※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【ハンバーグ4人分】手作り・お惣菜・加工食品で比較 ベテラン主婦も驚きの結果

節約・ポイ活 節約・ポイ活
【ハンバーグ4人分】手作り・お惣菜・加工食品で比較 ベテラン主婦も驚きの結果

長年専業主婦だった筆者は素材から作る手料理にこだわってきました。

昔は安いお惣菜や加工食品が少なかったからです。

しかし、「素材から料理を作った方が安い」は過去の話となりました。

スーパーの店頭に安くておいしいお惣菜がずらりと並び、加工食品も非常に種類が豊富です。

むしろ素材から作る方が割高になっています。

以上のことを数字として検証するため、わが家の食卓によく出るハンバーグについて

・ 食材から作る場合
・ スーパーのお惣菜
・ コンビニパック商品
・ 業務スーパーの冷凍食品

の価格を比較してみました。

4人分の価格比較

手作り・お惣菜・加工食品で比較

ハンバーグ4人分の費用を手作り・お惣菜・加工食品で比較していきます。

食材から作る場合<4人分>

・ 合いびき肉(100g 118円)400g 552円
・ 玉ねぎ(1個) 73円
・ パン粉(1袋) 95円
・ 牛乳(1L) 181円
・ 卵(1パック10個) 171円
・ デミグラスソース(1缶) 257円

合計:1,330円

生ハンバーグ

生ハンバーグ2個(321円) 2パック 642円

デミグラスソース(1缶) 257円

合計:899円

スーパーのお惣菜

デミグラスハンバーグ(1個213円) 4個 852円

コンビニ(セブン-イレブン)のパック惣菜

デミグラスハンバーグ(1個213円) 4個 852円

業務スーパーの冷凍食品

ハンバーグマッシュルーム入りデミソース(1個104円) 4個 416円

※いずれも自宅の近所にある店舗の税込価格

以上を比較した結果、もっとも費用が高いのが素材から手作りする場合、最安は業務スーパーの冷凍ハンバーグという結果でした。

意外と安いと思ったのがコンビニ商品です。

最近は1人暮らしや共働きの家庭が増え、コンビニでも手ごろな価格でお惣菜を買えるようです。

食材から料理を作る場合よりお惣菜や加工食品が安く済む理由

料理を食材から作ると費用が高くなる理由は、どうしても必要な分より多めに購入することになるからです。

その結果、余った食材を使い切れないまま消費期限になり、食材もその購入費用もムダになることもあります。

しかし、お惣菜や加工食品であれば、ムダなく人数分がそろい、費用も安く抑えられます。

また、食品ロスも発生しにくいため、全体的にコストを抑えられます

お惣菜や加工食品が 安く済む場合も

調理時間の短縮や光熱費の節約

別の視点で着目したいのが、調理時間の短縮や光熱費の削減です。

食材から料理を作る場合は、最短でも調理時間30分、場合によっては1時間以上になります。

一方、お惣菜や加工食品の場合、温める時間が長くても15分程度です。

使う調理器具が少ない分、後片付けの時間も短縮できます

その結果、別の家事や息抜きに充てる時間が生まれ、心にも余裕ができます。

もう1つ、調理の時間と比例する水道光熱費も見逃せないポイントです。

調理の手間と時間がかかるほど、水道、ガス、電気の使用量が増え、水道光熱費が上がります。

しかし、お惣菜や加工食品を使えば使用量を抑えることができ、水道光熱費も抑制されます

費用面だけに着目すれば、食費も水道光熱費も安くできるお惣菜や加工食品を使った方が家計の節約になることは言うまでもありません。

また、家族の数が少ないほど、その節約効果は上がります

【要注意】お惣菜で買うと高くつくものもある

食材から作るよりも割高になるお惣菜もあります。

特に注意してほしいのが野菜のお惣菜です。

お惣菜コーナーにあるサラダのパックは、少量サイズでも税込価格200円以上、量が多いものだと400円以上のものもあり、非常に割高です。

また、野菜の煮物や炒め物の価格も高めで、サラダと同じ価格帯が多いので、購入にあたっては注意が必要です。

しかし、スーパーやコンビニの袋入りカット野菜なら、2人分が100円前後で買えます

自分で切ると面倒なキャベツの千切りは、袋入りのものがおすすめです。

また、レタスやきゅうり、トマトは調理が簡単なので、食材のまま買うのがおすすめです。

一方、煮物や水煮は、スーパーや業務スーパーにあるパック商品がお手頃価格です。

お惣菜を買う場合は以上のことも念頭に置き、価格を確認しながら買いましょう。

罪悪感は不要

現在でも、年配者を中心に「素材から作れば節約になる」と思っている人が多いようです。

しかし、今はお惣菜や加工食品は手ごろな価格で買えるようになり、それらの使用に罪悪感を覚える必要がなくなりました。

むしろ、お惣菜や加工食品を活用する方が節約になるほどです。

もちろん、健康的な理由などで手をかけた料理が必要な場合もありますが、そのような場合でも無理は禁物です。

料理をする人のコンディションによっては、お惣菜や加工食品に頼ることも考えてください。

その方がストレスをためずに毎日の食事を用意でき、家計の節約にもなると思います。(執筆者:大岩 楓)

《大岩 楓》
この記事は役に立ちましたか?
+2

関連タグ

大岩 楓

執筆者:元銀行員 FP2級 大岩 楓 大岩 楓

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。 <保有資格> FP2級 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集