新型コロナウイルス対策で、イベントやコンサートの中止、休校さらには渡航自粛など多くのニュースが連日のようにメディアで報道されています。

暗いニュースばかりで重苦しい空気が続いています。

そのようななか、実は株の投資をしたことのない人に、今まさにこれまでにない好機が訪れていることをご存じでしょうか。

これから、その理由を3つ述べていきます。

長期化しそうな新型コロナウイルス

【理由1】みんなが売っているから

ニュースでもご存じかと思いますが、実は今、世界中の株価が下落しています。

日経平均株価(日本の株式市場の代表的な指標)やダウ平均株価(アメリカの株式市場の代表的な指標)が、ここ1か月で10%以上も下げています

さらに個別株では、ディズニーランドを経営するオリエンタルランドや、吉野家ホールディングスなどが30%以上の下落、三越伊勢丹ホールディングスなどのようにインバウンド直結の銘柄にいたってはなんと40%近くも株価を下げています。

これらの銘柄以外も日本株やアメリカ株はほとんど連日マイナスです。

連日の新型コロナウイルスの影響で、みんながパニック売りに走り、株価が下げ止まらない状況です。

しかし、このような時は普段より割安に購入できるチャンスとも言えます。

「みんなが売っているときに買う」

これは投資の鉄則です。

そして、投資をはじめようとする人にとっては、どの銘柄も割安で購入できる絶好のチャンス到来といえます。

【理由2】影響が長期化しそうだから

新型コロナの流行は一時的なものと見る人が多かったのですが、世界中に感染者が拡大してしまいました。

経済活動が滞り、さらに株価への悪影響が長期化することが予想されます。

そうなると低迷した相場が数か月は続く、もしくはさらに時間をかけて株価が下げていくことも予想されます。

これも初心者にとってはチャンスといえます。

通常、株価が下落することは投資家にとっては「いや」なものです。

しかし、株価が下落し低迷が長引けば、割安で株を買えるサービスタイムが長く続くことになります。

このような

長期化する状況では数か月に渡って分散して資金を投入することが可能

です。

とくに手持ちのお金が少ないことが多い初心者は、この間に節約して毎月のキャッシュを生み出し、投資を粛々と行っていけるのです。

そのようにすることで、

時間が分散され、下がり続ける相場でも平均購入単価を下げられる

のです。

つまり、サービスタイムが長引けば長引くほど初心者にとってはチャンスと言えるわけです。

既にまとまった資金がある人は要注意

多くの初心者の失敗は、「ここが底だ」とばかりに1度にドカンと買うこと

です。

しかし、あなたの底の判断は決して当たりません。

そもそも投資の世界では「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があり、天井と底を見分けるのは極めて難しいものなのです。

たとえば退職金などの

まとまった資金がある場合でも、数回(3回以上)に時間的に分散させて市場に資金を投入

していきましょう。

下がれば下がるほど、「また買い足せる」という精神的な安定を得ることができます。

【理由3】新型コロナ騒動後も経済活動は続くから

今は不安をあおる報道が多く、混乱が増していますが、このまま日本や世界がダメになるとは思えません。

未来永劫、新型コロナウイルスの影響が出続けるわけではありません。

経済活動は、影響を受けつつも今後も続いていきます。

影響が長引けば、残念ながら一部の体力のない中小企には倒産のリスクはあるものの、多くの優良企業はこの困難を乗り換え、また経済活動を力強く行うことが予想されます。

今から100年前には、全人類の3割近くが感染するようなパンデミックが発生しました。

スペイン風邪とよばれるインフルエンザウイルスの猛威で、アメリカで50万人、日本でも39万人が死亡する記録的な騒動となりました。

しかし、そういった脅威も人類は乗り越えて今日まで経済活動を行い繁栄を続けてきているのです。

「しかし、今度のは今までとは違う」

リーマンショックやSARSや東日本大震災の時などに、何度も何度も使い古された言葉です。

新型コロナが収束して2~3年たつと「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ように世間はそのことをすっかり忘れてしまうでしょう。

そうなった暁には株価は息を吹き返したように回復し、再びもとの水準、さらにはその水準を超えて力強く上昇する可能性が十分に考えられます。

その時に利益を得られる、いわゆる儲けられるのは、今しっかりと動き始めた投資家だけです。

経済活動は続く

具体的に何を買えばよいのか

日々の値動きを追い、上がった下がったで売買を繰り返すトレードはおすすめしません。

ゼロサムゲームであるFXや仮想通貨、多額の借金を抱えることになる不動産投資などではなく、まず検討すべきは企業、すなわち株への投資です。

あなた自身が

そのサービスや商品に納得できる、1度保有したら10年は売らないと思えるような優良企業に投資

しましょう。

ここでは特定の企業を推奨することはしません。

なぜなら投資は誰かの意見を鵜呑みにしてもうまくいかないからです。

失敗してもよいので、自分の目で探すことが何よりも大切です。

はじめからうまくいく人はいません。

失敗は自分の投資の経験値をあげる源です。

そして資金がまだ少ない初心者ほど失敗のキズは浅くてすみます

「そうはいっても、やっぱりたくさんある中から銘柄を選ぶのは難しいよ」

という方もいると思います。

そのような方は、

日経平均株価(日本の株式市場の代表的な指標)やダウ平均株価(アメリカの株式市場の代表的な指標)に連動するファンド(投資信託)を検討する

とよいでしょう。

対面の証券会社や銀行、郵便局が売りつけようとする手数料の高いファンド(投資信託)ではなく、手数料が無料で信託報酬が0.3%以下のものがベストです。

これらに投資することで、特定の企業ではなく、いわば「日本やアメリカの経済そのもの」にベットすることが可能なのです。

「投資」は健全な経済活動

投資についてネガティブなイメージを持つ方が多くいます。

「お金=汚い」という価値観、「投資=価値がない、汚い」などという先入観が一部にはあります。

ましてや、こういった騒動のさなかでは投資の話しをすることさえはばかられます。

しかし、投資は健全な経済活動です。

証券会社に口座を開けば、誰でも上場企業の株主になれます。

資金の多寡こそあれどチャンスは平等です。

そこでは性別も年齢も学歴も関係ありません。

そして、投資はマネーゲームなどではありません。

実在する会社に投資をするのです。

そこでは多くの人が働き、価値ある労働をして、社会の役に立ち、利益をあげているのです。

投資はそうした企業に自分のお金を託す行為です。

つまり、投資をするということは「その会社に関わる人と成長を分け合うこと」なのです。

あなたの銀行口座にあるひょっとしたら飲み代に消えたかもしれないお金も、投資という経済活動を通して、その利益をみんなと分け合えるのです。

株式会社の「株式」は、英語で「シェア」と言います。

「投資を通じて、働いた利益をみんなとシェアする」ということです。

自分で労働しサラリーをもらうことはとても尊いことですが、投資も同じくらい尊いものなのです。

投資とは汚いものではなく、いたって真っ当な経済活動です。

世界はこのような状態ですが、だからこそチャンスは転がっています。

投資という経済活動に目を向けてみてはいかがでしょうか。(執筆者:国府 勇太)