筆者はおさがりを譲る、いただくの両方を経験しました。

おさがりをあげること、もらうことに抵抗のある人もいるようですが、おさがりをうまく使うことで節約にもなります。

抵抗を感じる人の思いも考慮しつつ、上手に利用する方法を紹介します。

お下がりについて考える

おさがりへの抵抗

他の誰かが使った服は着たくない、我が子に着せたくない、という場合にはおさがりは難しいかもしれません。

時代遅れのデザインになるのが嫌だという意見もあります。

おさがりの服の状態にもよるようで、好みに合わないのはまだしも、ヨレヨレぼろぼろ・シミがあるのをもらっても迷惑なだけだという人もいます。

あげる側としては、大事に使った思い出の服をあげたくない、大事に使ってもらえそうにない相手からねだられると断り方に困る、などといったことがあるようです。

筆者の体験

息子が幼稚園を卒業する時に、お友達のお母さんに制服を譲ってほしいと言われました。

もう我が家は使いませんから一式あげたのですが、体操服のシャツだけは食べこぼしのシミや落ちない汚れがあったので渡しませんでした。

そのお母さんから、

「体操服のシャツは1枚3,000円弱で、何枚も買えないけど洗い替えが欲しいし、うちの子も絶対汚すから譲ってほしい」

と頼まれたので、

「実物見てみて使いたくないと思ったら処分していいからね」

と言って譲りました。

娘が中学にあがる際に知り合いがくれた制服のブラウス4枚には、落ちなかったのであろう汚れがありました。

どうしようかとちょっと悩みましたが、そのブラウスも1枚3,000円ほどです。

4枚なら1万2,000円だと思い、ダメになったらあきらめるということで、キッチン用の塩素漂白剤につけました

さすがキッチン用、真っ白になってよみがえり、1万2,000円の節約は成功しました。

1万2,000円の節約に成功

双方に気遣いが必要

あげる側としては、相手が必要としているかどうかの事前確認と、あげた後の取り扱いについては相手に任せる(捨てられても他の人にまわされても文句は言わない)のがよいと思います。

もらう側としては、譲ってくれる相手の気持ちをきちんと確認することと、感謝を忘れないことが大切です。

私は、あげる時にはあげる前に写真をメールやLINEで送って、「こんな感じの服だけどどうかな?」と確認しています。

もらった時には、相手が気を遣わない程度のお菓子などを手土産にします。

譲る・もらう相手がいない時

フリマアプリもたくさんあるので売ってしまってお小遣いにするのもよい手です。

欲しいものが思いがけずに安く売られていることもあります。

ただ、金銭が絡むとトラブルはつきものですし、ネットだと詐欺被害なども心配です。

フリマアプリ利用は避けたいという人は、市役所や公民館などの掲示板、刊行物を見るのもおすすめです。

譲りたい人、譲ってほしい人の情報が載っていることがありますので、自分と条件が合う人と交渉してみるとよいでしょう。

3Rで節約生活

今は環境省でも3Rを推進する時代です。

3R(スリーアール)」とは、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3つのR(アール)の総称です。

R(リデュース)
→ 物を大切に使い、ごみを減らすこと

R(リユース)
→ 使える物は、繰り返し使うこと

R(リサイクル)
→ ごみを資源として再び利用すること

参照元:環境省・地球環境局

地域によっては、学校などでもリサイクルバザーを開催して譲り合いをしています。

夏物衣料を回収して、海外の子どもたちに届ける活動もあります。

LIONの「おさがりプロジェクト」

オサガリ専科と日本救援衣料センター協力のもと活動を展開していました。

オサガリ専科はクリーニング店でおさがりを受け取り、きれいにしてお店に並べます。

欲しい人はそのクリーニング代を払うことでおさがりをもらうことができ、あげた人はクーポンがもらえてお得です。

茨城・千葉・福島・群馬に併設店があるので近くの人は利用してみてください。

おさがり利用の節約を楽しもう

つい先日、NHKあさイチで「成長によって着られなくなった子ども服のリメイク術」を紹介していました。

子ども服は着られる時間が短いにもかかわらず、洗い替えがたくさん欲しいものです。

おさがりやリメイクをうまく利用して節約を楽しんでください。(執筆者:枝本 幸)