現時点ではATMを利用した送金は月1回無料ですが、今後手数料が改定されることも十分に考えられるため、ゆうちょ銀行を利用する頻度が高い人はサービスの利用を検討してみましょう。

気になるセキュリティ、詐欺の心配と対策

ゆうちょ銀行セキュリティ対策

≪画像元:ゆうちょ銀行

ネットバンキングは、自宅や外出先からでもスマホやパソコンで簡単に送金ができるのが魅力です。

操作方法もシンプルですでに利用している人も多く見られます。

一方で、インターネット上で取引が行われることに不安を感じる人も少なくありません。

ゆうちょダイレクトでは、ログイン時に

・「13桁のお客様番号」

・ 事前に登録しておいた「合言葉」

・「パスワード」

が必要です。

つまり、この3つを他人に教えなければ、不正にログインされる心配はないということです。

また、不正に利用されないように

・ 1度しか使えないパスワードを生成する機器「トークン」

・ PINコード(暗証番号)認証や生体認証できる「ゆうちょ認証アプリ」

を利用できます。

さらに、ゆうちょ銀行が無償配布している

不正送金対策ソフト「PhishWallプレミアム」を利用すれば、フィッシング詐欺やパソコンウイルス感染による犯罪防止も可能

です。

無償配布されるPhishWallプレミアム

≪画像元:ゆうちょ銀行

月5回送金する人は1年で6,000円もお得

ゆうちょ間での送金が多い人ほど、ゆうちょダイレクトを利用するメリットが大きくなります。

月5回送金する場合、ゆうちょダイレクトを利用する人はATMで送金する人に比べて6,000円もお得です。

窓口から同じ回数送金をした場合、手数料合計は8,760円です。

送金手数料が高額になっている人は、ゆうちょダイレクトを利用して手間と手数料のカットを目指しましょう。(執筆者:成田 ミキ)