休校が続き、3人の子どもがいるわが家の食費はぐんと上がりました。
もう10歳以上なので、たまにお弁当を買うと1人500円は必要です。
しかし、給食費は1人あたり1食250円です。
3人で750円、私の分を入れてもお昼は1,000円以下に収めたいところです。
そこでランチ用の食材を買わずに夕食の食材を少し多めに買って、同じ食材でランチメニューを考えるようにしたところ、徐々にランチ代を節約できるようになりました。
おおよその金額を計算してみたので、参考にしてみてください。

目次
レシピ1. 煮込まないカレー(約600円)
お肉は、夕飯のメニューで使うお肉を容量多めのパックで買うようにしました。
夕食は親子丼にしたのですが、その鶏肉でランチに簡単カレーを作りました。
夕食時に、玉ねぎと人参を切ってレンジで加熱しておいたのでお昼はお肉を炒めて野菜を加え、水とルーを加えてあっという間に完成です。
・ 人参半分
・ 鶏肉
・ カレールー2かけら
カレーは煮込まないとおいしくならないと思っていましたが、鶏肉を使ったこともあり、さらっと軽いカレーで好評でした。
蒸し暑い日に煮込まないカレーはおすすめです。
レシピ2. 電子レンジでチャーハン(約500円)
夕食のごはんを多めに炊いて余った分を冷凍しているのですが、それを使ってチャーハンにしました。
ご飯は解凍し、玉子を混ぜて2分ほど電子レンジで加熱します。
全体を混ぜて、ハムやネギを入れたら中華の粉末調味料や塩こしょうで味をつけ、醤油をかけて混ぜます。
様子を見ながら1~2分ほど加熱して完成です。
フライパンで作るとパラっとします。
レンジのみだとしっとりしたチャーハンです。
時間がある時に大き目の耐熱容器に作っておいて、お昼に温めてもよいことでしょう。

・ 卵2~3個
・ お好みで小ネギ、コーンなど
・ ハム3枚
・ 醤油 大さじ1
・ 塩こしょう、適量
・ 中華味の調味料
わが家の定番レシピですが、ハムの代わりにから揚げ、ひき肉など肉類なら何でもOKです。
夕食の残りのお肉を小さく刻んで入れます。
ごはんにしっかりと卵を絡めておくことで、冷凍ごはんでもおいしくなります。
卵はごはん全体にからむ量を混ぜてください。
レシピ3. ネギのお好み焼き(約300円)と焼きそば(約300円)
長ネギの青い部分だけを取っておいて、お好み焼きの具材にします。
粉を先に具材にまぶして、その後に卵を入れることでふんわりカリっとしたお好み焼きができます。
崩れやすいので小さめに乗せて、じっくりと焼きます。
節約料理とは思えないおいしさで、家族に人気の料理です。

・ 卵2個
・ 小麦粉を大匙2~3杯
・ 桜エビ
・ あげ玉
お好みで紅ショウガ、あれば豚肉を少し入れるとよりおいしくなります。
調味料無しでも、じっくり焼いたネギがおいしく仕上げてくれます。
仕上げのソースとマヨネーズ、鰹節と青のりで子どもでもネギをおいしく食べられます。
この日は週末の残りのラーメンの麺をゆでて、焼きそばも追加しました。
具は人参と玉ねぎと冷蔵庫にあったひき肉です。
初めて生麺を焼きそばにしたのですが、太目の麺も水気をしっかりと切って多めの油で炒めたらお店の焼きそばのようになったので、こんどは生麺の焼きそばをメインで作りたいと思います。
・ 玉ねぎと人参をレンジでチンしたもの
・ ソース、醤油を適量
・ 仕上げに白コショウを少々
コショウが苦手なお子さんもいると思うのですが、白コショウであれば辛みがマイルドでトライしやすいと思います。
焼きそばは、コショウがないと味が締まらないと思いました。
レシピ4. カレールーでピラフ(約500円)
1人分だけ残ったパスタのミートソースにひき肉とミックスベジタブルを加え、カレールーをいれたらキーマカレーになりました。
4人分のボリュームはなかったので、ごはんも混ぜてピラフ風にします。
ミックスベジタブルのコーンとグリーンピースがよいアクセントになりました。

・ ひき肉200グラムほど
・ 冷凍ミックスベジタブル、半分
・ 甘口カレールー2つ
・ ごはん3杯
ゆで卵やサイコロ状にカットしたチーズをトッピングすると食べ応えがアップします。
スープは顆粒+1で使いまわす
献立に汁物がひとつ加わるだけで腹持ちもよくなり、満足感がアップします。
夕食の汁物を多く作って翌日のランチに回すこともありますが、簡単に作れるスープをアレンジして気軽に+1しています。
たとえば、中華スープの基本は乾燥わかめとごま・小ネギですが、これにひとつ具材を加えるだけで無限にアレンジが効きます。
・ もやし
・ 豆苗
・ 人参、大根
・ キノコ類
など家にある野菜を細切りにして加えています。
コンソメの場合には基本の具材は玉ねぎです。
加えるなら
・ コーン缶
・ ミックスベジタブル
・ キャベツ
・ セロリの葉っぱを刻んだもの
・ マカロニなど
どれかひとつを加えます。
お好みで具材を増やしてもよいですし、具だくさんにするのもよいと思います。
ひとつ、と決めておくことで気楽に毎日作ることができます。
節約ランチのコツは食感と香りを足し算すること
節約料理を寂しい料理にしないためには、食感や香りをプラスするのがコツです。
食感プラスにはコーン缶や冷凍ミックスベジタブル、きゅうりが便利です。
ナッツ類やちりめんじゃこ、オニオンフライなどご家庭の好みがあると思います。
香りは鰹節や青のり、桜エビや胡麻などの乾物をぱらっとかけるだけです。
「ボリュームは出たもののなんだか味気ないな」と思ったら料理にあう食感や香りを加えてみてください。
手軽でおいしい節約ランチで休校期間を乗り切りましょう。(執筆者:田中 よしえ)