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ネットショップでの買い物は「比較」が大切 筆者がマスクや体温計で実証

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ネットショップでの買い物は「比較」が大切 筆者がマスクや体温計で実証

コロナの影響で、外出せずネットショッピングで買い物をする機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

自宅に居ながら買い物ができ、自宅まで届けてくれる便利なネットショッピングですが、買うときにきちんと「比較」していますか。

「とりあえずいつものサイトで…」

と比較せずに買い物している方は、いつものサイトで購入する前に他のサイトも見て回り、比較検討することで大きな節約ができるかもしれません

今回はネットショッピングで買い物をする際の、比較の重要性について解説します。

ネットでの買い物の回数が増えれば増えるほど節約効果の大きくなる方法です。

なお、今回比較のために調べた商品は全て2020年5月時点でのものです。

時期によって商品の価格やポイント還元率が変わりますのでご注意ください。

ネットショップの価格は実店舗以上にピンキリ

普段お店で買い物をしている方は「〇〇はドラッグストアで買うと安い、△△はスーパーが安い」といった情報を把握されているかと思います。

同じ商品でも、各お店ごとに価格はバラバラです。

ネットショッピングも同様で、各サイトによって商品の価格は異なります

特にネットショッピングは商品やお店が豊富でポイントシステムなどが複雑な分、商品の価格差は実店舗以上に大きいケースが多々あります。

楽天とAmazonでは価格が違いますし、Amazonや楽天の中でもお店によって価格が違います。

例えば、外出自粛で人気が集まったパスタを楽天で買うとします。

結束スパゲティ楽天

≪Rakutenより(筆者5月中旬撮影)≫

楽天では600g × 5個で送料無料2,700円です。

これをAmazonでも確認してみましょう。

Amazonで確認した価格

≪Amazonより(筆者5月中旬撮影)≫

筆者が確認した当時Amazonでは2,188円でした。

単純な金額だけで言えば、楽天ではなくAmazonで買うことで512円も節約できる計算になります。

楽天ポイントやAmazonポイントを含めた計算はのちほど詳しく行います。

家族の人数が多い家庭などでこの商品を3つ、もしくは3回買ったら1,536円もの差が生まれます

ネットショッピングをする方の中には「いつもAmazonで買ってるから」、「いつも楽天で買っているから」と比較せずに常に同じモールで買う方も多いです。

確かに買い慣れているサイトの方が楽ですし、安心です。

ですがこのように、商品によって購入する場所を使い分けることで大きな節約が可能になります。

ネットショッピングの機会が増えた今、「サイトを比較する癖」を付けましょう。

ネットショップ比較検討のポイント

サイトで商品を購入する場合、見るべきポイントは金額の差だけではありません

金額だけを見て買ってしまうと、安く買ったつもりが逆に損をすることもあります。

ここではネットショップで商品を買う際に確認しておきたいポイントを紹介します。

ポイント1. できるだけ多くのサイトを比較する

ネットショップは無数にあります。

できる限り多くのショップを知って、いろいろなお店を比較すればするほど安いものが見つかる可能性があります。

少なくとも、3~4つは常に頭の中に入れておきましょう。

1. Amazon
2. 楽天
3. メルカリ

日用品を買うならこのあたりを比較すれば十分です。

単価の高い商品を買うときなど、もう少し慎重に比較したい時は以下の3サイト(アプリ)も追加します

1. LOHACO
2. ラクマ
3. Yahoo!ショッピング

もちろんこの他にも無数にサイトはあり、比較すればするほど安い商品が見つかる可能性はあります。

中には、大手ネットモールに負けないセール価格で販売しているサイトもたくさんあります

今回紹介した以外にも時間がある時にいろいろ探してみてください。

ただし、毎回買い物の度にあれもこれもと比較しすぎるのも考え物です。

特に単価の安いものは「Amazon → 楽天市場 → メルカリ」あたりを確認すれば十分です。

10円や50円の節約のために、数十分もかけて比較検討するのは効率が悪いからです。

ポイント2. 送料が無料かどうかをきちんとチェックする

ネットショップでの買い物は送料がかかる場合があります。

Amazonや楽天は送料無料の場合も多いですが、「送料が無料」だと思いこまないようにしましょう。

楽天市場もAmazonも送料がかかるお店はありますし、メルカリもごくまれに「着払い(送料購入者負担)」設定になっている商品があります。

送料もきちんと確認しましょう

≪筆者5月中旬撮影≫

商品を買う前に送料無料であることを必ず確認、もしくは送料がかかる場合はその送料を計算に入れてトータル金額で判断しましょう。

ポイント3. 還元ポイントを計算する

主に楽天やYahoo!ショッピングを比較する際に重要になってくるのですが、多くのサイトでは購入金額に応じてポイントが還元されます。

特に楽天市場やYahoo!ショッピングは楽天カード(ヤフーカード)利用やキャンペーンを利用することで、商品代金の数%~50%以上のポイントが還元されることもあります

