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ガーデニングをお得な方法で豊かにする 挿し芽のやり方とおすすめの植物

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ガーデニングをお得な方法で豊かにする 挿し芽のやり方とおすすめの植物

みなさんの中にはガーデニングが趣味だったり、コロナで自粛生活を経験して植物を育ててみたくなったりしている人もいるのではないでしょうか。

しかし、ガーデニングをするには土や肥料、防虫剤などさまざまなアイテムが必要となります。

しかも植物の苗の中には意外と高いものもあり、ある程度、コストがかかる趣味です。

そんなときおすすめなのがお金をかけないで畑や花壇、プランターを少しにぎやかにできる方法である挿し芽です。

挿し芽とは植物の株の1部分を切って、土に植えて根付かせる方法を言います。

ハードルが高そうに感じる人もいるかもしれませんが、意外と成功率が高く、しかも、梅雨は絶好の機会です。

ぜひ、0円で植物を増やせる挿し芽に挑戦してみましょう。

挿し芽でお得にガーデニング

挿し芽の方法

挿し芽の方法はとても簡単です。

用意するものは、以下の3つです。

・ 土

・ 植物を買ってきたときに植物が入っていたポット

・ 使用済みのものでいいので、1本の割りばし

ポットは、1番小さいサイズのビニールのポットで構いません。

また土は赤玉土が挿し芽には向いていると言われていますが、固まっていない通気性のいい土なら家の庭の土を使っても大丈夫です。

挿し芽には肥沃(ひよく)な土が向いているように思う人もいるかもしれませんが、実は挿し芽には養分は不要です。

肥料などの養分がない土の方が根付きやすいので、サラサラしている通気性のいい土ならどのような土でも使えます

私は家の庭の土からサラサラしている部分をポットに入れて、挿し芽に使っています。

何かを植えて放置したままのプランターや植木鉢に残っている土でも使えます。

そのため土代にお金をかけないで無料で刺し芽ができます

手順を説明すると

1. 準備したポットに土を入れる

2. 土に割りばしを刺して、2~5cmくらいの深さの穴を作る

3.増やしたい植物の挿し芽をやさしく入れて、しっかり土を固める

これだけです。

ポイントは割りばしで穴をあけて、挿し芽の1番下の部分を傷つけないようにそっと挿してあげることです。

挿し芽に使う部分

いったい植物のどの部分を切って挿し芽として使えばいいのでしょうか。

基本的には植物の枝の1部分をハサミで切れば、その部分が挿し芽として使えます

できるだけ新しく出てきた枝を使うと成功しやすいです。

長さとしては10cm程度の長さの枝が理想ですが、植物の種類によってはそんなに長いものが取れない場合もあるので、葉が3枚くらいついた状態で挿し芽にしたい枝をできるだけ長めに切ることを心掛けてください。

ついている葉を半分くらいの長さに切っておくとさらに成功しやすいですが、私の経験から言うと葉がそのままの状態で挿し芽にしてもうまく根付きます。

そのくらい挿し芽は成功率が高いです。

挿し芽をし終わったらポットを半日蔭の場所に置いて、毎日たっぷり水をあげましょう

土が乾かないようにすることが重要です。

そういう意味でも梅雨は、ポットを外に置いておけば水やりの手間が省けるし、温度的にも挿し芽に向いているのでおすすめです。

挿し芽に向いている植物

挿し芽におすすめの植物

挿し芽にチャレンジするに当たって、どのような植物が挿し芽に向いているのか気になりますが、

意外と多くの植物で挿し芽は可能

です。


オススメの植物1. バラ

多くの人に人気のバラは、挿し芽で増やせるのでおすすめの植物です。

私の場合、バラが含まれている花束をもらったときには、気に入ったバラの花の枝を使って挿し芽をしています。

意外と成功率が高く無料できれいなバラを手に入れられます。

バラの花束は梅雨にもらえるとは限らないので季節に関係なくもらったときに挿し芽をすればいいです。

切り花のバラはもらったらすぐに挿し芽をするのがコツです。

切り花のバラの1番下の部分を使ってもOKですが、水揚げと言って水の中で2回ほど茎を切ってよく水を吸い上げさせてから挿し芽にします

切るときは斜めに切るのがコツで、特に挿し芽の上の部分を切るときには、葉の5mm上を葉がついている向きと平行にハサミで斜めに切ります

ココがバラの挿し芽のポイントです。

あとは土に挿して土が乾かないように水やりをしっかりすることが重要です。

オススメの植物2. コニファー

コニファーは針葉樹のことを言い、玄関に置いたり寄せ植えのポイントにしたりできるなど、おしゃれな雰囲気がガーデニングをする人の間で人気です。

私はコニファーの1種であるゴールドクレストが好きで、玄関前に置いてシンボルツリーとしています。

これらのコニファー類も挿し芽ができるので、私はゴールドクレストの挿し芽をいくつか作っては寄せ植えの材料にしています。

もしおうちにコニファーがなくても、知り合いのおうちに気になるコニファーがあれば、お願いして10cmくらい枝を切ってもらうのもひとつの方法です。

挿し芽にした後3か月くらいたつと、庭やプランターに植え替えてもしっかり育ってくれます

オススメの植物3. 夏の花々も挿し芽でどんどん増やせる!

現在、夏に向けてさまざまな花苗を植えている人もいるのではないでしょうか。

実は、その中にも挿し芽でどんどん増やしていけるものが多いです。

・ ポーチュラカ

・ ペチュニア

・ マリーゴールド

これらは、挿し芽ができるので切り戻したものをそのまま土に植えてどんどん増やしていくと夏の庭やベランダがにぎやかになります

植物をどんどん増やしていこう

ほかにも基本的にはハーブ類やツタ類は挿し芽で増やせますし、菊やマーガレット、カーネーション、アジサイなども簡単に挿し芽で増やせます。

また、知り合いのおうちの庭にお気に入りの植物があるなら、勇気を出して挿し芽用にもらうというのもひとつの方法です。

もらってすぐに挿し芽にすれば根付くので、憧れの植物が無料で入手できます

野菜も、トマト、ナス、キュウリなどは挿し芽で増やせるのでこちらも挑戦してみましょう。(執筆者:桜田 園子)

《桜田 園子》
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桜田 園子

通信添削の赤ペン先生を30年間続ける傍ら、フリーライターのお仕事もしている主婦です。どうやったら物を安く買えるか、また、間違った買い物をしないテクニックなどについて日々ひそかに研究中です。私が発見したさまざまな節約の知恵をご紹介できたらと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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