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揚げ物こそ「最強節約調理法」である3つの理由 手抜きテク&おいしく作るコツ

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揚げ物こそ「最強節約調理法」である3つの理由 手抜きテク&おいしく作るコツ
「揚げ物って片付けが面倒でやりたくない」

「衣づけで手が汚れて面倒」

「油代もかかるし、節約するならしない方がいいよね」

カリカリとした衣がおいしい揚げ物は一見すると、油も必要で節約には向いていないように見えます。

しかし、食費を節約したいという方には、むしろ「揚げ物こそ最強の節約調理法」だということを知っていただきたいです。

今回は、食費を月3万円以下に押さえるべく、私が積極的にしている揚げ物のメリットと、手間を省いておいしく作るコツをご紹介します。

揚げ物こそ最強節約調理法

揚げ物が節約に向いている理由3つ

節約を意識しているという方ほど、揚げ物はコストがかかると考えています。

しかし、揚げ物は節約に向いている点がいくつもあります。

まずは、揚げ物の節約メリットを3つお話します。

メリット1: 少ない材料でもおなかいっぱい食べられる

揚げ物の代表、てんぷらやフライ、唐揚げなどは、衣を付けて油で調理を行います。

この衣があることによって、

同じ材料でもボリュームがかなり増えます。

例えば、ささみをソテーで食べる場合は1人あたり3本くらい欲しくなります。

そうするとササミは4人家族なら3本×4人分=12本必要です。

しかし、1本を2つに切り分け、衣をつけてササミカツにすると、2本分でもお皿いっぱいの分量になるので、お肉の量を減らすことができます

これなら1人当たり2本でいいので4人家族の場合、ササミは8本で済みます。

揚げ物は食費節約には理想的な「少ない材料でおなかいっぱい食べられる料理」なのです。

メリット2:「カサ増し食材」を買う必要がない

食費の節約法には、カサ増し用の食材として、豆腐やこんにゃくなどを活用する方法もあります。

しかし、カサ増し食材をわざわざ買うことで食費が上がってしまうこともあります。

例えば、鶏もも肉1枚に、こんにゃくやキノコを足して炒め物を作る場合、鶏もも肉の値段にこんにゃくやキノコの材料費が加算されてしまいます。

それに比べると揚げ物の場合は、小麦粉、かたくり粉、卵、油など既に家にあるもので手軽にカサ増しができるので、カサ増し用の食材が必要ありません。

その分の材料費を節約できます。

メリット3: 見た目が豪華でごちそう感がある

揚げ物がある食卓は、それだけでとても豪華です。

極端な話ですが、フライや唐揚げがあれば、あとはキャベツの千切りと汁物があれば立派な献立になります。

また、お肉が少量しかなくても、冷蔵庫のあまり野菜と寄せて衣を付け、かき揚げにしてご飯やうどんにのせれば、誰も節約料理だなんて思いません。

揚げ物をすることで見た目が豪華な食事になるので、品数が少なくても満足度が高い食事が可能です。

品数が少なければその分だけ使う材料は少なくて済むので、結果として節約につながります。

残った油はふき取るだけ!揚げ物は「油大さじ5杯」だけでもOK

「でも、揚げ物って油の処理が面倒で…」

という方もいらっしゃると思います。

確かに揚げ物調理は、使用済みの油をオイルポットに入れ替える際にうまく入れられなくてこぼれたり、入れるのに時間がかかったりしてイライラします

しかし、揚げ油はたくさん使わなくてもできます。

私は主人と2人暮らしだった頃は、今ほど揚げ物をしないため、そもそも家にオイルポットも揚げ物用の鍋もありませんでした。

フライパンで「大さじ5杯の油」を使って、唐揚げやエビフライを作っていました。

作り方は以下の手順です。

手抜きテク

1. 衣をつけた食材を冷たいフライパンに並べる

2. 並べた食材の上から大さじ5の油を全体に回しかけて、中火にかける

3. 衣が固まってくるまで(最低でも5~6分程度)は触らずに待つ。

薄く色がついてきたら、裏返して時々様子を見ながら、あまり触らないようにして揚げる

ポイントは

「触りすぎないこと」です。

油を吸った状態の衣は破れ易いので、特に最初の段階では絶対に触らないでください。

分厚いとんかつや、メンチカツは無理ですが、ミルフィーユかつや、野菜を巻いた肉巻きフライなどもこの方法で美味しく作れます。

これなら、揚げ物が終わった後はキッチンペーパーで油をふき取るだけでいいので片付けもとっても簡単です。

油大さじ5杯でチキンカツ

面倒な「フライの衣づけ」にはビニール袋が活躍

節約に向いているとは分かっても

「衣づけに時間がかかるから嫌…」

という方もいらっしゃることと思います。

特にフライは「小麦粉 → 卵 → パン粉」と3段階もあり、手が汚れて嫌になるという人も多いと思います。

しかし、面倒な衣づけもビニール袋を使って少し工夫すれば簡単にできます。

ここでは私が普段からしている「ビニール袋で衣づけする方法」をお伝えします。

手抜きテク

【ササミ8本分の場合】

1. ササミをビニール袋に入れて塩こしょうで下味を付け、小麦粉を加えて振る

2. 全体に粉がまんべんなく付いて、さらに少し粉が余る程度(ビニール袋にササミがくっつかず、粉が余る状態)になったらビニール袋に卵1個を入れて手でもみ込む

3. バットにパン粉を入れ、卵液がついたササミを袋から出しパン粉をつける

ポイントは

2の段階で「小麦粉が少し余る程度」にすることと、最後は袋から出してパン粉をつけることです。

袋の中にパン粉を入れる方法も試しましたが、キレイに衣がつかないので、最後は必ず出してバットの上などでパン粉だけは付けてください。

これならビニール袋で2段階が終了するので手も汚れませんし、あとはパン粉をササッとつけるだけOKです。

こんな単純なことですが、衣づけが手早く楽に行えるのでおすすめです。

宜しければぜひ試してみてください。

ビニール袋で衣づけ

揚げ物は少量でボリュームとごちそうが叶う「最強節約料理」

今回は揚げ物が節約に向いている理由を紹介しました。

面倒なイメージのある揚げ物ですが、手軽にカサ増しができて、ごちそう感もあって節約にはもってこいの調理法です。

油の処理や衣づけも少し工夫すれば、簡単になることも知っていただけたと思います。

何より食べ盛りの子ども達が、夕食で揚げ物が出てきた日は笑顔になってくれますので、この機会に積極的に取り入れてみてください。(執筆者:片岡 みのり)

《片岡 みのり》
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片岡 みのり

片岡 みのり

首都圏で二児を育てながらライター活動をしています。節約を始めたきっかけは、入籍したのに「結婚式をするお金が全くなかったこと」。1年間、主人の給与を全額貯金し、自らの当時の14万円の給与から都内の10万円の家賃を払い、残りの4万円で家計をやりくりする生活をやり遂げ、無事に軽井沢で小さな式を挙げることができました。その経験から、節約は「未来の笑顔のためにする」のが大切だと考えています。 寄稿者にメッセージを送る

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