この記事の最新更新日:2020年10月1日

「YouTubeで動画を配信して収入を得たい」

と思ったことはありませんか。

YouTubeに動画を配信してファンを作り、収入を生み出すことができるユーチューバーに興味を持っている方も多いと思います。

多くの人が「YouTubeでお金が稼げる」事自体は知っていると思いますが、実際どうやって収入を得ているのか知らない方も多いはずです。

YouTubeの動画配信で収入を得るためには途方もない時間と労力が必要ですが、「チャレンジ」自体は誰でも可能です。

今回は、YouTubeで収入を生み出す仕組みと、その条件や手順を解説します。

趣味を生かして収入につなげたい方はぜひ読んでください。

YouTube収入の仕組み

YouTubeの動画配信で収入が発生する仕組み

YouTubeで動画配信している人に収入が発生する仕組みですが、ひと言で言えば「広告収入」です。


≪画像元:YouTube

YouTubeで動画を見ようとすると時々こういった広告が流れます。

サクサク動画を見たい方にとっては少し邪魔に感じるこの広告ですが、この広告が動画を配信している方の収益になっています。

この動画が流れたり、またクリックされることで、「1回あたりいくら」という形で広告収入が発生します。

1回の広告で発生する収益は1円以下と非常に微々たるものですが、

再生回数が多くなればなるほど広告も多く流れ、その分収入も増えていきます。

この広告収入がユーチューバーの基本的な収入源です。

広告収入を得るには審査が必要

この広告はYouTubeで動画を配信しているすべての人につくわけではありません

この広告の正式名称は「YouTubeパートナープログラム」と言います。

この「YouTubeパートナープログラム」に申請をして、審査にパスした配信者の動画にのみ広告が付くようになっています。

申請するためには

・ 1,000人以上のチャンネル登録者数がいること

・ 過去1年間で配信した動画の再生時間が4,000時間を超えていること


など、一定の条件があります。

つまり、ある程度きちんと努力して結果を出している配信者にしか広告はつかないようになっています。

18歳未満の場合収益化ができない

若い方がYouTubeで収益化を目指す場合、注意しなくてはいけない点があります。

それは「18歳未満の場合収益化ができない」という点です。

YouTubeへの動画投稿は誰でもできますが、18歳未満の場合、Youtubeの支払いシステムであるAdsenseへの参加ができないため収益化ができません。

18歳未満の方が動画を投稿して収益化をしたい場合は、親などの18歳以上の方が持っているGoogleアカウントとAdsenseアカウントを紐付ける必要があります。

その場合、収益が発生した際は親などが所有するアカウントの口座に振り込まれます。

また、18歳以上になっても1度紐付けたアカウントは変更できないので、「親の口座に振り込まれ続ける」状態を変更することは基本的にはできません。

18歳未満でYouTubeの収益化を目指す方は、この点について保護者の方とよく話し合ったほうが良いでしょう。

YouTubeで収入を得るまでの手順4つ

まとめると、YouTubeで収入を得る手順は以下の通りです。

1. YouTubeチャンネルを開設する

2. 動画を配信してチャンネル登録者数と動画再生時間を増やす

3. YouTubeパートナープログラム申請条件を満たしたら申請する

4. 審査に通ると広告がついて収入が発生するようになる

YouTubeのチャンネルを開設しても、すぐに収入につながるわけではありません

ユーチューバーになりたいと思ったら、早めにチャンネル開設してコツコツ動画配信をしていきましょう。

広告収入でどのくらい稼げるのか

申請方法に入る前に皆さんが気になっている「YouTube動画配信で稼げる金額」について解説します。

もし、自分の動画に広告が付いたとして、いったいいくらくらい稼げるのでしょうか。

これについては公表されていませんし、配信者側が公表することも禁止されているので、「だいたい」でしか計算できませんが、1回の広告につき約0.1円~と言われています。

