※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【春は集金の多い季節】集金時にあわてない「小銭のつくり方」

ビジネス 社会
【春は集金の多い季節】集金時にあわてない「小銭のつくり方」

キャッシュレス社会でも集金袋はなくならない

キャッシュレス決済に慣れた方ですと、現金を持ち歩く機会が少なくなっていると思います。

ところが、どうしても現金の用意を避けられない場面があります

それは「集金」です。

これだけキャッシュレスが浸透していても、集金袋に現金を入れて受け渡しをする機会はゼロとはいかないものです。

そして現金を財布に入れていないからこそ、わざわざお札をくずすためだけに、コンビニやスーパーでいらないものをちょっと買ってしまうことになりがちです

そんな不本意な「ちょっと買い」を防ぐために、集金時にあわてない「小銭のつくり方」について、便利な方法を紹介します。

集金時にあわてない 「小銭のつくり方」

こんなにある集金の種類 しかもおつりの出ないよう「ぴったり」が基本

袋に指定された金額をお釣りの出ないようぴったり入れて渡す、という方式でお金の受け渡しを行う場面と言えば、こんなものがあります。

・ 学用品の購入

・ 習い事の月謝

・ 町内会費

・ 職場や仲間へのおせん別

・ 歓送迎会の会費

小銭のつくり方

ひと昔前まではお店で両替を頼むこともできましたが、最近は「両替お断り」の店も増えています。

集金で慌てないためには、「自分で小銭を貯めておく」もしくは「銀行の両替サービスを利用する」のどちらかの方法で備えます。

(1) 会計用コインケースに小銭を貯めておく

会計用コインケース

≪画像元:Amazon

財布からたまった小銭を取り出し分けて保管しておくと、急な集金でも慌てません

財布から小銭を取り出す頻度は、毎晩でも1週間に1度でも構いません。

集金の予定に合わせて取り出せばOKですが、急に小銭が必要になることもありますので、だいたいのペースを決めて取り出すのがおすすめです。

取り出した小銭はコインケースに入れておけば、今どの硬貨をどれくらい持っているかわかりやすいです。

コインケースは100均にも売っています。

(2) ATMで現金をおろすときには1,000円札を多めにする

ATMで現金をおろすとき、1,000円札を多めにおろしておきます。

〇万9,000円などあえて中途半端な金額でおろしても良いですし、ATMによっては1万円をどのようなお札の組み合わせにするかを自分で選べるところもあります。

おろした1,000円札は、財布から取り出してコインケースのそばに保管しておきましょう。

(3) 銀行の両替機を利用する

1番確実に両替ができる方法は、銀行の両替サービスを利用することです。

窓口でも両替はできますが、混み具合によってはかなり待たされることもあります

また窓口では手数料がかかるケースもあります。

そこで両替機を利用します

両替機はたいていATMの隣に数台設置されています。

大手3行の両替機についての利用法と注意点をお伝えします。

※下記は、その銀行の口座を持っている一般の顧客(法人・個人事業主として口座を開設した人は除外)が両替機を利用する際の条件です。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行のキャッシュカードもしくは両替機専用カードを持っている人が利用できます。

無料で両替できるのは1日1回、両替「後」の枚数(お札/硬貨)で10枚までです。

三菱UFJ銀行の両替機を利用する際の条件

≪画像元:三菱UFJ銀行

特にこの10枚という条件が厳しいと感じます。

1万円札をたくさんの1,000円札と硬貨に両替したいと思っても、お札と硬貨合わせて上限10枚ですので、小さなお金にはほとんどくずせません。

みずほ銀行

多くの硬貨に両替できる「両替機利用カード」は、みずほ銀行の口座を持っている法人・個人事業主しか発行されません。

キャッシュカードを持っている一般の顧客が無料で両替できるのは、1日1回、両替「後」の枚数(お札/硬貨)で10枚までと、三菱UFJ銀行と条件が似ています。

みずほ銀行両替機を利用する際の条件

≪画像元:みずほ銀行

三井住友銀行

三井住友銀行のキャッシュカードもしくは両替機専用カードを持っている人が利用できます

キャッシュカードを使って無料で両替できるのは1日1回、両替「後」の枚数(お札/硬貨)500枚までと、他の2行と比べて上限が高く設定されているところが魅力です。

三井住友銀行両替機を利用する際の条件

≪画像元:三井住友銀行

春は集金が多いので小銭を持っておこう

新学期の学用品の購入や、職場の歓送迎会などで、春は何かと現金のやり取りが増える季節でもあります。

LINEペイなどキャッシュレス割り勘ができるサービスもありますが、職場や自治会という幅広い年代の人が集まるコミュニティでは、まだ現金でのやり取りがメインです。

意識的に小銭をつくっておき、お金をくずすためだけにちょっとした無駄遣いをしないよう、予防につとめましょう。(執筆者:石田 彩子)

《石田 彩子》
この記事は役に立ちましたか?
+1

関連タグ

石田 彩子

執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子 石田 彩子

新卒で地方テレビ局の記者を経験し、人材サービス会社のウェブ担当や、広告代理店でテレビショッピングの考査担当などを経て、3年前から退職し専業主婦になりました。戦略的な家庭経営を目指しています。世帯年収が200万円ダウンしても、貯蓄ペースは退職前の額を維持。特技は食洗機に食器をきっちり収めること。趣味はフィギュアスケート観戦で、最近は子供といっしょにリンクで滑ることも。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集