腰痛はつらいです。

座っていても寝ていても痛い腰痛は、仕事どころか家事も大変になります。

少しでも仕事や家事ができるようにするために、ドラッグストアでコルセットをたくさん買い、整形外科だけでは物足りず、マッサージや整骨院に通う人も多いようです。

筆者もつらい腰痛になり、ほぼ1週間「動けない日々」を過ごしました。

振り返ってみると、腰痛のために使ったお金は、1週間で約3万円です。

「早く治したい」の一心で使ったお金ではありましたが、今振り返ると

・ もっと早く知っていれば、使わなくて済んだお金

・ 戻ってきたお金

・ 思わぬ出費

があったのです。

今回は「腰痛になる前に知っておきたいお金の知識」を紹介します。

ひどい腰痛で3万円の出費3つの知識で備えよう

1. 整形外科と接骨院の掛け持ち診療では保険がきかない

「腰が痛い」と思った人の多くは、整形外科を受診するでしょう。

筆者も整形外科を受診して薬を処方してもらいました。

しかし筆者は薬だけでは物足りず、わらにもすがる思いで整骨院を受診し、施術を受けることにしました。

整骨院のホームページには「各種保険取り扱い」と書いてあったため、もちろん保険が使えると思い受診しました。

ところが整骨院では、同時の同じ治療か所の整形外科との掛け持ち診療は、保険が使えません。(一部例外あり)

そうとは知らず30分の施術を全3回受け、合計約1万円の出費となりました。

保険がきく整形外科の受診では初診で約1,000円、2回目以降は500円前後が一般的です。

「早く治したい」の一心でダブル受診してしまったのですが、自己判断によるダブル受診はお金も時間も使いすぎてしまう可能性があり、避けたほうがいいでしょう。

なお、整骨院や接骨院は治療の内容によって、保険適用かそうでないかが変わります

不明点や疑問点があれば事前にしっかりと問い合わせをしてから受診しましょう。

腰痛で接骨院を受診

2. 市販のコルセットに1万円出費、医師の指示なら保険適用

腰痛経験者の多くは、コルセットや腰痛バンドを持っています。

コルセットはドラッグストアやインターネットで気軽に購入できるものも多く、病院を受診する前にコルセットで様子をみる人も多いのではないでしょうか。

筆者も最初は2,000円程度のコルセットを購入して、様子をみていました。

しかし手ごろな値段のコルセットはまもなくゴムが伸びてしまい、買い替えることになりました。

さらにコルセットのサイズは同じ「Mサイズ」表記でもメーカーによって大きさに差があり、「思っていた物と違う」ということがよくあります。

数回買い替えればあっという間に1万円です。

整形外科を受診したとき、医師からコルセットをすすめられました。

医師の指示によりコルセットを購入するときには一時的に全額を支払いますが、あとから保険が適用されて差額が戻ります。

医師の指導で作ったコルセットの定価は3万円近い値段でしたが、その後保険が適用されて自己負担は約1万円になりました。

コルセットの値段は種類によって変わります。

1万円でも十分高額な値段ですが、自分の体にあったコルセットは長く快適に使えます

安物買いの銭失いではないけれど、手頃な値段の使えないコルセットを何度も買うなら、最初から1万円を出して体にあったコルセットを作った方がお金は節約できたでしょう。

医師の指示ならコルセットは保険適用

3. キッチンに立てず弁当代やデリバリー費用がかさむ

筆者は立っても座っても腰が痛くなるタイプの腰痛だったのですが、立っている時間が長い「料理」が1番大変でした。

つらいときにはお弁当を買ってきてもらったり、デリバリーを利用したりしていました。

日々食費の節約を心がけていても、お弁当を家族分買ってしまえば数千円の出費、デリバリーは「1,500円以上の注文でお願いします」ということが多く、最低でも1回につき2000円程度の出費です。

いつもならば1日分の食費が、たった1回の食事で消えていく日々が続きました

災害用の備蓄食料は用意してあっても、急病用のランチの準備は手薄になりやすい傾向があります。

夕飯は家族に作ってもらえても、ひとりもしくは子どもと食べるランチまでは気が回っていませんでした。

急病の時に簡単に食べられるものを事前に準備しておけば、食費も節約できたでしょう。

腰痛でキッチンに立てずデリバリーを利用

ステイホームで腰痛増加、日頃から備えを

自宅で仕事をしたり、外出を控えたりする生活の中で運動不足になってしまい、「腰が痛い」と訴える人が増えています。

1番いいことは、適度な運動と正しい姿勢を心がけて、腰痛を防ぐことです。

腰痛になると「移動時のタクシー代」のように節約が難しい出費も発生します。

しかし一方で、万が一のときに余計なお金を使うことがないように事前に「知っておくこと」、「備えておくこと」で節約できるお金もあります。(執筆者:式部 順子)