つまり動画が1万回再生されて約1,000円、100万回再生で約10万円。

広告によって単価が違いますし、広告が表示される、されないもあるので確実ではありませんが目安としてはこのくらいです。

動画配信の収入だけで生活していこうとすると、ものすごい再生回数が必要です。

そう簡単にはユーチューバーとして生活できません。

ただし、動画は削除されない限りずっと残ります

ファンが増えれば過去の動画も再生され続けるので、動画を配信すればするほど収入は徐々に上がっていく計算です。

諦めずにコツコツと継続して続ける事が大事です。

YouTubeチャンネル開設手順

動画を配信するためにはまず「チャンネル」を開設する必要があります。

普段YouTubeを見ているアカウントではなく、動画配信用のアカウントです。

このチャンネル開設は、Googleアカウントを持っていれば誰でも開設できます。


≪画像元:YouTube

GoogleアカウントでYouTubeにログインしたら、右上にある自分のアイコンをクリックして、メニューの「チャンネルを作成」をクリックします。

1. チャンネル名を決める
2. アイコンの写真を設定する
3. チャンネルの説明を入力する
4. アカウント認証を行う

以上の4つを行ってチャンネルを作成しましょう。

4のアカウント認証はいわゆる「本人確認」です。

アカウント認証をしておくと、ライブ配信や15分以上の動画を作成できるようになったりといったメリットがあるのでぜひやっておきましょう。

チャンネルを作成したら、あとは「YouTubeパートナー プログラム」の申請条件を目指して動画をどんどん投稿していきましょう。

条件を達成してYouTubeパートナープログラムに申請を出し、審査に通るまでは収入は1円も発生しません

YouTube パートナー プログラムに申請する

YouTube パートナー プログラムの申請条件を達成したら申請を出しましょう。


≪画像元:YouTube

申請方法ですが、まず右上の自分のアイコンをクリックし、メニューの「設定」をクリックします。


≪画像元:YouTube

続いて「チャンネルのステータスと機能」をクリック。


≪画像元:YouTube

最後に「収益化」をクリックして申請を出せばOKです。

条件が達成されていれば「YouTube パートナー プログラム」の審査が開始され、審査に通れば各動画に広告が付き、収入が発生します。

ただし、審査は100%通るわけではありません

不適切なコンテンツ(アダルトや暴力的など)が含まれていると判断されたり、そのほかYouTubeが広告をつけるのにふさわしくない動画、と判断した場合、審査に落ちます。

ただし、落ちても再度申し込みはできますので、問題があったと思われる箇所を修正して、また申請を出しましょう。

各動画ジャンルの特徴とメリット・デメリット

これからYouTubeのチャンネルを開設して収益化したいと思っている方に向けて、主な動画ジャンルの特徴とそれぞれのメリット・デメリットを簡単に紹介します。

現在のYouTubeにおいて「簡単に収益化できるジャンル」というものは存在しません

それぞれにメリットデメリットがあります。

動画を配信し始めてから「こんなはずじゃなかった」とならないよう、自分がこれから開設するチャンネルの特徴を把握しておきましょう。

バラエティ・エンターテインメント系

youtubeのバラエティーチャンネルの特徴
≪画像元:YouTube

YouTubeといえばこれ、「おもしろそうな事」、「楽しんでもらえること」を色々とやるジャンルです。

ネタは幅広く、「〇〇してみた」といった体験系からトーク、ゲーム実況などで、超有名ユーチューバーともなれば、1つの動画が数百万回再生されることもあります。

メリット

・ 視聴ユーザーが多い
・ 思いついたことなんでもやれる

バラエティ系は若い人を中心にYouTubeで最も人気のあるジャンルで、視聴ユーザー数が最も多いジャンルでしょう。

視聴ユーザー数が多いので、何かのきっかけで配信した動画がバズったり、定期的にヒット動画を出すことができればチャンネル登録者数や再生回数が一気に伸びていきます。

基本的には思いついたことをなんでもやれるので、ネタに困ることはありません。

デメリット

・ ライバルが多く、強力
・ ネタも飽和状態
・ 更新が大変

デメリットは人気ジャンルなだけにライバルが非常に多いことが挙げられます。

この激戦区で収益化できるだけのちゃんねる登録者数を確保するためには、常に斬新なネタを考え出したり、動画編集技術を磨いたりといった努力も必要です。

とはいえ、ほとんどのネタはやりつくされた感があるので、差別化として自分をキャラを確立したり、独自の路線やカラーを出すなどのいわゆる「ブランディング」が必要になります。

