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楽天カードユーザーが楽天市場で使うと損する「楽天ポイント」 得する方法と併せて具体例で解説

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楽天カードユーザーが楽天市場で使うと損する「楽天ポイント」 得する方法と併せて具体例で解説

楽天カードと楽天市場は、「ポイントがザクザク貯まる」でおなじみです。

自分へのご褒美や必要なものを買うためにコツコツと貯めている方も多いと思います。

この楽天ポイント、実は、楽天カードユーザーが楽天市場内でポイントを使って買い物すると還元率が減ってちょっと損をします

楽天ポイントは楽天市場内で使わずに、楽天ペイなどで使用したほうがお得です。

今回は、楽天市場でポイントを使って買い物をしないほうがよい理由と、頑張って貯めた楽天ポイントを最大限お得に使うための方法を解説します。

楽天カード&楽天市場ユーザーの方は読んでみてください。

楽天ポイントを楽天市場内で使うと2~4%損をする

普段から楽天カードを使っている方は、貯まった楽天ポイントを使って楽天市場内で買い物すると損をします。

損をすると言うより、「還元率が減って本来もらえるポイントがもらえなくなる」と言ったほうが正確です。

楽天市場で買い物をすると、買い物金額に応じてポイントが還元されます。

誰にでもつく1%の還元率のほかにSPU(スーパーポイントアッププログラム)や各種キャンペーンといった条件によって還元率は加算されていきます。

そして、この還元率アップの条件の中に「楽天カードの利用」があります。

対象サービスと達成条件
≪画像元:楽天

通常の楽天カードで+2倍、ゴールドやプレミアムカード利用で+4倍還元率がアップします。

つまり、楽天カードユーザーはカードを使って楽天市場で買い物すると、通常還元率1%と合わせて常に3%~5%ポイントが還元される計算です。

商品を実質5%オフで買ええいるというわけです。

ところが、楽天ポイントを使用して買い物すると、このカード利用による還元率が消えて通常還元率1%しか適用されなくなります

筆者の購入画面

たとえばこの商品を楽天市場で買うとします。

5.5倍の還元率ですので、258ポイント

カードで買う場合には、筆者は「通常還元率+1倍」、「ゴールドカード+4倍」、「アプリ使用+0.5倍」で計5.5倍の還元率ですので、258ポイントもらえます

一方、貯まった楽天ポイントで買い物をした場合には、還元率が減少します。

貯まった楽天ポイントで買い物

このように「楽天ゴールドカード利用+4倍」がなくなり、わずか1.5倍の70ポイントしか獲得できません。

まったく同じ買い物でありながら支払い方法が違うだけで180ポイント(180円分)の損をすることになります。

楽天ポイントを使って商品を購入すると、通常の楽天カードユーザーは2%、楽天ゴールドカードやプレミアムカードユーザーは4%の損をします。

たとえば、10万ポイントを楽天市場内で使った場合には、楽天カード(2倍)なら2,000ポイント、ゴールドやプレミアム(4倍)なら4,000ポイントも損するわけです。

金額的にはそこまで大きくないかもしれませんが、単純に支払い方法が違うだけで損するとなるとちょっと気になりますよね。

このようにポイントを最大限もらうためには、楽天ポイントは楽天市場内で使わないほうがよいです。

貯まったポイントは楽天ペイやラクマで使うとお得

貯まった楽天ポイントは、楽天のキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」や楽天のフリマアプリ「ラクマ」で使用するほうがお得です。

楽天スーパーポイントを楽天ペイで使う

たとえば、楽天ペイでは、貯めた楽天ポイントをそのまま支払いに利用できます

利用できるお店が順次拡大中
≪画像元:楽天

使える場所はコンビニ、ドラッグストア、飲食店などと多岐にわたります。

いつでも最大1.5%還元
≪画像元:楽天

しかも、楽天ポイントで支払うと使ったポイントの1%が還元されます

※2020年8月時点の情報です。還元率は随時変更になる可能性があります

(1) 楽天市場はカードで支払う

(2) 貯まった楽天ポイントは楽天ペイで使う

たったこれだけで、楽天カードなら3%、ゴールドとプレミアムカードなら5%とポイントを多くもらえてしまいます

楽天スーパーポイントをラクマで使う

楽天ペイのほかに楽天のフリマアプリ、ラクマで使う方法もあります。

筆者のラクマの画面

楽天アカウントと連携させることで、ラクマでも貯めた楽天ポイントをそのまま支払いに利用できます。

ラクマでポイントを使用しても街での支払いのような1%還元があるわけではありません。

しかしながら、フリマアプリではさまざまなものを安く買えるので、うまく利用すれば3%~5%どころかもっと大きく得する可能性があります。

たとえば、先ほど筆者が還元率の例として出した商品を思い出してください。

筆者の購入画面

楽天市場だと送料無料で最安値は大体4,700円~4,800円でしたが、ラクマならタイミング次第でもっと安く買えます。

筆者個人のラクマの購入画面

ラクマでは送料込みで3,800円で売っている方がいたので、こちらで買えば楽天市場での購入より900円(約20%)安く買えるということです。

このように、楽天ポイントは楽天ペイやラクマで使用したほうがお得です。

面倒なことは一切なしで損しない

楽天カードユーザーは貯まった楽天ポイントを楽天市場内で使うと還元率が減ってしまうため、楽天ペイやラクマで使用するのがおすすめです。

楽天カードで支払いをすることによって最低でも2~4%のポイント還元を受けられ、楽天ポイントも使い方次第でさらに還元率が高まったり、安い買い物ができます。

今回の方法で得するポイント自体は微々たるものかもしれませんが、節約の多くはこういった小さいことの積み重ねです。

しかも、この方法は面倒なことは一切なしで「ポイントを使わずにいつも通りにカードで買う」だけです。

楽天ユーザーの方は、意識してみてください。(執筆者:せどりや投資も行うマルチな事業主 菊池 貴弘)

楽天市場で開催中のお得なキャンペーンを覗いてみましょう。

楽天SPUとは?

《菊池 貴弘》
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菊池 貴弘

菊池 貴弘

ブラック企業の会社員から、脱サラしフリーライターに。ライター業の傍ら、せどりや投資も行うマルチな事業主。記事は副業・投資・節約といったお金に関するジャンルがメインです。ややこしい、わかりにくい、でも絶対詳しくなりたい。そんなお金に関する情報をできる限りわかりやすく皆さんにお伝えします。 寄稿者にメッセージを送る

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