週末はまたNYダウが安くなり、週末安が1か月ほど続いています。

日経平均は週中で反発して上限まで上げるかと思わせましたが、切り下がる上値抵抗線に頭を押さえられる形で上値到達後、押す雰囲気での週末入りとなりました。

結果的にBOX内での推移に変わりは無いものの、BOX内に三角保ち合いを作る雰囲気となっています。

今後BOXの上下限も節目として意識しますが、手前の三角保ち合いとなっているトレンドラインも気にしつつの建玉となります。

そして、日本は3連休で月曜日はお休みです。

連休前の木曜金曜で新型コロナウイルスの感染者の雰囲気は変わり始めました。

検査対象が拡大され市中感染が確認され、渡航歴無くても感染が起き、日本人から日本人へ国内感染の広まりが確認されました。

感染ルートのわからない感染者が全国各地で出始め、そして未成年、子供、10歳未満、未就学者と、今まで想定してない範囲への感染の広がりを見せかけての週末入りとなっています。

こうなると、この連休中の感染の拡大が大きくなることは、誰の目にもみえてくると思われます。

この連休中にどこまで広がりを見せ、市場への影響がどれほどとなるかは、現段階では想定できないものの、上げの材料が出てくることは考えづらいという消去法での考えが頭をよぎります。

コロナウイルスが与える世界経済への影響

そして、米国は押し、日経先物もCMEも押しています。

しかし、週明け月曜日が祭日のため、そのまま下げて始まるという事は言える状況には無いものの、厳しい状況であることに変わりはなく、週明けは調整の雰囲気が強くなる気配です。

さらにSQが幻のSQであり、上げた場面でもSQ値に触れはするものの上値抵抗線として機能した雰囲気ですので、今後も上げる場面でSQ値とどのように絡むかは注目で、アノマリー的には、SQ値が上値抵抗線となると考えると、方向感としては押しが想定されます。

さらに、不可解な出来事として、為替の円安です。

一気に2円の円安進行をしました。ここ最近には無い為替の変動であり、過去であればこれだけの勢いで円安に振れれば、日経は大きく上に触れることが想定されますが、瞬間的に上に向いたものの、為替がそのままの位置にいるのに日経は上げ幅縮小となりました

今回は、日本国内のコロナウイルスの状況から、円が危険資産という見立てからくる円安です。

これは、日本株安、為替安、国債安というカントリーリスクの高まりを示す状況の走りとなるかもしれないと考えます。

さらには、セブン&アイの大型買収で、ドル調達が一気に行われた影響という事も話題となっていましたが、この辺りも今後推移展開に注目が必要であると考えます。

現状分析

5日線

現状分析

一週間を通して下向きを維持しており、位置としては、週初めは前週からの流れで下に乖離して始まり、一日上に飛び出すも、週末は触れながら終値ベースでは下に引けました。

この動きからは下向きで下に位置取りですので「弱い」を示しています。

25日線

前週まで上向きでしたが、今週初めに向きを下としました。

位置は、下に乖離して始まり、一回反発したときに上に飛び出す雰囲気は出しましたが、終値では上回れず、そのまま週末も下で引けています。

BOX中とは言え、この動きは25日線が上値抵抗線的な動きになったと思い「グランビルの売りの2」が発生しているように見えました。

この「売りの2」かもという考えは、安値更新することで確定的になります。

75日線

変わらず上向きを維持しているものの位置は、上で始まりましたが下抜けし、その後一旦、時間帯で上に出ましたが、終値では下を推移したまま週末入りとなりました。

そして週明け、25日線と75日線のデットクロス・位置の入れ替わりが発生しそうです。

この入れ替わりで、トレンドに変化が出るか注目です。

移動平均線全体は前週同様、入れ替わりが激しく方向感模索中と考えます。

トレンドライン

BOXと考える上値線(2万4100円近辺)と下値線(2万3000円近辺)の横軸が、メインと考えるも、その中に三角保ち合いが出来ているとも見受けられます。

上値抵抗線として、2月6日・13日・20日の上値を結んだ線で、下値支持線としては、目先2月3日と18日の下値を結んだラインが考えられ、その下には10月10日と2月3日の安値を結んだラインも気にするラインとしていきたいと思います。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

一目の雲上から始まり下抜けするも、再度上に出る形を作り、週末は、雲の下に飛び出して引けました。

このまま下を推移しトレンドを下とするのか? 週明けの動きに注目です。

遅行線は日々線の下を推移するも、この後の日々線の動きが下ですので、この日々線をよける動きぐらいの株価の下落となるかも興味深いいです。

さらには、3月11日ごろの雲のねじれをどのように迎えるのかも今後の注目ポイントとなりそうです。

ボリンジャーバンド

バンドの向きが下向きから再度-3σの上向きで収斂が始まったのか? 単なる波うちなのか?

週明けの動きに注目しつつ、収斂となるのであれば、その後の方向感が出ることへ期待が膨らみます。

そしてバンド内の動きとしては、今月-2σと+1σ内弱めのBOX示唆となっています。

今後、-1σを割り込んで-2σを抵抗線とした弱めのBOX継続となるか? -1σで反転して、BOXの中でも強弱感を変えてくるか? はたまた-2σを割り込んで下離れ示唆となるか? 注目です。

スローストキャスト

上下を順調に推移しBOXを示しています。

この後の展開として、ここ最近同様に上までしっかり上がるか? 上げきらずに折れるか? 上げきらなければ底割れの可能性が出ますので週明けの動きに注目です。

総合判断

総合判断

現段階ではBOX継続中です。

テクニカル的には方向感を示しきるものも無く、方向感が出るのを待つしかない状況と考えます。

ファンダメンタル的には、私としては下への意識は高いものの、やはり決めつけは禁物でBOX離れをしたときに確信的な動きをし、それまではヤマを張り過ぎないことを意識していきたいと思います。(執筆者:城 晶子)