家計費の中でも変動の大きな費用がガソリン代です。

ガソリン価格は早ければ1か月以内で大きく変動します。

コロナで世界が揺れ動いている現在、レギュラーガソリン1リットルあたり100円前半となっていますが、数年前には200円の大台に乗ったこともあり、予算の立てにくい買い物といえるのです。

しかし、価格変動の激しいガソリンも、運転の仕方を少し改善するだけで燃費をあげることが可能です。

ここからはガソリン代を節約する運転の方法について、解説していきます。

車の燃費が1.25倍向上する運転の仕方でガソリン代節約成功

車の燃費はどのタイミングで悪くなるのか

カタログや広告に「低燃費」をうたっている車を購入する人は増加しています。

しかし、実際にはメーカーが提唱している燃費と違いがあります。

その理由は、国土交通省の定めた規定に基づき特殊な計算方法で燃費を算出しているからです。

実際に走った時の燃費は、カタログなどに記載されている燃費の70%ほどと思っておくのが賢明です。

たとえば、カタログで15km/Lと表示されている車の場合、実際には10~11km程度です。

走り方によってはそれ以下になることも想定しておきましょう。

低燃費が売りでも実際は早めに給油が必要

車の燃費をしっかり把握しておこう

ガソリン代を節約するためには、まず自分がどのくらいの燃費で走行しているのかを知っていないとはじまりません。

燃費の計算は以下のように算出します。

【例】

前回給油した時からの走行距離が300kmとします。

今回、ガソリンを入れた時の給油量は30Lでした。

この数字から燃費を計算すると、300km÷30L=10km

1Lあたり10km走っているということです。

この計算方法は満タン法と言って、毎回ガソリンを満タンにした場合の計算方法です。

自分が走行している燃費を把握しておかないとガソリン代の節約には繋がらないので、給油の際にはメモしておくことをオススメします。

ガソリンの計算方法には他にも【1か月間の走行距離÷1か月に入れたガソリンの量】から算出する月単位管理法があります。

しかし、こちらは月末にはガソリンを空にするのが前提で、1か月間の伝票を1枚でもなくすと正しい燃費が計算できません。

どのタイミングでガソリンを多く使うのか

それでは、燃費が悪くなるのはどのような走り方をした時か、挙げていきます。

・ 停止時から加速する時

・ 前の車を追い越す時

・ 坂道を上る時

・ 時速100km/h以上で走っている時

・ エアコンを使っている時

先日、娘がわたしに

「春に比べて燃費が悪くなった」

と言ってきました。

この原因は、夏になりエアコンをつけていること、朝の通学で車を使うようになり停車と加速を繰り返すようなったことでした。

エアコンをつけることや渋滞は致し方ないことです。

しかし、隣に乗っているとそれ以外でも、無意識に燃費の悪い走行をしているのがわかりました。

時間に追われる焦りから無駄な車線変更のためにブレーキを頻繁に使ったり、赤信号で止まる時に余裕のないブレーキの踏み方をしていたのです。

これでは、車が余計な力を使おうとするので、ガソリンをたくさん使ってしまいます。

このような運転をせずに余裕のある走行を心がけた結果、1Lあたり8kmほどの車が10kmにのびました

娘の車が約30L給油できるので、60kmも多く走れるようになったのです。

ガソリンの給油回数も減り、無駄なお金を使うことはなくなりました。

安全運転で燃費向上・ガソリン代節約

余裕を持った安全運転でガソリン代節約

車の燃費は、ドライバーの走り方で同じ車でも大きく変わることがわかりました。

まず、自分の車の燃費がどのくらいかを把握しておくことが大切です。

その次に自分がどのような運転をしているのか再確認することで燃費は大きく変わってきます。

最近、あおり運転などドライバーのモラル社会問題となっていますが、ハンドルを握るとついイライラして余計な追い越しをかけたり、アクセルとブレーキの使い方が荒くなることがあります。

しかし、これを繰り返すとガソリンはどんどん減っていくのです。

安全で余裕を持った運転は、ガソリンの給油の間隔を長くしてくれるので節約につながります。

ぜひハンドルを握る時には、気持ちに余裕のある運転を心がけましょう。(執筆者:自動車会社経営25年 河野 みゆき)

お詫びと訂正:8月4日
「車の燃費はどのタイミングで悪くなるのか」段落末尾に燃費計算について補足追記いたしました。