子どもを連れて買い物に行くと、高頻度で

「買って買って!」

が始まります。

しかし、ねだられるたびに買っていると我慢を教えられないし、家計にも響いてしまいます

本記事では子どもの「買って買って」攻撃をできるだけ穏やかにかわすコツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

子どもの「買って買って」攻撃

「買って買って」攻撃。我が家の場合

うちの子はあまり物欲の強いほうではないのですが、どうしても欲しい商品がある時は、大声で泣きながら地団駄を踏んだり、「買ってくれるまでここを動かない!」としゃがみこんだりしていました。

レコード屋さんで当時大好きだった「ドクタースランプアラレちゃん」のDVD(1枚9,800円)を見つけた時は、高いから無理だと言っても、どうしてもあきらめきれない2人がそろってわんわん泣き出し、その場を動かなくなり、

周りのお客さんはじろじろ見るし、店員さんは様子を見に来るしで非常に恥ずかしく、また騒がせてしまって申し訳なかったのを、きのうのことのように覚えています。

その後、数々の失敗を経て次のような技を身に付けました

「買って買って」攻撃を怒らずにかわす方法

我が家の子どもたちや知人のお子さんに効果的だった方法です。

1. 出かける前に約束をする

小さな子どもはお母さんから褒められるのが大好きなので、出かける前に「今日は〇〇しか買わないよ」と約束し、守れたら

「すごいね!」

思いっきり褒めてあげます

残念ながら誘惑に負けてしまった時も、「だめって言ったでしょ!」とガミガミ叱るのではなく、子どもと目線を合わせて

「今日は買わないって約束したよね?」

穏やかに話しかけるのがポイントです。

子どもにも「お母さんをがっかりさせたくない」という気持ちがあるので、名残惜しそうにしながらもきちんと商品を元に戻す場合が多いです。

がまんできてえらい

2. 抱っこしてその場を移動する

子どもが「どうしても欲しい!」と泣いてしまった時は、まず商品が見える場所から抱っこで移動させ、気持ちを落ち着かせるのが効果的です。

子どもは気持ちがおさまらず、いつまでも泣いたり怒ったりしますが、そこで負けてはいけません

「〇〇ちゃん(君)が落ち着くまで、お母さんはいつまでも待つよ」

優しく話しかけ、背中をトントンしてあげてください。

子どもが落ち着いたら「〇〇が欲しかったんだね。でも、今日は買う予定じゃないから我慢しようね」と言い聞かせ、それでもダメなら買い物は中断して帰宅してしまうのも1つの方法です。

駄々をこねても通らないことが理解できれば、子どもも少しずつ我慢できるようになります。

3. お金が足りないふりをする

子どもの「買って買って」攻撃が始まったら、財布をのぞいて

「あっ、ちょっとお金が足りないかも!」

と困った顔をしてみせます。

それでもダメなら、
「お母さんもちょっと買うものを減らすね」と言って、いくつかカゴの中の商品を戻すと、説得力が増して子どもも納得しやすいようです。

お金が足りないふり

ただ、最近はお店の中にATMがあるところが増えているので、それを知っている子が「あそこでお金下ろせばいいんじゃない?」なんて言います。

うちの子がそう言った時は、

「1日に使えるお金は決まってるから、下ろしたくても下ろせないの」

と説明しました。

4. 「どれがいい?」と子どもに相談しながら買い物する

お母さんの付き添い的なポジションだと、子どもの意識もあちこちに飛びやすいので、商品を選ぶ時に

「〇〇ちゃん(君)はどっちがいいと思う?」

と質問し、関心をこちらに惹きつけてしまいましょう。

その際、子どもが選んだものより良さそうなものがあっても、必ず子どもが選んだほうを買うのがコツです。

「自分は買い物でお母さんを助けている」と思うと、自尊心がくすぐられてあまりわがままを言わなくなります。

5. おこづかいの中でやりくりさせてみる

ちょっと大きな子なら、おこづかいをあげて、その中でやりくりさせてみるのも良い方法です。

「欲しいお菓子はおこづかいの中から買ってね」と言っておけば何を買おうか真剣に考えるし、金銭感覚を養う訓練になります。

我が家では、スーパーに行くたび「100円までなら好きなお菓子を買っていいよ」と言っていたのですが、子どもたちは10円ぐらいの駄菓子をいくつか買ってみたり、「今日の分は我慢して今度来た時の分に上乗せしてもらう」と決めたり、一生懸命考えていました。

筆者としても、「お母さん、これ買って」がなくなったのでとってもラクでした。

子どものためにもブレない姿勢を貫く

かわいい子どもには何でも買ってあげたいけど、いろいろな事情でそれはダメです。

「ごねれば思い通りになる」

なんて考える子になったら本人がかわいそうなので、心を鬼にして我慢させることも必要です。

泣いてるとかわいそうだし、ブレない姿勢を貫き通すのもなかなか辛いものがありますが、工夫しながらなんとか乗り切っていきましょう。(執筆者:畠山 まりこ)