またバラエティ系はまめに更新しないとすぐに登録者が離れていきます

登録者数を増やすなら最低でも週に2~3本の更新が必要で、副業だとかなり頑張って時間を確保しないといけません。

商品レビュー系

youtubeの商品紹介チャンネルの特徴
≪画像元:YouTube

ガジェット系やメイク用品といった商品を実際に使ってみて、良い点や気になった点を紹介・解説するのがレビュー系です。

「買う前にどんな商品か知りたい」、「気になってた商品を詳しく知りたい」という方のために代わりに試し、良い点や悪い点を解説します。

バズることはあまりありませんが、商品ジャンルによっては安定した人気のあるジャンルです。

メリット

・ ネタが尽きない
・ 登録者数が増えればメーカー側からレビュー依頼が来ることも

1番のメリットは「ネタが尽きない」ことです。

よほどマニアックなジャンルの商品でない限り、商品数は無数にありますし、それらをレビューしている間にも新製品がどんどん発売されていきます。

バラエティ系のように「次は何しよう」とネタ作りに頭を悩ませる必要がありません。

また登録者数が増えてくると、メーカー側から自社の商品を紹介してほしい、とレビュー依頼が来る可能性があります。

YouTubeの広告収入以外に収入源を増やせるのもレビュー系のメリットです。

デメリット

・ 経費がかかる
・ 話術スキルが必須

レビュー系最大のデメリットは「商品を買わなくてはいけない」点です。

商品を買って、実際に試してみて、さらに実際に動画に載せないと説得力がありません。

収益化できていない時点での自腹購入は結構な負担になります。

自分が好きで、動画配信関係なくいつも買っているような物のレビューならいいのですが、そうでない場合は結構負担が大きいです。

また話術スキルが必須な点も人によっては大きなハードルです。

レビュー系はどうしても淡々と商品の説明をする動画になりやすく、要するに「見ててつまらない」内容になりがちです。

さらに言葉に詰まってところどころ無言になったり、無言を避けるために何度も「あー…」、「えっと…」なんて声が入ると動画のテンポも悪くなります。

それを埋めるのが配信者の話術です。

ニュース原稿を読むように淀みなく、スムーズに理路整然と解説したり、逆に自分にキャラ付けして勢いやテンションで楽しく見てもらうような工夫が必要です。

どうしてもテンポが悪くなってしまうという方は、編集技術を磨いてきれいにつなげるようにするといいでしょう。

アウトドア系

youtubeのアウトドア系チャンネルの特徴
≪画像元:YouTube

数年前からじわじわとブームになり、今もなお人気が継続しているのがこのアウトドア系です。

山を歩いたり、テント設営をしたり、焚火や野外で料理を作る動画など外でカメラを回せばなんでもネタになります。

メリット

・ 安定した人気がある
・ 顔出しが必須ではない

アウトドアの人気は年々上昇しており、それに伴って視聴数も増え、アウトドアの魅力や道具の紹介などを行うチャンネルも増加しています。

焚火の動画などは同じ人が何回も再生することもあり、動画の内容によってはチャンネル登録者数以上の再生回数が稼げる場合があります。

今後も人気は継続する傾向にありますし、若干ハードルが高いせいでライバルも現時点でそれほど多くはないため、配信次第で収益化が期待できます。

また、アウトドア動画は自然がメインなので顔出し必須ではありません。(アウトドア系に限らずどんな動画でも顔出ししたほうが有利ではありますが)

