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【離婚裁判】「良い弁護士の選び方」と「弁護費用を抑えるコツ」半額だった実際の金額も公開

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【離婚裁判】「良い弁護士の選び方」と「弁護費用を抑えるコツ」半額だった実際の金額も公開

「子供をひきとること」が私の絶対条件で、子供たちを置いていくことは考えられませんでした

でも離婚するにあたって就職しなおさなければならず、経済的に不安定でしたが、どうしても子供達を手放したくなくて弁護士を雇いました

高額なのは承知でした。

幸い良い弁護士の方にめぐり会い、費用を安く抑えることができたので、その方法を紹介します。

私が支払った「弁護費用」

無料相談

法テラストップページ

≪画像元:法テラス

まずは無料で相談できる「法テラス」という機関に連絡して、直接数名の弁護士の方と話をしました

無料相談の時間は30分で、その間に今までの経緯と弁護内容を話さなければならないので、メモに書いて見せながら話しをしました。

相談に行ったはずなのに弁護士が自己紹介をして終わるパターンもありました。

弁護士といっても財産、不貞など争う分野で得意分野が違いますし、長期戦で戦ううえでは人柄が合うかどうかも大事なポイントになってくると思います。

私が雇った弁護士は、第1条件の「養育権」と「養育費」を死守することと、今後の生活が少しでも楽になるように働いてくれました。

調停の裁判官によっても結果は左右されます。

私の場合には、驚くことに弁護内容を信じてくれる裁判官が1人も居なかったため、私1人では養育費はおろか子供とも一緒に居られなかったかもしれません

心は熱く裁判所では冷静に、法律を武器に戦ってくれた弁護士のおかげです。

素人では武器になると思っていても、実際は全く役に立たなかったものも多々ありました

もらった慰謝料

同居していた夫の家族は裕福でした。

しかし、夫個人は多趣味で浪費家で貯金も預金もありません。

結果的には、私が子供たちのために子供名義で毎月少しずつ貯めていた貯金から慰謝料は支払われました

本来であれば夫が支払うべきものですが、自営業で貯金がゼロの夫の支払いは養育費用のみでした。

慰謝料という名義で「子供のために貯めていたお金」が私のもとに届いたのです。

「悔しかった」というのが正直なところです。

子供名義ではなく自分名義で貯金をしておけばよかったと後悔しました。

これから離婚を考えている人は、通帳の名義が夫や子供の場合には、自分の資産にはカウントされませんので注意してください。

夫の資産とみなされるので、離婚話をする前に名義変更や預金通帳を変更しておくことをおすすめします。

離婚話後や調停中の名義変更も自分の資産にはカウントされませんのでご注意ください。

弁護士に支払った毎月の費用

親身になってくれる弁護士が1番

弁護士として雇う前に毎週、弁護内容について相談しに行っていたのですが、通常は相談料がかかります。

この方は朝から夕方まで相談しても相談料はいつも無料という大変親切な弁護士でした。

どのくらいの期間がかかるか分からないからと「すべて終わって決着がついてからの支払いでよいです」と言ってくれる優しい弁護士の方にお願いしたのです。

相談して毎月10万円の弁護料でと交渉しました。

就職先がなかなか決まらなかったことと、調停が長引いたことによって、月6万円にまで安くしていただきました。

結果的には、弁護費用が本来の半額程度で済みました。

貯金、預金、弁護内容をすべて弁護士にお話しすることになりますし、人生を左右する出来事です。

信頼できる方にお願いするのが賢明です。

弁護士費用を安くするには

弁護費用は安くありませんが、安くしてくださる方を探すことはできます。

また、安いだけで勝てなければ意味がありませんので、親身になってくれて親切、丁寧な対応の弁護士がよいと思います。

私の場合には、お金が絡むことなので、とにかく最初に確認して人柄で選びました

法廷に行くのは月に1回です。

弁護士が弁護内容を把握していないと、法廷では自分の言いたい内容と食い違うということが起こります。

すると、説明に時間がかかり、次の法廷へと長期戦になっていくので、費用がますますかかってしまうのです。

話をよく聞いてくれて、内容をよく把握してくれる弁護士を選ぶことが弁護費用を安くすませる最低条件

と言えます。

また、通常は養育費を勝ち取った場合には、養育費が支払われている期間中に毎月養育費の数パーセントを弁護士に支払わなければならないのですが、私の場合には「頑張って子供を育ててください」と無料にしていただきました

これはやはり弁護士の方の人柄だと思います。

お金に執着がある弁護士か否かでも費用は大きく変わってくると思います。

弁護士にかかった総額

・ 着手金:0円

・ 相談料:0円(無料へと減額)

・ 弁護費用:
毎月6万円 × 12か月(10万円から6万円へ減額)

・ 継続的給付債権:
0円(毎月の養育費から数%支払いから無料へ減額)

・ 実費:
交通費0円(無料へと減額)

・ トラブルアフターケア:
0円(サービス)

総額:72万円

私の場合、弁護士費用は1年間で総額72万円でした。

2人の子供を持つ身にとってはかなりの大金ですが、一般的な弁護士費用に比ると格段に安いと思います。

いま、子供と一緒に楽しく暮らせるのも当時の弁護士の方のおかげだと感謝しています。

調停後も元夫から、嫌がらせや養育費の未払いなどのトラブルがありましたが、弁護士がアフターケアも無料でやってくれたおかげで何事もなく済みました

良い弁護士の見分け方

良い弁護士の見分け方

よい弁護士の見分け方をまとめますと、

・話をよく聞いてくれる

・細かくメモをとっている

・真摯で親切な弁護士か

・弁護内容と優先順位を理解しているか

・自分と相性が良いか

ということだと思います。

失敗しないために

離婚裁判で失敗しないためには、

・ 初期費用や相談料、養育弁護費用など確認する

・ 預金をすべて自分名義にするか家族に預ける


ことが肝要です。(執筆者:咲舞 さくら)

《咲舞 さくら》
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咲舞 さくら

2人の息子を育てるシングルマザーです。好きなライターの仕事をして暮らしています。「お母さんだって人間だ!人生たのしく!」をモットーに、男の子2人…動物園状態の日々を子供たちに協力してもらいながら、今日も楽しく生きています。夢はイタリアで本場のピザを食べること、石垣島に家族みんなでまた旅行に行くことです。 寄稿者にメッセージを送る

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