少しでも機械いじりが好きなら、修理可能なプリンターを使ったせどりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
「具体的な収入目安を知りたい」
ジャンクプリンター仕入れについて興味を持った際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「ジャンクプリンターせどりのやり方と収入の目安」についてまとめました。
初心者でも挑戦可能ですので、ぜひ参考にしてください。
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目次
ジャンクプリンターの修理は難しくない
ジャンクプリンターはリサイクルショップのジャンク(故障)コーナーに置いてあるプリンターで、そのままでは使用できません。
修理と聞けばハードルも高く感じられ、一般人は仕入れようとも思わない部分が狙い目です。
また手間をかけると使えるようになるため、環境にも良い点が大きなメリットと言えます。
ポイントを押さえれば初心者でも可能
仕入れの際は、商品状態を表したコメントを確認してください。
ポイントは以下の3点です。
2. インク切れやインクのかすれ
3. できればキヤノンのプリンター
印字ができるけどインクが途中で切れ・かすれや薄いものは、プリンターのヘッドを洗浄すると治る可能性がとても高いです。
中でもキヤノンのプリンターはヘッドが容易に外せるため、初心者でも取り組みやすいメーカーでしょう。
ヘッドの洗浄方法
ヘッドを取り外し、お湯でまるごとヘッドを洗います。
中に残っているインクがなくなるまで、洗い流すと良いです。
あまりヘッドが汚れていなければぬるま湯に漬け込み、1日置いて乾燥させてから組み込むだけでノズルチェックがキレイになる場合もあります。
よりキレイにする場合、プリンター目詰まり対応の洗浄液を使用してください。
Amazonなどで販売されています。
主にヘッドにこびりついたインクが悪さをしているので、お湯で洗浄してから洗浄液で溶解の工程を通すと目詰まりが解消しやすいです。
収益はどれくらいになるか
仕入れ時にどれくらいの価格で仕入れられるか、販売価格や商品状態もさまざまなので明確にするのは難しいです。
しかし筆者の経験では500円ほどで仕入れたプリンターが5,800円で売れたり、1,200円で仕入れたものが3,900円で売れたりしました。
ライバルも少なく、仕入れも安定的なので筆者はジャンクプリンターのせどりだけで月3万~5万円の副収入を得られています。
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ジャンクプリンター仕入れの注意点
ジャンクプリンターを修理する際は、「直せないと価値は上がらない」ことを念頭に置いて仕入れましょう。
よくジャンク品に書かれているコメントを確認し、
・ 電源が入る状態
・ ヘッドの清掃で直りそうな商品
上記の状態を中心に仕入れると良いです。
直せない商品を仕入れてしまうと販売が難しくなるため、注意しなくてはなりません。
そのため最初は文字のかすれが起きているプリンターを中心に仕入れて、清掃するところから始めてみてください。
数をこなすと修理する技術もあがり、仕入れの幅も広がります。
プリンターの梱包や送料について
プリンターは商品によって大きさが変わり、梱包サイズも変動するため注意が必要です。
60サイズ(2kgまで):600円
80サイズ(5kgまで):700円
100サイズ(10kgまで):900円
120サイズ(15kgまで):1,000円
140サイズ(20kgまで):1,200円
160サイズ(25kgまで):1,500円
商品を送る際は箱代を節約するため、スーパーで廃棄する箱を使うか家電製品が入っていた箱を代用しましょう。
梱包材は節約しすぎると商品発送時に破損する可能性があり、到着時にクレームへつながる可能性も高いです。
詳しくは下記の記事も参考にしてください。
初心者でも取り組みやすい
プリンターの修理と言っても、インクヘッドを外して洗うだけです。
機械の分解を少しでもやったことがある人は、全く難しくありません。
1台だけでも挑戦してみると勝手がわかるので、ぜひジャンク品を仕入れて洗浄に挑戦してみてください。(執筆者:奥泉 望)