先週は、4連休に伴い3営業日という短い期間の一週間となりました。

動きとしては、ここ一か月ちょっと続く狭いレンジのもみ合い且つ、上昇ウエッジの中を推移し膠着感の強い値動きで、形状としては、底堅さを出すも上抜け出来るほどのエネルギーが無く、上下どちらに向かってもおかしくない雰囲気を維持したままの一週間でした。

そんな中でも、短期的には25日線が上を向き、25日線の上を推移し、5日線も上げ下げはするもののこのもみ合い期間での5日線の位置としては最高値を付けていることで、上抜けへの警戒感を強く持つ雰囲気となりました。

この後の動きとしては、コロナの感染拡大からくる医療機関の圧迫や経済活動の停止か? 実体経済の悪さの露呈での下げ基調を意識してきましたが、結果的に下げ基調に入るかは現状では断定には至りません。

この連休中に米中問題の悪化が浮上し為替が円高に振れる状況で、CMEに関しては、週明け大きく押してくる公算で、押し幅を考えると上昇ウエッジに関しては、保ち合い離れとなることが想定され、25日線も割り込んでくる窓空けとなることで、BOXと考えている下限を目指す可能性が出てきています。

この週明けの押しで、先週押した場面の月曜日の下髭位置も割り込み、短期的な切り下げが起きることも想定され、7月10日の安値も意識されることとなりそうですがBOXという程であれば、当然の動きなのですが、ここ最近このBOX上限に張り付いていたので、久しぶりの本格的な押す雰囲気となりそうです

この動きがBOX内の動きなのか? BOX離れの序章となるのか? まだこの状況では答えは出ないので、どちらであっても問題ない対応が現段階では必要と考えます。

連休明けの寄付は下へ窓開け

いつも、いつも申していることですが、私どものスタンスとしては上げるか? 下げるか? を当てる(ヤマ勘やギャンブル的に)という事をするのではなく、上げと判断するときは、このような状況の時でその判断をしたときの対処はこうする。

下げと判断するときは、こうなったときで下げの判断をしたときは建玉をこのように動かすという事を事前に考え準備するというスタンスです。

読者の方の中には、上げるか? 下げるか? を決めつけない考え方のこの記事に、価値が無いというように感じられる方もいらっしゃると思いますが、上げ下げの当てもの屋的な情報が必要であれば、私のこの記事は全く参考にならないので、読むべきでないと考えます。

求めている情報と提供される情報に乖離があり、情報の取捨選択に誤りがあります。

逆を返すと、求める情報と取得情報に乖離が起きているという事が、トレーダーとして相場師としての原点にズレがあると考えますので、根本の見直しをお勧めします。

ただ、人の考えは随時変化し変化に順応できれば一時的に間違った方向に進んだとしても、気づいた時点で正す柔軟性さえあれば、間違った方向に進んだことで気づけることも多々あるので、必要なことだったと自身の成功へのステップと変えられます。

全て自分自身の捉え方次第ですね。

そして現状は、保ち合い上限から下限に向かい始める雰囲気が出て、下限まで下げて止まるのか? 下限を割り込んで行くのか? 下限まで行く事なく即反発で、また上限を意識する形を作って上抜けを伺うのか? と想定する筋道は多岐にわたります。

この多岐にわたる筋道を想定できるようになるために、多くの経験が必要になります。

そしてその多くの経験が、皆様の売買の根本になり、皆様の利益の源になってくるのです。

したがって現状皆様が、向き合っている相場は、皆様にとっての財産になっていきますが、財産にできるかは皆さんの考え方次第でもあると言えます。

現状分析

5日線

現状分析

週末の押しで向きを下向きと変えて連休入りとなりました。位置としては前週末に下に割り込み週明けも下とするも、翌日に一旦上に飛びだし、週末は再度割り込んで引けました。

短期的に方向感が無くなっている状況です。

25日線

前週に向きを上と変えた流れを継続したままの一週間となりました。

位置も上を維持したままの一週間です。

この動きとしては上抜けを意識させる動きでしたが、週明けの押しで雰囲気が変わるのか注目しつつ、25日線の向きの変化も気にしていきたいと思います。

75日線

変わらず上向きで位置も上を維持したままの一週間となっています。

トレンドライン

やはり意識としては、6月9日の高値2万3185円の横軸を上値抵抗線として、6月15日の安値2万1529円を下値支持線と見て意識し、BOXをメインシナリオと考えます。

そして6月15日と6月29日の安値を結ぶ切上がりのライン(このラインは何度もサポートラインとして機能しているので重要と考える)を割り込んでくると想定されますが、即奪回となるかも意識はしたいところです。

そして割り込んでいったときに、BOX下限までの間に7月10日の安値の横軸と6月29日の安値の横軸で下げ止まってBOX内BOXの形成もあり得ると考えます。

週明けの押す原因の米中問題だけでNPX下離れとするには材料としては少々不足と考えるので、現状は揉み合いを継続することを想定して細かい目途を意識したいと思います。

テクニカル指標

一目均衡表

テクニカル指標

現状は上方シグナル点灯中で強いを示しています。

週明け基準線・転換線の割り込みが想定されますので、その後、雲を意識する所まで下げるか注目です。

さらに遅行線も週明け日々線に絡み始まるので、日々線を下抜けるかも注目したいと思います。

ボリンジャーバンド

バンドは横向きで波打ちとなり、完璧にBOX示唆となっています。

そんな中、+1σと2σの間を推移して、BOX上限を位置取っていました。

週明けに押して、-1σを意識することとなり、やはりBOXだったという事を示すこととなりそうです。

その後に-2σを意識することとなるか注目です。

スローストキャスト

週末、下げ切らないでゴールデンクロスの雰囲気となっています。

週明けに、このゴールデンクロスが回避となるか?再度デットクロスとなるか?で2本のラインがこの後どこまで押すのか注目しつつ、押したのちの動きを見極めたいと思います。

総合判断

総合判断

いまだBOX中であると考え、BOX下限を目指すのか? を目先は意識したいと思います。

そのような意識をしていても、決算発表において思ったほど悪くないという事で反発も過分にあるので、BOX上限を再度意識させ上抜けの可能性も頭の片隅には入れていきたいと思います。

メイン的な考えは、BOX下限を目指し維持するか? 割り込むか? を見極めですが、月曜日に窓空けて寄り付いたのちに、陰線形成となるならば、BOX下限を目指すという事の現実味が高くなると考えます。

連休中人の動きが激しくなり感染拡大も目に見て広がっています。

ご自身で防衛し出来る範囲で、自分の身と家族の身を守っていきましょう。(執筆者:城 晶子)