2020年2月中旬現在、新型コロナウイルスが日本国内でも広がりつつあり、今後の動向が懸念されます。

感染予防のためにマスク着用が奨励されていますが、日本中で品不足が広がり、手に入れるのもままならない状況です。

そこで、今回はマスクがいただける株主優待をご紹介します。

株価他数値は、2/21(金)終値時点でのYahoo!ファイナンスの株価より算出しております。

なお、株式購入の際は、最低購入金額の他に証券会社の手数料が別途かかります。

株主優待は執筆時点の情報なので、変更の可能性があることをご了承ください。

1. 歯医者さんが使用するマスク

松風の医療用マスク

≪画像元:株式会社松風

「松風(7979)」は歯科材料・機器の総合メーカーであり、歯科治療に関連するさまざまな商品を手掛けています。

人工歯・研削材では国内で高いシェアを誇り、海外への展開も積極的に行っています。

「松風」では株主優待制度を実施しており、年1回、100株以上保有する株主に対し、自社製品を進呈しています。

自社製品としていただけるのが、薬用歯磨粉およびマスクであり、マスクは医療に従事する方のためのしっかりした作りです。

・株価 1,937円
・最低購入金額 19万3,700円(100株)
・PER 22.41  PBR 1.22
・権利確定月  3月末・9月末
・配当 26.00円/年
・配当利回り 1.34%

株主優待

【3月末】

・ 100株以上
自社製品の提供
薬用歯磨「メルサージュ ヒスケア(ソフトミント)」 1本
薬用歯磨「メルサージュ ヒスケア(グレープフルーツミント)」1本
「デンタルマスク AF98」1箱(50枚入)
合計3,960円相当

・ 全株主
自社製品の優待価格販売

【9月末】

全株主

自社グループ製品(ネイル製品)の優待価格販売

2. 医療現場で利用されるマスク

ホギメディカルの医療現場で利用されるマスク

「ホギメディカル(3593)」は医療施設で使われる不織布・滅菌包装材・キット製品などを製造販売する企業です。

医療の現場で広く活躍する商品を取り扱っています。

「ホギメディカル」では株主優待制度を実施しており、保有株数と保有年数に応じてマスクを含む自社関連商品を進呈しています。

100株保有で継続保有期間3年未満の場合、オリジナルカレンダー・ホキ美術館招待券・クオカード1,000円分のなかからいずれか1つ、およびオリジナルマスクセットをいただけます。

「病院でお医者さんも使っているマスク」と銘打たれており、プロ仕様のマスクがいただけるようです。

・株価 3,295円
・最低購入金額 32万9,500円(100株)
・PER 18.74  PBR 1.06   
・権利確定月  9月末
・配当 66.00円/年
・配当利回り 2.00%

株主優待

保有株式数及び継続保有期間に応じて(1)~(3)より1点及び(4) を進呈

(1) オリジナルカレンダー(1部)
(2) ホキ美術館招待券(1枚)
(3) オリジナルクオ・カード(1,000円分)

(4) オリジナルマスク(スタンダード・プレミアム各5枚入り)

・ 100株以上

継続保有期間 3年未満:(1)~(3) より1点+(4) × 10袋

継続保有期間 3年以上:(1)~(3) より1点+(4) × 20袋

・ 400株以上

(1)~(3) より1点+(4)×20袋
 

3. 防じん・防毒マスクメーカーのマスク

重松製作所のN95

≪画像元:株式会社重松製作所

「重松製作所(7980)」は産業用の防塵マスク、防毒マスクをはじめ、石綿・ダイオキシン・PM2.5・花粉対策用マスクなど呼吸器保護具を中心に製造する企業です。

いかついフォルムのマスクが、粉じんや有害物質などにまみれる状況下でお仕事される方々の健康を守っています。

「重松製作所」では株主優待を実施しており、1,000株以上保有する株主に対し、5,000円相当の自社製マスクを進呈しています。

2020年2月中旬現在、こちらの株式を1,000株取得するためには170万円以上の投資が必要ですので、配当利回りも1%を切るなかでは、優待含めたインカムゲイン狙いでは物足りないかもしれません。

・株価 1,764円
・最低購入金額 17万6,400円(100株)
・PER 89.59  PBR 2.70
・権利確定月  9月末
・配当 10.00円/年
・配当利回り 0.57%

株主優待

自社製品(N95マスク等)

1,000株以上 5,000円相当

4. マスク購入優先チケット

興研のマスク購入優先チケット

≪画像元:興研株式会社

「興研(7963)」は、防じん・防毒マスクなどの保護具、および環境関連機器設備の製造販売を行う企業です。

防衛省向けの商品について独占供給を行っているとのことです。

「興研」では株主優待制度を実施しており、1,000株以上を1年以上保有する株主より保有株数および保有年数に応じて利用できる「自社製品の優先購入券」を進呈しています。

1,000株以上1年以上保有する場合、サイズを選べる感染対策用マスク20枚分(6,000円分)がいただけ、さらに感染対策用マスク50枚分と火災特殊災害避難用マスク2個分が30%割引で購入できます。

こちらも1,000株保有する場合は、2020年2月中旬現在260万円以上が必要となるので、優待含めたインカムゲイン狙いで今から購入するのは現実的ではないかもしれません。

・株価 2,601円
・最低購入金額 26万100円(100株)
・PER 33.38  PBR 1.33
・権利確定月  6月末
・配当 25.00円/年
・配当利回り 0.96%

株主優待

自社製品の優先購入ができる「優先購入券(KOKEN安全・安心チケット)」

保有株式数、保有年数に応じて贈呈(100%割引券と30%割引券の2種類あり)

A:「5,000株以上3年以上」または「3,000株以上5年以上」
B:「5,000株以上1年以上」または「3,000株以上3年以上」または「1,000株以上5年以上」
C:「1,000株以上1年以上」

(1) 感染対策用マスク
(2) 火災・特殊災害用避難マスク

【A】
100%割引上限:(1) 30枚 (2) 2個(6万円相当)
30%割引上限:(1) 200枚 (2) 10個
【B】
100%割引上限:(1) 20枚 (2) 1個(3万円相当)
30%割引上限:(1) 100枚 (2) 5個
【C】
100%割引上限:(1) 20枚(6,000円相当)
30%割引上限:(1) 50枚 (2) 2個

世界的現象になりつつある「マスク不足」

1月半ばから上記企業などのマスク関連銘柄の株価は乱高下を繰り返しており、いろいろな思惑に左右されているようです。

上記でご紹介したうちのとある企業のサイトをチェックしていたところ、1週間前(2月中旬)には存在していたはずの株主優待品紹介のページが消えていました(株主優待廃止のリリースは行われておりません)。

マスクを生産している海外子会社がある国で、マスクの輸出制限が発令されたりしているようで、マスク不足はもはや世界的現象なのかもしれません。

本来なら、株主優待を利用して

・ マツモトキヨシホールディングス(3088)
・ ウエルシアホールディングス(3141)

などのドラッグストアや

・ バリューHR(6078)

の買い物サイトで購入できそうなところ、現況では欠品がつづき手に入れるのが難しそうです。

今後、新型コロナウイルスが日常生活や経済に与える影響はますます大きくなっていくのか、限定的であるのかは予測がつかないところですが、一刻も早く落ち着いてほしいものです。

株価その他の情報は変更される場合があります。ご自身でご確認の上、自己責任で投資くださいますようお願いいたします。(執筆者:吉井 裕子)