先週は、前週の急激な押しからの底割れ懸念を抱えての週末入りから、週初めに底割れかと思わせる動きになるも、底割れした日に陽線が立ったことで、結果的にオーバーシュートとなり反発。

しかもその反発が予想の出来ない勢いで、一気にBOX上限まで駆け上がるというびっくりした展開の一週間となりました。

メド突破の時の逆の足が出るパターン(底割れで陽線・上値突破で陰線)は、やはり曲者だという事を再認識しました。

さらには、下落入りかと思わせる勢いからのBOX継続という展開も、なかなか対応するのは厳しかったことと思います。

私自身は、想定以上に勢いはありましたが、BOXの範囲内での動きは想定していたので、損失が出るという事は無かったものの、下落入りするだろうという思いが強かったため、反発に関しては気持ちばかりしか益は出せずに、損失を出さなかったレベルの一週間だったと考えます

やはりBOX内での推移というシナリオが、継続と考えます。

ただ、BOX上限近辺にいるのは現実であるので上抜けたときの対応策は持ちつつ、現状はBOX上限から時間の経過とともに下減を目指すという事を想定します

今回の異常に強い反発は少々不可解であり、「なぜ」という事に関しては現時点では自分の中で整理が、出来てない状況です。

1月後半からの下げは、表面的には新型コロナウイルスに要るものが要因であり裏にはヘッジファンドの換金売りということから起きえているものだと考えていたので、下げている最中の反発はあってもここまでの上げは、想定できず、この上げの理由としては、コロナウイルスの不安解消とトランプ大統領の選挙状況だとは思うものの、実際に「本当に??」と思う私の心の内です。

現段階の動きで見えるものは、想定した下離れは一回撤回で、BOX継続が事実であります。

理由としては、下記にも記しますが、ボリンジャーバンドの動き、スローストキャストの動きをメインに、一目均衡表でも雲内での推移から雲の上に飛び出した状況を考えると、下落は全く当てはまらないとなっています。

逆にきれいなBOX示唆の動きが現状示されていると考えます。

週足で見ると、トレンド崩れのように見えるものの、素直に見ると押し目レベルの範疇で治まっているので、週明け上抜けの可能性も週足では見え隠れしています。

短期から中期、長期と見ることで景色が変わるので、迷ったり、想定外に動きが出てしまったときは、視野を広げることが大事になります。

コロナウイルス、中国初の新型肝炎はどうなるのか

そんな中、主体別売買動向は予想通り二桁万株の売り越しとなりました。

次の木曜日算出分は、戻しを考えると買い越してくると考えますが、2桁に乗せるか? 注目です。

そして、米国の動きを見ると、上げすぎに対する利確の動きが出ていると思われます。

さらには、雇用統計に関しても、前月よりは良いものの、マーケットにインパクトを与える内容ではないので、可も無く不可もなくという反応と考えます。

そうなると、この週末に大きな材料が出なければ週明けは押して始まる公算で、25日線を意識する押しとなります。

その後、陽線となるか? 陰線となるか? で反応はまちまちですが、陽線となると25日線の向きが上となる可能性が出てくるので、さらにBOXが継続していくことが、想定されてきます。

このままマーケットが新型コロナ問題を終息受け入れするのか?

にわかには信じがたいことですが、可能性は、ゼロではなくなってきます。

私個人の見解は、この問題は尾を引くと考え、どこかで崩れるという認識からは、上抜けをしっかりするまでは、変わらない未来予測と考えます

そしてこうなってくると、2015年6月から8月の動きが想像されます。2018年1月と似ていることに関しては、今週の反発で少々異なってきているので、シナリオの書き換えとなります。

現状分析

5日線

現状分析

下向きで始まるも週半ばには向きを上と変え上向きのまま週末入りとなりました。

位置としては、下で始まるも水曜日に5日線を跨ぐ形で上に飛び出し上に乖離したまま週末となりました。

25日線

下向きを継続したまま一週間を経過しましたが、週末の動きでは横向きになっているとも取れる形状なので、週明けに上向きに変わる可能性を残しての週末となっています。

位置に関しては、下で始まるも木曜日にまたぐ形で上に飛び出しました。そのまま上に乖離しての週末となっています。

状況によっては週明けに5日線が25日線を上抜けゴールデンクロスとなるか注目です。

75日線

変わらず上向きを維持しています。

位置は、下で始まりましたが、25日線と同日に上にまたぐ形で飛び出し、そのまま上に乖離して週末となりました。

移動平均線全体としては、入り混じっていることでトレンドが示しきれず、BOX示唆と取れる形状です。

トレンドライン

下離れの可能性が大いにあった局面でしたが、結果BOX離れできずBOX継続で、上限が2万4100円近辺、下減が2万3000円近辺でBOX離れの決定打が上下ともになく継続中と考えます。

この2本の横軸を中心に、明確なBOX離れを示すには、上が2万4448円のおととしの高値横軸を明確突破と下減に関しては、11月1日21日の安値の横軸が下離れの見切りラインと考えます。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

雲の中を推移から雲上に飛び出しました。合わせて基準線転換線も上抜けているので、この状態を週明けも維持出来たら上へのトレンド変換の可能性が出てきます。

さらには現在、遅行線が日々線に接触しているので、上下どちらに離れていくのか?注目ですが、日々線の動きを見ると上に離れる可能性が高い形状なので、一目的には上を意識する形となっていますが、どうなるでしょうか?

ボリンジャーバンド

バンドが拡大から再度、横向き波うちとなりつつあります。

そんな中、水曜日に-1σの上抜けで、下へのバンドウオーク終焉と考え、BOXにシナリオチェンジとなり、週末は+1σを抵抗線とした雰囲気となっています。

このままこのラインで下げて行くとなると、BOXとしては弱めのBOXとなりますが、どうなるでしょうか?

スローストキャスト

2本のラインが途中でデットクロスしそうな雰囲気を出すも、しのぎ切って上まで上げて来た事で、下落の可能性を一旦排除となる動きとなっています。

この後、普通にデットクロスして2本のラインが下りていけば、普通にBOXですが、デットクロス後、横にスライドとなれば上値追いとなります。

この後のデットクロスの後の動きに注目です。

総合判断

総合判断

今週一週間の急反発で、一旦下落入りは無くなり、BOXが継続しているというシナリオとなります。

その上で上放れ下離れの両方の可能性を意識しながらの対応となります。

そうなると、こまめな売買が必要となるので、頭の中の切り替えが大事になります。

その上で、この時期の例年のパターンも踏まえて、下値模索の可能性も頭の片隅に置きつつ、この週末に新型ウイルスに関しての好悪の材料が出てくるのか? 情報収集をしていきましょう。

ここのところ週末には悪材料が強かったですが、この週末はマーケットがどのように反応するか?

私的には、今回のリスクから実体経済への悪影響に意識が転訛したときのマーケットに注目です。

値動きの激しい状況ですが、慌てず冷静にシナリオをしっかり立てて、どんな動きも自分の許容範囲内で出来るように努力していきましょう。(執筆者:城 晶子)