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【投資信託】コスト安・種類豊富・純資産多で人気の「eMAXIS Slim」 魅力と注意点を解説

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【投資信託】コスト安・種類豊富・純資産多で人気の「eMAXIS Slim」 魅力と注意点を解説

eMAXIS Slimとは

emaxisslimのHP

≪画像元:三菱UFJ国際投信

eMAXIS Slimとは、三菱UFJ国際投信が運用している、インデックス型の投資信託です。

インデックス型というのは、市場の指数に連動することを目標としている投資信託を指します。

連動することを目標としているので、指数を下回ることはもちろんのこと、上回ることも許されていないというのがインデックス型の特徴です。

eMAXIS Slimの魅力

eMAXIS Slimの魅力は以下の3つが挙げられます。

1. コスト面

2. 豊富なラインアップ

3. 純資産額が多い

以下では、それぞれの魅力について、細かく説明をしていきたいと思います。

1. コスト面

eMAXIS Slimの最大の魅力はコスト面にあります。

公式サイトにおいても、

「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」

とうたわれているように、コスト面を売りにしている投資信託です。

長期で運用すればするだけコストの差というのは重要です。

0.5%の差でも、20年間運用するとかなりの差になってきます。

投資信託は本来、長期で運用することを求められている投資商品ですから、投資家目線に立って考えると、コスト面で安いというのは最大の魅力であると言えます。

2. 豊富なラインアップ

eMAXIS Slimは、豊富なラインアップが取りそろえられているのも魅力の1つです。

株式から債券・リート・バランス型の投資信託まで、さまざまな種類が用意されていて、投資家のニーズにほとんど完璧に応えられるようになっています。

特に「eMAXIS Slim 全世界株式」は、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」において1位を獲得するなど、投資家からの支持を受けているということがわかります。

3. 純資産額が多い

増える純資産額のイメージ

人気の投資信託でもあるため、純資産額が多いというのもeMAXIS Slimの魅力と言えます。

純資産額というのは、投資信託が保有している資金のことを指します。

運用会社側から考えると、純資産額が多ければ多いほど運用しやすいため、安定した運用ができます

投資家としても、当然安定した運用である方がうれしいので、投資家側のメリットでもあると言えますね。

注意点

ここまでeMAXIS Slimの魅力について説明をしてきましたが、魅力ばかりではなく注意点も当然あります。

以下では、注意点についても紹介していきます。

1. アクティブ投信は存在しない

eMAXIS Slimはインデックス型の投資信託であるため、アクティブ型の投資信託は用意されていません

そのため、「市場の指標を上回ることを目標とした投資信託に投資をしたい」という投資家には向いていない、というのが注意点であると言えます。

2. 最安コストではない商品もある

「eMAXIS Slim = 全ての投資信託で1番コストが安い」というイメージを抱きがちですが、さらに安い投資信託も一部存在します

例えば新興国株式の投資信託においては、SBIアセットマネジメントが運用しているSBI・新興国株式インデックス・ファンド」の方が、コストが安いのです。

こういったように、0.01%でもコストを削っていきたいという方は、しっかりと調査をした上で投資する投資信託を選定することをおすすめします。(執筆者:証券アナリスト、テクニカルアナリスト 草山 拓也)

《草山 拓也》
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草山 拓也

草山 拓也

早稲田大学政治経済学部卒業後、大手生命保険会社に入社。株式投資部において国内株式市場を担当、債券運用部において国内外の債券市場を担当した後、WEBライターとして独立。ファンダメンタルズ・テクニカルの両面での市場分析が得意分野。 <保有資格>日本証券アナリスト協会認定アナリスト、日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト 寄稿者にメッセージを送る

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