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つい、やっていませんか? 「逆効果」「効果うす」の節約術4つ

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つい、やっていませんか? 「逆効果」「効果うす」の節約術4つ

節約や貯金において「ちりも積もれば山となる」の精神はとても大切です。

小さなことでも毎日コツコツと続けることが、大きな1歩へとつながると信じて日々の節約に取り組んでいる人もいることでしょう。

しかし、そのよかれと思って実践している節約術は本当に効果のあるものなのでしょうか

実はそれほど節約効果を期待できるものではないかもしれません。

そこで、今回は初心者が「つい、やってしまう」実は効果の期待できない節約術を紹介します。

1.「3個1,000円」は本当にお得なのか

3つで1,000円だわ

「3パック1,000円」などの謳い文句はスーパーの食材売り場でよく見かけます

「安売りしている!」と魅力的な響きにふらりと引き寄せられ、ついつい買い物してしまってはいませんか。

しかし、買ったのはいいものの、献立をしっかり考えずに購入してしまったがゆえに結局腐らせてしまったなどという経験がある人もいるのではないでしょうか。

これでは節約も本末転倒です。

また、食材によっては冷凍保存できるものもありますが、長期間冷凍しておくと冷凍焼けをしてしまい味や品質も劣化してしまいます。

計画性のない買い物をしてしまったことによって、おいしくないものを我慢しながら食べる羽目になってしまいます。

これは食材に限らず衣料品や日用品でも同様です。

「いつか使うものだから、いくつあってもいいや」

という考えのもとまとめ買いをしてしまい、ストックとして棚の奥でずっと眠らせたまま買ったことすら忘れる、ということもよくある話です。

そのほかにも、安売りされているものには品質がよくないものもあります。

品質がよくないために長持ちせずに新たなものを購入しなければならず、高くついてしまうといったこともあるでしょう。

このような事態を防ぐためにも、目先の安さにとらわれないことが大切です。

自分が必要な分量をしっかり把握し、それに見合った買い物をすること

が節約への近道となるのです。

2.「送料無料」が無駄遣いを招いていることも

ネットショッピングでよく目にするのが「〇円以上の買い物で送料無料」というシステムです。

設定金額はサイトによってさまざまですが、高いところでは送料が500~1,000円ほどかかってしまう場合もあります。

そのため、送料としてお金を支払うぐらいなら、「もう1つ商品を追加するほうがお得」と考える人も少なくありません。

確かに、形として残らないサービスにお金を支払うよりも、商品を買う方が得した気分になるでしょう。

しかし、ここで注意したいのがどのような商品を追加するのかという点です。

それほど欲しいものがないのに送料を無料にするために無理やり商品を見つけ出して購入するなどというのは節約においてはナンセンスです。

必要ないものまで買ってしまっては、単なる無駄遣いになってしまいます。

商品を新たに追加するのであれば、本当に使用すると分かっている消耗品などを選んでおきたいところです。

急がないのであれば、

とりあえずカートやお気に入りに入れておいて、ほかに欲しい商品が出てきた際にいっしょに購入する

というのもひとつの方法です。

そのほか、Amazonプライムのような年会費システムを利用してみるのもよいかもしれません。

Amazonプライムは年会費4,900円(税込)ですが、月単位で考えると月額約408円です。

そのうえ、動画配信サービスのAmazonプライムビデオやその他のサービスも利用できます。


Amazonの利用頻度が高い人であれば、検討してみる価値はあると言えるでしょう。

ネットショッピングを利用する際には、

送料無料に踊らされて無駄遣いをしてしまっていないか、今いち度冷静に考える

ことが大切です。

あと1個買えば 送料無料

3. なんでも「自炊=節約」とは言い切れない

節約において1番削りやすいのは食費と言われています。

食費の節約を目的にスーパーの惣菜にできるだけ頼らないで、自炊を心掛けているという人も少なくないでしょう。

しかし、メニューによっては自炊の方が高くついてしまう場合があります。

天ぷらやコロッケ、から揚げなどの揚げ物系です。

揚げ物料理は大量の油を使用するので材料費がかかりますし、手間のそれなりにかかってしまいます。

また、後片付けが大変なのも揚げ物料理の特徴です。

そうした背景もあり、近頃では、揚げ物系の惣菜もリーズナブルな価格で販売するスーパーが多くなりました。

コロッケなどは1つ20~30円などで手に入ることもあるほどです。

このように、節約の観点からも時短の観点からも、惣菜を利用した方がお得になるケースがあるのです。

食費を節約するための基本は、確かに自炊ではありますが、全てにおいてそうとも言い切れないわけです。

コスパがよいのは自炊、惣菜のどちらなのかを見極め、スーパーの総菜も利用しながら効率よく節約する

ことが大切なのです。

4. 物持ちがよいのもほどほどに

節約とは真逆の効果を生みだしてしまっていることも

物を大切に使う姿勢はとてもよいことです。

しかし、家電においては論外な場合もあるのです。

近頃の家電のほとんどは、省エネ設計になっているからです。

たとえば、最新式のエアコンは1時間稼働させると16円ほどの電気代であるのに対し、10年以上も前のエアコンでは約20円の電気代がかかります。

また、冷蔵庫の場合には、10年前のものであれば電気代がいまの2倍ほどかかってしまう(参考元:エネチェンジものもあります。

よく「うちの冷蔵庫は10年級で…」などと話している人を見かけますが、大切に使用し続けていることが、実は節約とは真逆の効果を生みだしてしまっているのです。

ご自身の使用している家電の寿命について、確認してみてはいかがでしょうか。

効果の期待できる節約術を見極めて実践

「節約を心掛けているはずなのに全然お金が貯まらない…」という人は、もしかしたらこのような効率のよくない節約術を実行している可能性があります。

その頑張りが水の泡となってしまわないよう、まずは実践する前にその節約術が本当に効果のあるものなのか見極めることが大切です。

今いち度、自身の節約術について見直してみてはいかがでしょうか。(執筆者:吉村 みき子)

《吉村 みき子》
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吉村 みき子

吉村 みき子

銀行の営業職経て、出産を機に専業主婦へ。その後、ライターとして3年ほど企業に勤めたのち、現在育児の傍らフリーライターとして活動しています。これまで、金融系の記事をはじめ、ファッションや子育て、恋愛系など幅広いカテゴリの記事を執筆してきました。元銀行員として、主婦として、そしてこれまでの執筆経験を活かして、みなさんが「読んでよかった!」と思えるような有益な記事をお届けします。 寄稿者にメッセージを送る

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