コストコと業務スーパーは、ともに大容量な食料品を安く買えます。

毎日使う食材なら、無駄にもなりませんし、非常にお得です。

そこで今回は、日本の主食であるお米について、コストコと業務スーパーのどちらかお得なのか検証してみました。

大学院を卒業するまで4年間お米の研究をしていた私が、安いお米を選ぶうえで気を付けていることについても紹介します。

文中の価格はすべて税込み価格です。

コストコと業務スーパー「お米のラインナップの違い」

コストコと業務スーパー「お米のラインナップの違い」

コストコも業務スーパーもどちらもお米は扱っていますが、品ぞろえは異なります

【業務スーパー】

・ フランチャイズのスーパーのため、お店によっても異なっている

・ 扱っているお米は、多くて5種類ほどで、コストコよりは取り扱いが少ない印象

【コストコ】

・ お米だけで、あの広い店内の1列分

・ 種類は、国産のものから海外のものまでさまざま

・ 業務スーパーではあまり取り扱っていない、20kg入りの大袋や玄米などの取り扱いもあり

お米の値段が安いのは「コストコ」

お米の値段が安いのは「コストコ」

お店に置いてある中で1番安いお米同士を比べると、どちらもアメリカ産のカルローズ米で、

・ コストコは、5kgで1,198円

・ 業務スーパーは、5kgで1,328円

でした。

また、国産のブランド米で比較しても、最安値はコストコで10kg3,180円です。

一方、業務スーパーは10kg3,398円と一歩及ばない形となっています。

普通のスーパーでは広告の品でもない限り10kg3,800円くらいが一般的ですので、業務スーパーでも十分安いです。

けれど、コストコの会員になっているのなら、お米は業務スーパーよりもコストコで購入した方がよさそうです。

コストコで購入したいが頻繁には行けない場合

長期保存に向いている密封タイプのお米

お米は精米と同時に酸化や乾燥が進み、劣化していきます。

そのため、本当は頻繁に買い足すのが1番です。

もし、コストコにたまにしか行けず買いだめしたいという場合には、上記の写真のような密封タイプのものがおすすめです。

安価な外国産米は普段使いできるのか

安価な外国産米は普段使いできるのか

コストコ、業務スーパーどちらでも取り扱いがある外国産で安いお米はアメリカ、カリフォルニア産のカルローズ米です。

カリフォルニア米というと、1993年のコメ不足の際に輸入され、そのときに食べてあまり良いイメージを抱いていない方もいるかもしれません。

けれど現在のものは、あの頃よりずっと日本人の好む食感と味に近づいています

とはいえ、国産米と比べると粘りが少なく、パサパサした感じは否めません。

あまり米にはこだわりがないという人には問題ないかもしれませんが、お米が好きでよく食べる方はやめておいた方がいいかもしれません。

カリフォルニア米をおいしく食べる方法

単体では好みの味ではなくても、コシヒカリなどの粘り気が強いお米とブレンドすることで食べやすくなります

「育ち盛りの子供が複数いてとにかく安くて量が必要」などという場合には、ぜひ試してみてください。

「品種名のない国産米」や「複数原料米」について

「品種名のない国産米」や「複数原料米」について

安いお米を探しているとたまに特定の品種名がなくて非常に安いお米があります。

コストコでは20kg5,480円、業務スーパーでは10kg2,678円で売られていました。

どちらも10kgあたり3,000円以下と品種がついているブランド米と比べると非常に安いです。

これらのお米は「複数原料米」と呼ばれるものです。

単一の品種ではなく、いくつかの品種が混ざったお米という意味で、それ自体が悪いわけではありません。

複数原料米の特徴など

複数原料米という表示で単一原料米より値段が安いものは、色や大きさなどの検査ではじかれたお米の寄せ集めであることが少なくありません。

外側の色が悪いものでも削ってしまえば白くなるため、全体に粒が小さいのが特徴です。

ひどいものだと、炊いたときに中のデンプン質が溶け出て、おかゆのような状態になることもあります。

「複数原料米=ブレンド米」でも、食味を良くするためのブレンドも確かにあります。

とはいえ、その場合はせいぜい2、3種類で、複数原料米の表示の下に品種名が書いてあることが多いです。

品種名がなく、値段も安ければ、寄せ集めの複数原料米の可能性が高いので注意してください。

おいしく食べて楽しく節約

おいしく食べて楽しく節約

お米は毎日食べるものです。

おいしくないお米で過ごすのは、たとえ節約になってもつらいものです。

値段だけでなく、お米の表示をしっかり確認して、安くておいしいお米を選んでください。(執筆者:岩崎 はるか)