アウトドアの様子と、体の一部や声だけという配信者も多くいますので、顔出しできない、したくない人にとっても参入しやすいジャンルです。

デメリット

・ 更新が大変

アウトドア系の動画のデメリットは更新が大変な点です。

道具の紹介などは自宅でもできますが、キャンプを行っている動画は当然キャンプに行かないと撮影できません

それだけでも1日~2日がかりになってしまいます。

専業ユーチューバーでもない限り、他のジャンルのように1日1回とか、週に2~3本の更新は難しいでしょう。

基本的に冬に更新しにくい点もデメリットです。

定期的に道具の紹介や、庭キャンプ・ベランピング(ベランダで行う自宅キャンプ)など、自宅でもできそうなテーマを扱って更新頻度を上げる工夫が必要です。

ペット・動物系

youtubeのペットや動物系チャンネルの特徴
≪画像元:YouTube

自宅でペットを飼っていれば手軽に参入でき、チャンスも大きいのがペット系です。

犬・猫、ハムスターやインコといった一般的なペットはもちろん、最近ではカワウソや爬虫類といった多種多様なペット動画が配信されています。

メリット

・ ネタが尽きない
・ 配信者の顔出しが不要
・ バズりやすい

ペット系動画のメリットはネタが尽きない点です。

毎日ペットにカメラを向けて撮影しているだけで、何かしらのおもしろ動画や可愛らしい動画が撮れ、そのままネタになります

いつでも手軽に撮影できますし、基本的には配信者の顔出しも不要。

また動物系は言葉が通じなくても伝わる動画が多いので、子供から大人まで、さらには海外の人にも見てもらいやすいというメリットがあります。

日本でも海外のペット動画を紹介する番組はありますし、英語が分からなくてもペット動画は楽しめます。

同じように海外の人がその動画を観て、さらにSNSなどで拡散された場合、他のジャンルでは考えられないほど再生回数が伸びる可能性があります。

爆発力という点では動画ジャンルの中でもトップクラスです。

もちろんバズるだけではなく、配信し続けて固定ファンが付けば新作動画は安定して再生されますし、同じ人が何回も動画を観る可能性もあります。

毎日まめに更新していれば、収益化の最低条件チャンネル登録者数1,000人は比較的容易です。

デメリット

・ ライバルが多い
・ ペットの存在がすべて

「ペットを飼っている」というハードルさえクリアしてしまえば、誰でも手軽に参入出来るため、ライバルは当然多いです。

そのため、その中でどう差別化していくかが重要です。

人気のペット動画では編集でペットにしゃべらせたり、心の声の字幕をつけたりといった一工夫をしている方が多いです。

また、ペットを飼っていないと安定した配信が難しいという点もデメリットです。

しかもペットチャンネルはペットの存在がすべてなので、ペットの寿命や事故などである日突然更新ができなくなるというリスクもあります。

そうなるとどんなに頑張ってきたチャンネルでも、それ以上更新ができなくなります。

ニッチ・マニア系

youtubeのニッチマニア系チャンネルの特徴
≪画像元:YouTube

一般の人には理解しにくい、マニアックなネタを配信するニッチ・マニア系の動画配信です。

マニアック系といってもその内容はさまざまで、整備されていない危険な国道、通称「酷道」を紹介するチャンネルや、アナコンダを飼育するチャンネルなどがあります。

一般的に「誰がこんなの観るの?」という一見需要のなさそうなテーマを配信するのがニッチ、マニア系ジャンルです。

メリット

・ ライバルが少ない
・ 濃いファンがつく

マニアックになればなるほどライバルが少なくなります。

今からバラエティ系に参入してもトップユーチューバーになれる可能性は低いですが、マニアック系ならそのジャンルのトップユーチューバーになれる可能性があります。

新規参入者も増加しにくいことから、いったんそのジャンルのトップユーチューバーになれば独占市場化できるかもしれません。

人に理解されにくい趣味もYouTubeでは「特化」という強力な武器になります。

またマニアック系は情報が濃い分、ファンや興味がある人は必ず観ます。

観た人がチャンネル登録してくれる確率も高いので、着実にファンを増やすことができます。

デメリット


・ 需要が少ない

デメリットは当然マニアックな分、視聴ユーザー数も少ないです。

そのジャンルがテレビで紹介されてブームでも起きない限り、新規のユーザーも期待しにくいので、限りあるユーザーをどのように集めるかがポイントになります。

あまりにマニアックなジャンルなどを選定すると、どんなに配信してもチャンネル登録者数が1,000人まで行かず、収益化できない可能性もあります

また、うまくいってもほかのジャンルのように「チャンネル登録者数数十万人」というレベルに達するのは難しいでしょう。

収益化を第一目的にせず、「収益関係なく好きなことを配信する」、「自分がこのジャンルの良さを伝える」くらいの気持ちでやらないと心が折れるかもしれません。

動画ジャンルは無数にある

今回のジャンルはあくまでも一例で、動画ジャンルはこのほかにも無数にあります。

収益化を目指す場合、どのジャンルにも大きなメリット・デメリットがあります。

ユーザーが多い人気ジャンルはライバルがひしめき合っていますし、ライバルがいないジャンルはニーズが少なくユーザー数に限りがあります。

どのジャンルにしても収益化は大変で、「簡単に再生回数が延ばせて収益化できるジャンル」はまずありません。

そんなYouTubeの収益化において、全ジャンルに共通する重要なポイントが「継続する事」です。

そのため、「収益化できそうなジャンルを選ぶ」のではなく、「自分が楽しんで動画をアップし続けられるジャンル」を選ぶのが一番ではないかと思います。

広告を付けるまでがゴールではない

今回、YouTubeで収益を得る方法を解説しました。

YouTubeは誰でもチャンネルを開設できますし、条件を満たせばだれでも広告を付けて収入を得られます。

ただし、広告を付けるためには1,000人ものチャンネル登録者獲得と、自身の動画が過去1年間で4,000時間再生される、といった厳しい条件があります

さらに、広告はあくまでも稼ぐためのスタートです。

広告が付く最低条件でもある、チャンネル登録者1,000人程度では1動画あたり数百円にもならないでしょう

動画配信でまとまった額を稼ぐためには、広告がついてからもどんどん配信を行って、1万人、10万人とどんどん登録者を増やしていかなくてはいけません。

質の高い動画を配信し続けていれば自然と登録者数も増えますし、それに伴って過去の動画もどんどん再生されるようになるでしょう。

諦めずに配信し続けていくことで、いずれ動画収入で生活できるようになるかもしれません。

何事もそうですが、まずは始めないと収入にはつながりません。

趣味やネタを持っている方はぜひ早めにYouTubeでチャンネルを開設して、地道にコツコツと動画を配信していきましょう。(執筆者:菊池 貴弘)