還元されたポイントは1ポイント1円として利用できるため、ポイント還元分は実質現金割引と変わりません


≪画像元:Rakuten

この商品であればいったん1,655円で買う必要がありますが、後日743ポイント還元されますので、実質購入金額は912円です。(還元率は個人で異なります)

特に楽天圏のサービスを利用することが多い方は、SPUシステムによってポイント倍率が上がっていることが多いので、このポイント還元は重要になってきます。

単純な表示金額だけを確認するのではなく、こういった「ポイント」にも目を向けましょう。

実際にいくつかの商品の価格差を調べてみました

先ほどの注意点を踏まえて、いくつか比較を実例で紹介していきます。

マスクで比較

2020年5月時点では店頭でもちらほら見かけるようになり、ネットではある程度普通に買えるようになっています。

マスクは消耗品ですし、しばらくはお世話になる機会も続くと思いますので、できる限り安い所で購入しましょう。

Amazonでのマスク購入検討

≪画像元:Amazon

この洗えるマスク、Amazonでは送料無料で2,180円、22ポイント還元されるので、実質の購入金額は「2,158円」です。

Rakutenでのマスクの価格

≪画像元:Rakuten≫

このマスクは楽天でも同じものが売られていました。

価格を見てみると、送料無料で2,180円という価格は一緒ですが、729ポイント還元(筆者の場合)、さらに1,500円以上の商品で使える100円オフクーポンが付いています

これによって購入金額は実質「1,351円」、Amazonよりも「807円」も安く買うことができます

もう1つ見ていきましょう。

今や必須となった「体温計」でも比較


≪Amazonより(筆者5月中旬撮影)≫

Amazonでこの機種は4,970円で販売されています。


≪Rakutenより(筆者5月中旬撮影)≫

一方楽天は4,990円で送料無料、ポイント還元が1058ポイントも還元されるので実質「3,932円」で買えます。

Amazonよりも「1,038円」も安く購入できます。

1,000円以上の価格差は非常に大きいです。

執筆時に調査した時はちょうど楽天SALE時期で、ポイントが大きく増えていたことも楽天で安く買えている要因です。

もちろん商品によって楽天ポイント還元分を加味してもAmazonの方が安い場合もありますし、Amazon primeデーであれば今回の結果は逆になるかもしれません。

普段買わないサイトでセールをやっていることもあるので、そういう意味でも毎回いろいろなサイトを比較するのは重要です。

さて、ここまで調べて「じゃあ楽天で買おう」と思う方もいると思いますが、さらにもう1個メルカリも見てみましょう

オムロン体温計メルカリ

≪筆者撮影≫

なんとAmazonや楽天で5,000円近い価格で売られていた体温計が送料込み2,000円です。

楽天の実質購入金額3,932円のほぼ半額で購入できます。

メルカリは主に個人が出品しているので、食品とか衛生商品は個人的に購入をおすすめしませんが(マスク等は買えませんし)、こういったものの新品なら問題ないと思います。

メルカリをチェックせずに楽天で購入していたら、2,000円近く余計な出費になるところでした。

ほんの数分で大きな節約

ネットショップは商品の価格差が大きい世界で、近所のお店での買い物以上に比較が重要になってきます。

買い物の度に2~3サイト比較する作業は、最初面倒に感じるかもしれませんが慣れてくればほんの数分で比較できます

自粛期間中だけではなく、今後さまざまなものをネットで買うときに役に立つ習慣なので、この機会にいろいろなネットショップを比較してみましょう。(執筆者:菊池 貴弘)

《菊池 貴弘》
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菊池 貴弘

ブラック企業の会社員から、脱サラしフリーライターに。ライター業の傍ら、せどりや投資も行うマルチな事業主。記事は副業・投資・節約といったお金に関するジャンルがメインです。ややこしい、わかりにくい、でも絶対詳しくなりたい。そんなお金に関する情報をできる限りわかりやすく皆さんにお伝えします。 寄稿者にメッセージを送る

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