高還元率で話題となっている「マイナポイント事業」が、いよいよ7月から始まります。

マイナンバーカード保持者に付与される「マイキーID」を、事業に参画しているキャッシュレス決済と紐づけると、チャージや支払いの際に25%のポイントを付与する(上限5,000ポイント)という事業です。

今回は、総務省が新たに見解を示した「子供の分のマイナポイントは申請できるのか」という点についてお伝えします。

子供のマイナポイント:親名義のキャッシュレス決済に付与OK

マイナンバーカードは、未成年の子供の分も発行できます。

ただし、マイナポイントの場合には、原則として「本人名義のキャッシュレス決済が必要」であり、未成年の場合にこの点がネックとなることが予想されていました。

今回、総務省から

「未成年の申請・ポイント付与は、法定代理人(多くの場合親)名義のキャッシュレス決済でもよい」

という見解が示されたことで懸念点がクリアされたのです。

未成年のマイナポイントに関する総務省の見解

・ 15歳未満の未成年者の方の予約・申込は、法定代理人(主に親)が行える

・ 未成年者のマイナポイントについては、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスをポイント付与対象として申込める

注意点

・ 申込は原則として本人が行うルールであるため、子供が端末を操作できる場合には子供に申請させる

・ 端末の操作ができない年齢の場合には、子供本人同席のもと法定代理人が申し込む

・ マイナポイントと紐づけるキャッシュレス決済は1人1つのため、子供のマイナポイントを付与するキャッシュレス決済は親と別のものが必要

子供のマイナポイントに関する総務省の見解

マイナポイントの付与は先着順

マイナポイントの付与は基本的に先着順で、事業の原資が尽きた場合には早期に終了する場合があります。

マイナポイント事業の予算には2,000億円が計上されており、1人あたりのポイント還元額上限5,000円で割ると、

2,000億円 ÷ 5,000円 = 4,000万人

この予算でポイント還元を受けられるのは、4,000万人という計算です。

既に予約は受付中

ポイント受付は7月からですが、現在すでに「予約の受付」を開始しています。

既にマイナンバーカードを持っている人は、ポイントをもらう権利を予約しておきましょう。

マイナポイントの予約方法の解説動画

予約はスマホかパソコンの端末からできます

以前の記事で、マイナポイントの申込にはマイナンバーカードの情報を端末に読み込む必要があると紹介しました。

2020年6月現在、スマホの対応機種は以前より増えています。

マイナポイントのスマホ対応端末と申込支援

また、パソコンから申請する場合には、買うと3,000円前後はかかる「ICカードリーダーライター」が必要となるのがネックなのですが、申込支援として「マイナポイントの手続きスポット」を全国に設置するようです。

恐らくここで、ICカードリーダーライターを使用できると思われます。

最寄りの「マイナポイントの手続きスポット」はこちらで検索できます。

マイナポイント手続きスポット検索

なお、予約をしても、7月以降の申込手続きは必要ですのでご注意ください。

ポイントの付与は事前チャージに限らない

マイナポイントの構想が報道された当初は、事前チャージで金額に応じてポイントを付与するとされていました。

しかし、現在わかってる情報を見ると、キャッシュレス決済によってはチャージではなく決済でポイントを付与するものもあります

たとえば、PayPayでは事前チャージでも決済でも、どちらでもポイント付与の対象になる予定です。

マイナポイント・PayPayの場合

また、

マイナポイントの申込方法は、キャッシュレス決済によって受付ルートが異なる

ためご注意ください。

たとえば、楽天ペイでは、申込は楽天ペイのアプリ内からのみです。

楽天ペイのマイナポイント申込方法

キャッシュレス決済ごとのポイント付与の仕組みや申込方法は、こちらのページから調べられます。

1人1つしか選べないため、事前に調べて使い勝手の良いところを選んでください。

4人家族なら2万円

マイナポイントは子供の分も申し込めるので、平均的な4人家族であれば合計2万円分のポイントを受け取れます

マイナポイントの原資には限りがあり、マイナンバーカードの発行手続きはコロナの影響で混みあっています。

早めに準備をして、もらいそびれのないようにしましょう。(執筆者:石田 彩子)