新型コロナウイルスの影響にともない、国民1人あたり10万円が「特別定額給付金」として支給されます。

筆者はまだ申請書も届いていませんが、すでに給付を終えた人もいるかと思います。

特別定額給付金は、4月29日時点で住民票登録をされている人に、10万円給付するものです。

そのため、大人だけでなく子どもも一律10万円受け取れます。

ただし、実際に支給されるのは世帯主なので、子どもに直接入ってくるお金ではありません

ですが、ある程度お金の価値が分かってきた年齢の子どもなら、

「給付金を自分で使いたい」

と言うケースもあるでしょう。

子どもがいるからこそもらえるお金ではありますが、給付金を子どもに渡すべきなのか悩む人もいるかと思います。

そこで今回は、コロナによる給付金は子どもにあげるべきなのか、最適な使い道についてご紹介いたします。

自分の定額給付金の行方を知りたい中学生

特別定額給付金は「家計の支援」が目的

今回給付される「特別定額給付金」が実施された目的は何なのでしょうか。

それは、

新型コロナウイルスの影響で、収入が減少したり、出費が増えたりした世帯への「家計支援を行うため」です。

減った収入分の補填や、休校や休園により増えた生活費を補うため、生活を維持するために使うのが1番適切と言えます。

そのため、子どもも給付対象ではありますが、給付金が支給された目的に沿った使い方をするのが1番好ましいです。

給付金を子どもに渡すべきか

生活苦なら、給付金は生活費にあてるのが1番

新型コロナウイルスの影響で仕事が休みになったり、給与が減るなどして生活が苦しくなった場合は、給付金を生活費にあてるのが最適です。

給付金が給付された家計支援という目的に沿った使い方になるので、生活費に充当するのは正しい使い方と言えます。

特別定額給付金は生活費の補填一択

子どもが小さいのなら、親が使い道を決める

給付金の使い道に困るのは、とくに生活費に困っていないケースです。

子どもがまだ小さく、お金の使い方が分からないような年齢であれば、親が給付金の使い道を考えるのが得策です。

給付金を子どもにも還元するのなら、

現金で渡すのではなく、物にした方が良いでしょう。

たとえば、好きなお菓子やおもちゃを1つだけ購入するなどです。

このように、子どものために給付金の一部を使うのも、おすすめです。

中学生以上は、給付金の使い道を話し合い

子どもが中学生以上で、お金の価値や使い方が分かる年齢の場合、渡すべきかどうか迷う人も少なくないでしょう。

子どもの方からアクションがなければ、生活費や貯金に回すのが自然です。

しかし、学校やメールのやりとりで友達と給付金の情報が耳に入って、

「お金が欲しい」

と言われる可能性もあります。

そういったときは、はじめから「あげない」と決めるのではなく、給付金の使い道について子どもと一緒に考えるのも良いでしょう。

生活費が足りないのなら、給付金が配られた目的も話しつつ、家計の足しに使うことに納得してもらいましょう

もし、給付金を子ども分けられる余裕があるのなら、「5,000円だけ」と決めて、給付金の一部をお小遣いとして渡すのも良いかもしれません。

社会的に独立しているのなら、子どもに全額を渡す

子どもと一緒に住んでいても、

・ 社会人として収入を得ていて

・ なおかつ家にお金もいれている場合

はどうしたらよいでしょうか。

社会的に独立しているのなら、同居であっても、10万円全額を子どもに渡す方が適切です。

子どもの給付金を親が管理するか自分が管理するかは、「親に扶養されているかどうか」が1番の決め手となります。

親から金銭的に援助を受けていないのなら、世帯主へ支給されても、その後子どもの分をしっかり渡すべきです。

しかし、家計が苦しいなどの理由で生活費の充ててほしい場合は、子どもに事情を話して相談してみましょう。

10万円から在宅ワーク中の食費を入れる社会人の子供

子ども1人1万円の臨時特別給付金も

特別定額給付金のほか、6月には中学生以下の子ども1人あたり1万円がもらえる臨時特別給付金も支給されます。

わが家は子どもがまだ小さいため親が管理する方向で考えていますが、お金の価値がわかる年齢であれば、子どもと相談して使い道を決めるのもお金について考える良いきっかけになります。(執筆者:三木 千奈)