教育費の見直し

教育費はどんどん増える

「教育費」は、子どもが成長するにつれ、リアルに家計に影響を与えます。

そのなかでも、どのような選択をするかで家計に大きなダメージを与えてしまうのは、「塾代」ではないでしょうか。

周囲のご家庭の子どもたちが、習い事や塾に当然のように通う姿を見たり、話を聞いたりしていると、「うちもなにかしなきゃ…」と気持ちが焦ります。

しかし塾や習い事は、家庭環境や子どもの興味により大きく変わります

塾代について考える

子どもの将来を考えたとき、習い事や塾などを検討するご家庭が多いです。

しかし親が思っているよりも、子どもと習い事・塾の適正がマッチしているかどうかはわかりません。

子どものことを考えて教育費を投資していても、ムダになることもあります。

せっかくの教育費をムダにしないためにも、塾や習い事に子どもが合っているかどうかを見極めることが大切です。

塾に通わずとも、それなりの成績を収められることは理想ですが、塾に通うことで、よりいっそうステップアップできる可能性もあります。

単純に成績をアップさせるためだけではなく、「できない子を伸ばし、できる子はよりいっそう伸ばす」ことが本来の「塾」の役割です。

一般的な塾にかかる費用

塾には大きく分けて、「集団指導」と「個別指導」の2通りのスタイルがあります。

集団指導… ひと月に支払う月謝はおよそ3~5万円程度

個別指導… ひと月に支払う月謝はおよそ5~6万円程度

月謝以外に必要な費用

・ 年に数回おこなわれる学力判断テスト
・ 受験対策を兼ねた講座や模試
・ 春夏冬などの季節の講習

など、合わせるとかなりの金額になります。

見直しポイント1:学ぶ意欲


熱意があるかを見極める

塾が子どもにとって必要なものかどうかは、お子さん自身を知ることで見えてきます。

やみくもに通わせても心を疲れさせてしまい、結果が振るわず、親も子どももツライ思いをする可能性が出てきます。

「塾にさえ通わせればなんとかなる」と、子どもを塾に通わせるケースは珍しくありません。

しかし塾に行けば必ず成績が上がるわけではなく、成績アップを目指すためには、子どもの学習意欲がどれだけあるかが鍵になります。

成績が上がらないのは、

学校の授業が理解できていない

学ぶための学習意欲がない

この2つが原因の場合が多いです。

学ぶ意欲のある子どもはテストの点数が悪くても、塾で学び方を知ることで、発展できるかもしれません。

学ぶ意欲が低い子どもは、高いお金を払うだけで何も得ることがないまま塾に通い続ける可能性もあります。

見直しポイント2:塾のスタイル

・ 学校の授業と同じ形式
・ プリントをたくさん解く形式
・ 少人数で授業を行う個別形式

など、塾のスタイルはさまざまです。

塾の授業スタイルが、子どもにとってベストなものかを見極めることも大切です。

教室内に人がいることで集中できないタイプや、わからないことを質問できず、どんどん進んでしまう塾の授業スピードに苦しむタイプもいます

見直しポイント3:科目

塾に通いながらもムダを省きたいのであれば、科目を減らす方法もあります。

5教科から主要3科目(英・数・国)のみにするだけでも、月謝が減額されるケースもあります。

親子で相談して、全科目受けるべきかどうかを判断するのもいいでしょう。

見直しポイント4:塾以外を検討

塾での学びのスタイルに子どもがあっていないのであれば、家庭学習や通信授業、オンライン学習などに挑戦してみる方法もあります。

自宅で好きな時間に好きな科目の勉強をおこなえるスタイルは、短期集中型のお子さんや、静かな環境で勉強したい場合におススメです。

何よりかかる費用が、塾と比べると格段に安いことが魅力としてあげられます。

最近はやりのパソコンやタブレット、スマホから視聴ができるオンライン学習は、月額1,000円程度です。

1科目いくら、1時間いくらなどではなく、月額であることも評価できます。

家庭学習が得意なお子さんの場合は、通信学習もオススメです。

送られてきた課題を期日までに仕上げて、返送するスタイルが一般的な通信学習も、月額にすると5,000~1万円程度が相場です。

塾だけにとらわれず、学ぶ環境をいろいろ試してみることで、子どもに合った学習方法を見つけられ、その上で教育費を節約もできます。

見直しは選択肢を広げる


見直しは選択肢を広げる

教育費を節約するのは気がひけると思うかもしれませんが、節約した教育費はまた別の教育費として使え、子どもへの選択肢を増やす可能性につながります。

「周りが塾に通っているから」
「塾に通えばなんとかなる」

そのように考えるのではなく、子どもの個性や特性を生かせる学習法について、親子で考えてみてください

その結果、教育費が節約できるのであれば、家計にもうれしいです。(執筆・櫻宮陽)