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【ガス代】昨年の3割減を達成 夏の光熱費を抑える汗をかかない簡単レシピ

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【ガス代】昨年の3割減を達成 夏の光熱費を抑える汗をかかない簡単レシピ

今年も暑い季節がやってきました。

ただでさえ気温が高い夏に自宅でガンガン調理をすると、

ガス代を支払って室温をあげ、エアコンの電気代を払って温度を下げる

という、何だかもったいない状態に陥っていることがあります。

そこで光熱費を削減する料理方法を試してみたら、同じ程度に自炊をしていたにもかかわらず5月分のガス代は、昨年同時期の約3割減となりました。

実践した5つのことを紹介します。

1. 電子レンジで調理をする

私たちの暮らしにすっかり浸透している電子レンジですが、「温める」という機能しか使っていないということはありませんか。

・ 茹でる

・ 煮る

・ 蒸す

「温める」以外に、このような機能がついています。

熱い蒸気を発生させるこれらの調理をレンジで行うことによって、室温を上昇させにくくするとともに、ガスを使用しなくても料理が完成します。

簡単なレシピを紹介しましょう。

ナスの冷製煮びたし

1. ヘタを取ったナスは半分に切り、皮に切り目を入れておく。

ヘタを取ったナスは半分に切り、皮に切り目を入れておく

2. ラップでくるんで、4分レンチンする。

ラップでくるんで、4分レンチンする

3. 粗熱がとれたらラップを外して器に入れ、お箸で食べやすい大きさに割く。

ネギやゴマなどをふり、麺つゆをかけ、あればごま油を回しかける。

粗熱がとれたらラップを外して器に入れ、お箸で食べやすい大きさに割き、ネギやゴマなどをふり、麺つゆをかけ、あればごま油を回しかける

味付けや添え物はわざわざ買いにでかけなくても、冷蔵庫に残ってしまう確率の高い、シソ、カイワレ、水菜、のり、ポン酢、一味唐辛子、生姜などが使えます。

切ってレンチンするだけですから、早めに作っておけば、少なめの調味料でも味が浸み込みます

暑い季節は冷蔵庫から出してすぐだと、一層美味しくいただけます。

甘酒で作るサラダチキン

1. 鶏むね肉はフォークで全体を刺しビニール袋に入れ、

鶏むね肉はフォークで全体を刺しビニール袋に入れ

甘酒を揉みこんでしばらく寝かせる。

甘酒を揉みこんでしばらく寝かせる

2. 耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけ加熱し、そのまま5分ほどおく。

耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけ加熱し、そのまま5分ほどおく

加熱時間はレシピにより違いがありますが、筆者の場合は鶏肉の両面を各3分、さらに様子をみて1分追加しました。

肉の厚みによって熱の伝わり方が異なりますので、状況を確認しながら、火が通るまで少しずつ加熱してください。

3. お皿に切り分け、薬味を乗せ、ゆで汁とポン酢を合わせてソースにする

お皿に切り分け、薬味を乗せ、ゆで汁とポン酢を合わせてソースにする

甘酒を揉みこむことによって鶏特有の臭みやぱさつきは気にならなくなり、しっとり仕上がります。

メインとしてはもちろん、冷麺やラーメン、サラダなどのトッピング、お弁当など利用価値大です。

レンチン調理は火を使いませんから、他の用事を同時進行できるのも大きなメリットです。

小さいお子さんのいるご家庭にもうってつけですが、加熱後は器も食材も大変熱くなっていますので、くれぐれもご注意ください。

2. 圧力鍋で時短調理

暑い夏でも汗をかきながら食べるカレーは、おいしいです。

圧力鍋を使えば硬い根菜やかたまり肉でも短時間でトロトロに、ガスを使う時間が削減できます。

筆者の愛用品は使い勝手のよさとコスパを吟味した結果、安価な6,000円ほどの商品をホームセンターで購入したものです。

有名メーカーのものではありませんが、かれこれ10年ほど夏も冬も大活躍して今も現役、十分に元はとれました。

3. 多めに調理しておく

1食では食べきれなくても、1個、1束、ひとかたまり全て残すことなく調理してみてください。

1度の作業で2回分の準備をしておけば、次回の食事ではガスを使う時間が減らせます。

しかも夏は食品が傷みやすい時期ですが、全て調理してしまうことで腐らせてしまうこともリスクが少なくなります

手の込んだ料理でなくても、カボチャやジャガイモ、ほうれん草などの野菜の下ゆでを少量の水を加えてレンチンしておくだけで、メインの彩りやお弁当の隙間にとても重宝します。

キャベツのような大きなものは1個丸々調理するのは無理でしょうが、今食べるより余分に調理し在庫していってください。

冷凍庫からだして詰めるだけで、朝の慌ただしい時間でも超短時間でお弁当を作れます。

多めに調理しておくことも、ガス代や電気代の節約に

4. 生食できる食品を利用する

夏においしい冷奴、とろろ芋、もずく、サラダ、お刺身、カルパッチョなど、火を使わなくても食べられる食材を1品加えるのもおすすめです。

これらは冷蔵庫から出してすぐ食べれますから、食事時間がバラバラなご家庭でも準備しやすく、食欲の落ちる季節の疲れた時にも食べやすいでしょう。

さらに味付けや和え物に変化をつけ、バリエーションを増やすことも心掛けてみてください。

5. 室温を上げる調理は「惣菜や外食」に

夏の揚げ物料理は高温の油を使用するため、光熱費を上げるばかりか、作る人の体力を奪うことさえあります。

暑い盛りは2か月ほどのこと、夏バテしやすく気温が高いこの期間だけ、お惣菜を頼り家計も体力も温存することが、かえって節約につながることもあります。

ただし使いすぎないように、数や回数、金額はマイルールを作っておいてください

また、焼肉やお好み焼きなどのホットプレート料理は、調理の準備は比較的簡単ですし子どもたちも喜ぶメニューではありますが、これまた汗かきレシピです。

バーベキューとして屋外なら、光熱費はかからず割り切って楽しめます。

暑さは工夫で乗り越えよう

ガス代はお風呂の入り方などからも影響を受けるため、料理の仕方だけで費用の掛かり方がかわるとは言いにくい一面があります。

けれど今回紹介したことはどれも、大して難しいことでも、お金がかかることでもありません。

レンチンや多めの調理でストックを心がけたおかげで、調理にかかる時間は激減、家事での疲労の軽減にもつながりました。

これからしばらく続く暑い夏、お財布も体も元気に乗り切りましょう。(執筆者:吉田 りょう)

《吉田 りょう》
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吉田 りょう

執筆者:FP2級 吉田 りょう 吉田 りょう

働くシングルマザーです。息子二人を大学卒業させるため、さまざまに工夫をこらし勉強しました。節約は勉強したものだけに与えられるご褒美です。リアルな情報、実際に使える情報にこだわってお届けしたいと思います。 <保有資格> 登録販売者、日文コンサルタント協会 着付1級講師 FP2級 寄稿者にメッセージを送る

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