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これ1つで「勝ち組だらけのポートフォリオ」が完成する ナスダック100指数連動のETF「QQQ」

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これ1つで「勝ち組だらけのポートフォリオ」が完成する ナスダック100指数連動のETF「QQQ」

新型コロナの影響で米国株は勝ち組と負け組がはっきりと分かれています。

コロナで勝敗がはっきりと分かれる

たとえば、巣籠もりに絡むIT関連銘柄の決算は、コロナ禍の最中でも概ね悪くはありませんでした。

一方で、百貨店や旅行関係など売上が大きく落ちこんでしまった銘柄もあります。

つまり、勝ち組の業種と負け組の業種の差が激しいのが2020年の市場が例年と異なるところです。

では、勝ち組の個別株IT企業を買えばよいのでしょうか。

個別株投資に慣れている人であれば、それでもよいと思います。

しかし、S&P500や世界の株式市場に投資をするパッシブ投資が盛んないま、個別株投資は面倒だと感じる方は多いのではないでしょうか。

個別株はそれぞれの決算発表を追わなければいけませんし、銘柄固有の悪材料が出てしまわないか確認を怠れないからです。

そこで、おすすめなのが「QQQ」という少し変わった名称のETFです。

QQQであれば、決算を個別株のように毎日追う必要もなくなり、1つ買うだけで分散投資の効果まであるのです。

QQQはアメリカのIT企業中心のETF

QQQは、アメリカのナスダック100指数で構成されているETFです。

たとえば、マイクロソフト、アマゾン、アップル、フェイスブック、ネットフリックスなど日本人にも馴染み深いIT関連銘柄を中心に構成されています。

つまり、

QQQを買うだけで、日本人にお馴染みのアメリカIT企業の銘柄をセットで購入できてしまう

というわけです。

Sector Allocation

≪画像元:Invesco

構成銘柄のほとんどがITとコミュニケーションサービスです。

米国株と同じように大手ネット証券で投資可能です。

コロナでも勝ち組が集まるQQQ

QQQには、コロナの勝ち組銘柄が集まっています。

IT関連が中心ということは、巣籠もり銘柄やテレワークの追い風で決算が好調だった企業が多いということです。

米国のインデックス投資の代表と言えば「S&P500」ですが、S&P500はQQQを構成するナスダック100よりも広い業種の銘柄で構成されています。

言い方をかえれば、負け組の銘柄も多く含まれているということです。

QQQとSPYの比較

「QQQ」と「SPY」の1年間の値動き比較チャート

≪画像元:Yahoo!Finance

赤:QQQ
青:SPY
※「SPY」は「S&P500」のティッカー

QQQとSPYの値動きを比較した1年間のチャートです。

コロナの影響でQQQもSPYも2020年2月は大きく値下がりしました。

しかし、3月中頃からQQQとSPYの上昇率が全く違います。

QQQの値上がり率がSPYを遥かに上回っているのがお分かりいただけると思います。

アメリカの中央銀行はコロナショックに対して無制限の金融緩和政策をとっています。

巷ではコロナバブルなどと呼ばれることもある程ですので、QQQだけではなSPYの株価も回復はしています。

市場にお金が流れているので、どのような銘柄でも金融相場で株価だけは上がるという状況なのです。

しかし、決算や業績を伴っている企業を中心に構成されているQQQの方が2020年は有利であると言えます。

QQQのメリット

QQQのメリットは、1つ買うだけで2020年の勝ち組企業をセットで買えてしまうことです。

1つ買うだけで勝ち組だらけのポートフォリオが完成する

のです。

もちろん、個別株投資でより精選された銘柄に絞ったポートフォリオをつくれるかもしれません。

しかし、個別株投資は買うのも管理するのも面倒です。

QQQは2020年の勝ち組を中心に構成されているため、投資対象のひとつとして検討してもよいのではないでしょうか。

QQQひとつでIT関連企業の分散投資

QQQは、ナスダック100指数に連動したETFです。

コロナウイルスの影響で2020年は勝ち組と負け組の業種がはっきりと分かれています。

QQQは2020年の勝ち組に入るIT関連の業種を中心に構成されているため、S&P500よりも値上がり率も高いといった状況です。

QQQひとつでIT関連企業の分散投資が完了するため、個別株投資は面倒でも勝ち組に投資をしたいという人におすすめです。(執筆者:田守 正彦)

《田守 正彦》
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田守 正彦

田守 正彦

フリーランスのWEBライター。教育機関やバンコクの大学で働く傍、海外投資に興味をもち20代の頃から香港やアメリカの証券口座に直接行き、口座を開いて実際に取引をしていました。得意分野は投資・教育・旅行・新しい働き方です。新しい分野にも積極的に挑戦しています。 寄稿者にメッセージを送る

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